IN-EX検査法は腸骨のPSISの内方、外方への動きを検査する方法です。
正常な腸骨のPSISは股関節を内外旋させた際にわずかに動きます。
勿論、動くといってもわずか数ミリしか動くことはありませんし、一見するとほとんど動いているように思えないかもしれません。
しかし、このわずかな動きが出来ることで仙腸関節は正常に機能するのです。

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(写真1)ファーストポジション

  • 患者さんに患側の膝関節を90°に屈曲するように命じます。
  • 検者は患者さんの患側に立ち、上方手の拇指でPSIS内方にコンタクトし、下方手で患側下肢を支えます。

PSIS

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(写真2)セカンドポジション

  • PSISにコンタクトしたまま、股関節の内旋あるいは外旋を行います。
    そのままエンドフィールド(動きが出来なくなるポイント)よりもさらに5cm程度押します。(ゆらす)
  • これらの動きを行った際、PSISが滑らかに動いていれば問題はない。

PSIS1

股関節の内旋を行った際、PSISが外方(青色)向かって動き(EX)、股関節の外旋を行った際、PSISが内方(赤色)に向かって動くのが(IN)正常ですが仙腸関節に問題があるとこれらの動きが制限されてしまいます。

(参考)
PSISがEXに変位が強い場合は同側の腹斜筋が強く(ショートサイド) 梨状筋、中殿筋が弱い(ロングサイド)傾向にあります。
PSISがINに変位が強い場合は同側の腹斜筋が弱く(ロングサイド) 中殿筋、梨状筋が強い(ショートサイド)傾向にあります。

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