足根骨(そっこんこつ)

英語名称

tarsals(ターサルズ)

解説

下腿からつながり、足裏および足甲を形成する七個の短骨のことで総称して足根骨(そっこんこつ)と言います。写真の青色の線をリスフラン関節(足根中足関節)、紫色の線をショパール関節(横足根関節)といいます。

また、脛骨、腓骨とでは距腿関節(足関節)を構成しています。
近位列は距骨、踵骨という大きめな骨が並び、中間には舟状骨(しゅうじょうこつ)、遠位列には三個の楔状骨(けつじょうこつ)、立方骨が並びます。
足裏には三つのアーチがあり、土踏まずとしても知られる内側縦足弓(ないそくじゅうそくきゅう)及び外側縦足弓(がいそくじゅうそくきゅう)、横足弓(おうそくきゅう)が足底から伝わる衝撃を干渉します。
これらのアーチ形成が不全だとランニングは勿論、ウォーキングなどでも足裏にストレスがかかりすぎて、最悪の場合、足底筋膜炎(そくていきんまくえん)やアキレス腱炎になってしまうこともあります。

主に起始する筋肉

短母趾屈筋短趾屈筋足底方形筋短母趾伸筋短趾伸筋母趾内転筋(斜頭)、母趾外転筋小趾外転筋

主に停止する筋肉

ヒラメ筋腓腹筋後脛骨筋足底筋前脛骨筋長腓骨筋

主に構成する関節

リスフラン関節(足根中足関節)、ショパール関節(横足根関節)、距腿関節(足関節)

主な傷害

足底筋膜炎、アキレス腱炎






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当サイトの編集長の佐藤伸一(さとうしんいち)です。
都内でトレーナーとして約20年活動し、その後、カイロプラクターとして約10年活動していました。
現在はフリーランスで活動していて主に健康や運動に関する情報を発信しています。

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