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	<title>半月板 &#8211; 骨と関節の仕組み</title>
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	<item>
		<title>引き出しテスト：後方（Drawer test-knee:PA）とは｜後十字靭帯の損傷を調べる膝の検査の方法と骨・関節の仕組みを徹底解説</title>
		<link>https://balance-conditioning.net/drawer-test-knee2/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[編集長]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 08 Oct 2017 01:24:38 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[整形外科学検査法]]></category>
		<category><![CDATA[半月板]]></category>
		<category><![CDATA[後十字靭帯]]></category>
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					<description><![CDATA[目的 引き出しテストの後方パターン（後方引き出しテスト）は、下腿部を後方に押して、後十字靭帯（こうじゅうじじんたい／PCL）が損傷しているかどうかを調べる検査方法です。 通常、このテストを行っても下腿部が後方へ大きく滑る [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<h3 class="news_headline2">目的</h3>
<p>引き出しテストの後方パターン（後方引き出しテスト）は、下腿部を後方に押して、後十字靭帯（こうじゅうじじんたい／PCL）が損傷しているかどうかを調べる検査方法です。</p>
<p>通常、このテストを行っても下腿部が後方へ大きく滑ることはありません（厳密にいうと、わずかには動きます）が、後十字靭帯を損傷している場合は、脛骨が後方へと大きくずれます。一般に、脛骨が健側と比べて5〜6mm以上後方に滑った場合は陽性反応とみなし、後十字靭帯の損傷・断裂を疑います。</p>
<p>なお、後十字靭帯は、膝を曲げた状態で すねの前面を強くぶつけたとき（交通事故でダッシュボードに膝を打つ「ダッシュボード損傷」や、スポーツで膝を地面に打ちつけたときなど）に、脛骨が後方へ押し込まれることで損傷しやすい靭帯です。</p>
<h3 class="news_headline2">実施方法</h3>
<p>1. 患者さんを仰臥位（あおむけ）にさせます。<br />
2. 検者は患者さんの患側の下腿部を両手で包み込むように把握します。このとき、患者さんの股関節を45°程度、膝関節を90°程度に屈曲させておきます（前方引き出しテストと同じ肢位です）。</p>
<p><img fetchpriority="high" decoding="async" style="display:block; max-width:100%; height:auto; margin:0 0 8px 0;" src="https://balance-conditioning.net/wp-content/uploads/2017/10/drawer_test_knee2.jpg" alt="引き出しテスト：後方(Drawer test-knee)" width="660" height="350" /><br />
引き出しテスト:後方(Drawer test-knee :PA)</p>
<p>3. 検者は患者さんの患側の足部を固定しておきます。固定の仕方は様々ですが、検者の膝頭などで患者さんの足部を軽く押さえる方法などがあります（もちろん、患者さんが痛がらないよう十分に気をつけます）。<br />
4. 検者は下腿部（脛骨の上端あたり）を、矢印の方向（後方）へゆっくりと押し込みます。<br />
5. このとき検者は、目視と触診で脛骨の滑り具合（後方への移動量）を確認します。<br />
6. 同様に、反対側（健側）の膝関節も実施し、左右を比較します。</p>
<h3 class="news_headline2">結果の評価</h3>
<p>このテストで患者さんが痛みを訴えたり、健側と比べて下腿部（脛骨）が後方に6mm以上滑った場合は陽性反応とみなし、後十字靭帯の損傷・断裂を疑います。左右差を比較することが大切です。</p>
<h3 class="news_headline2">参考</h3>
<p><img decoding="async" style="display:block; max-width:100%; height:auto; margin:0 0 8px 0;" src="https://balance-conditioning.net/wp-content/uploads/2017/10/hiza-300x246-300x246.png" alt="膝関節の構造" width="300" height="246" /><br />
膝関節の構造</p>
<p>陽性反応が出現し、かつ、下腿部が6mm以上後方に大きく滑るような場合は、後十字靭帯の損傷だけでなく、斜膝窩靭帯（しゃしっかじんたい）や弓状膝窩靭帯（きゅうじょうしっかじんたい）など、膝の後ろ〜後外側を支える靭帯（後外側支持機構）の損傷・断裂も合併している可能性が疑われます。</p>
<h3 class="news_headline2">前十字靭帯（ACL）との違い・見分け方</h3>
<p>膝の十字靭帯には、前十字靭帯（ACL）と後十字靭帯（PCL）の2つがあり、膝の中で交差して、すねの骨（脛骨）が前後にずれないよう安定させています。前十字靭帯は脛骨が前へずれるのを防ぎ、後十字靭帯は脛骨が後ろへずれるのを防いでいます。</p>
<p>引き出しテストは、同じ膝90°屈曲の肢位で、下腿を「前に引けば」前十字靭帯（前方引き出しテスト）、「後ろに押せば」後十字靭帯（後方引き出しテスト）を調べられます。注意したいのは、後十字靭帯が損傷していると、もともと脛骨が後方に落ち込んでいるため、そこから前に引くと「前にずれた」ように感じて前十字靭帯損傷と紛らわしいことがある点です。そのため、検査の前に左右の脛骨の位置（落ち込みがないか）を見比べることも大切です。これらの徒手検査はあくまで補助的なものなので、確定診断にはMRIなどの画像検査が必要です。膝に強い力が加わった後、膝の不安定感や痛み・腫れが続く場合は、自己判断せず整形外科などの医療機関を受診しましょう。</p>
<h2 class="news_headline2">後方引き出しテストのまとめ</h2>
<p>膝の後方引き出しテストは、膝を90°ほど曲げて下腿を後方へ押し、後十字靭帯（PCL）の損傷・断裂を調べる徒手検査です。健側と比べて脛骨が後方へ6mm以上滑れば陽性で、強く滑る場合は後外側支持機構の合併損傷も疑われます。前十字靭帯を調べる前方引き出しと対をなし、左右差の比較が重要です。確定診断には画像検査が必要なので、膝の不安定感や痛みが続く場合は医療機関の受診をおすすめします。</p>
<h2 class="news_headline2">参考文献・出典</h2>
<p>・日本整形外科学会「膝靭帯損傷」<a href="https://www.joa.or.jp/" target="_blank" rel="noopener">https://www.joa.or.jp/</a></p>
<p>・厚生労働省 e-ヘルスネット<a href="https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/" target="_blank" rel="noopener">https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/</a></p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>引き出しテスト：前方（Drawer test-knee:AP）とは｜前十字靭帯の損傷を調べる膝の検査の方法と骨・関節の仕組みを徹底解説</title>
		<link>https://balance-conditioning.net/drawer_test_knee1/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[編集長]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 08 Oct 2017 01:21:57 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[整形外科学検査法]]></category>
		<category><![CDATA[前十字靭帯]]></category>
		<category><![CDATA[半月板]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://balance-conditioning.net/?p=2848</guid>

					<description><![CDATA[目的 引き出しテストの前方パターン（前方引き出しテスト）は、下腿部を前方に引っ張って、前十字靭帯（ぜんじゅうじじんたい／ACL）が損傷しているかどうかを調べる検査方法です。 通常、このテストを行っても下腿部が前方へ大きく [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<h3 class="news_headline2">目的</h3>
<p>引き出しテストの前方パターン（前方引き出しテスト）は、下腿部を前方に引っ張って、前十字靭帯（ぜんじゅうじじんたい／ACL）が損傷しているかどうかを調べる検査方法です。</p>
<p>通常、このテストを行っても下腿部が前方へ大きく滑ることはありません（厳密にいうと、わずかには動きます）が、前十字靭帯を損傷している場合は、脛骨が前方へと大きくずれます。一般に、脛骨が健側と比べて5〜6mm以上前方に滑った場合は陽性反応とみなし、前十字靭帯の損傷・断裂を疑います。ただし、仮に前十字靭帯を損傷していても、関節包などがその動きを制限し、はっきり滑らないこともあります。</p>
<p>なお、前十字靭帯は、ジャンプの着地や急な方向転換（カッティング動作）、急停止などの際に、膝をひねって損傷することが多い靭帯です。多くは相手と接触しない「非接触型」で受傷し、スポーツ中に「ブチッ」という断裂音とともに受傷することもあります。</p>
<h3 class="news_headline2">実施方法</h3>
<p>1. 患者さんを仰臥位（あおむけ）にさせます。<br />
2. 検者は患者さんの患側の下腿部を両手で包み込むように把握します。このとき、患者さんの<a href="https://balance-conditioning.net/hip_joint/">股関節</a>を45°程度、<a href="https://balance-conditioning.net/knee_joint/" target="_blank" rel="noopener">膝関節</a>を90°程度に屈曲させておきます（後方引き出しテストと同じ肢位です）。</p>
<p><img decoding="async" style="display:block; max-width:100%; height:auto; margin:0 0 8px 0;" src="https://balance-conditioning.net/wp-content/uploads/2017/10/drawer_test_knee.jpg" alt="引き出しテスト：前方(Drawer test-knee)" width="660" height="350" /><br />
引き出しテスト:前方(Drawer test-knee :AP)</p>
<p>3. 検者は患者さんの患側の足部を固定しておきます。固定の仕方は様々ですが、検者の膝頭などで患者さんの足部を軽く押さえる方法などがあります（もちろん、患者さんが痛がらないよう十分に気をつけます）。<br />
4. 検者は下腿部（脛骨の上端あたり）を、矢印の方向（前方）へゆっくりと引っ張ります。<br />
5. このとき検者は、目視と触診で脛骨の滑り具合（前方への移動量）を確認します。<br />
6. 同様に、反対側（健側）の膝関節も実施し、左右を比較します。</p>
<h3 class="news_headline2">結果の評価</h3>
<p>このテストで患者さんが痛みを訴えたり、健側と比べて下腿部（脛骨）が前方に5〜6mm以上滑った場合は陽性反応とみなし、前十字靭帯の損傷・断裂を疑います。ただし、前十字靭帯を損傷していても、後外側や後内側の関節包などがその動きを制限し、滑りがはっきり出ないこともあります。左右差を比較することが大切です。</p>
<h3 class="news_headline2">参考</h3>
<p><img loading="lazy" decoding="async" style="display:block; max-width:100%; height:auto; margin:0 0 8px 0;" src="https://balance-conditioning.net/wp-content/uploads/2017/10/hiza-300x246-300x246.png" alt="膝関節の構造" width="300" height="246" /><br />
膝関節の構造</p>
<p>仮に引き出しテストを行って陽性反応が現れなかったとしても、損傷した内側半月板が引っかかって下腿部の動きが制限され、結果的に滑りが出にくくなっていることもあります。また、テスト中に「ピシッ」というようなクリック音がした場合は、前十字靭帯の損傷だけでなく、半月板の損傷・断裂も合併している可能性が疑われます。前十字靭帯損傷では、半月板損傷や内側側副靭帯損傷を合併することが多いことが知られています。</p>
<h3 class="news_headline2">後十字靭帯（PCL）との違い・他の検査との関係</h3>
<p>膝の十字靭帯には、前十字靭帯（ACL）と後十字靭帯（PCL）の2つがあり、膝の中で交差して、すねの骨（脛骨）が前後にずれないよう安定させています。前十字靭帯は脛骨が前へずれるのを防ぎ、後十字靭帯は後ろへずれるのを防いでいます。引き出しテストは同じ膝90°屈曲の肢位で、下腿を「前に引けば」前十字靭帯、「後ろに押せば」後十字靭帯を調べられます。</p>
<p>なお、前十字靭帯の損傷を調べる検査としては、この前方引き出しテストのほかに「ラックマンテスト」（膝を20〜30°ほど軽く曲げて脛骨を前に引く）があり、こちらの方が感度が高い（受傷直後でも検出しやすい）とされています。実際の診療では、これらの徒手検査を組み合わせ、さらにMRIなどの画像検査で確定診断を行います。膝をひねった後に強い腫れ（関節血腫）や不安定感、痛みが続く場合は、自己判断でスポーツを続けず、整形外科などの医療機関を受診することが大切です。</p>
<h2 class="news_headline2">前方引き出しテストのまとめ</h2>
<p>膝の前方引き出しテストは、膝を90°ほど曲げて下腿を前方へ引き、前十字靭帯（ACL）の損傷・断裂を調べる徒手検査です。健側と比べて脛骨が前方へ5〜6mm以上滑れば陽性で、クリック音があれば半月板損傷の合併も疑われます。後十字靭帯を調べる後方引き出しと対をなし、感度の高いラックマンテストや画像検査と組み合わせて診断します。膝の不安定感や腫れが続く場合は、医療機関の受診をおすすめします。</p>
<h2 class="news_headline2">参考文献・出典</h2>
<p>・日本整形外科学会「膝前十字靭帯損傷」<a href="https://www.joa.or.jp/" target="_blank" rel="noopener">https://www.joa.or.jp/</a></p>
<p>・厚生労働省 e-ヘルスネット<a href="https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/" target="_blank" rel="noopener">https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/</a></p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>外側側副靭帯ストレステスト：膝（Lateral collateral ligament stress test）とは｜内反ストレスで膝の靭帯損傷を調べる検査の方法と骨・関節の仕組みを徹底解説</title>
		<link>https://balance-conditioning.net/lateral_collateral_ligament_stresstest_knee/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[編集長]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 06 Oct 2017 23:46:57 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[整形外科学検査法]]></category>
		<category><![CDATA[半月板]]></category>
		<category><![CDATA[外側側副靭帯]]></category>
		<category><![CDATA[腸脛靭帯]]></category>
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					<description><![CDATA[目的 側副靭帯ストレステストの内反パターン（内反ストレステスト）は、膝関節を内反させる方向（膝の内側から外側に向かって押す）にストレスをかけることで、膝関節の外側側副靭帯（がいそくそくふくじんたい／LCL）や腸脛靭帯（ち [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<h3 class="news_headline2">目的</h3>
<p>側副靭帯ストレステストの内反パターン（内反ストレステスト）は、膝関節を内反させる方向（膝の内側から外側に向かって押す）にストレスをかけることで、膝関節の外側側副靭帯（がいそくそくふくじんたい／LCL）や腸脛靭帯（ちょうけいじんたい）が損傷しているかどうかを調べる検査方法です。</p>
<p><a href="https://balance-conditioning.net/knee_joint/">膝関節</a>の周辺には、外側側副靭帯だけでなく、内側側副靭帯、前十字靭帯、後十字靭帯、膝蓋靭帯、腸脛靭帯などの靭帯が存在し、これらが膝関節の安定性を保っています。このテストで陽性反応が出た場合、外側側副靭帯および腸脛靭帯の損傷が疑われます。</p>
<h3 class="news_headline2">実施方法</h3>
<p>1. 患者さんを仰臥位（あおむけ）にさせます。<br />
2. 検者は患者さんの健側（調べる足の反対側）に立ちます。<br />
3. 検者は下方の手で患者さんの患側の踵（かかと）を包み込むように把握し、足をベッドから軽く浮かせます。このとき、膝関節を20〜30°くらい軽く曲げた状態にします。<br />
4. 検者は上方の手を患者さんの膝関節の内側（関節裂隙＝大腿骨と脛骨の間あたり）に当て、外側へ向かって軽く圧を加えます。<br />
5. それと同時に、下方の手で下腿部（足首側）を内方（手前側）へ引き、膝に内反ストレスをかけます。<br />
6. 同様に、反対側（健側）の膝関節も実施し、左右を比較します。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" style="display:block; max-width:100%; height:auto; margin:0 0 8px 0;" src="https://balance-conditioning.net/wp-content/uploads/2017/10/ligament_stress_test_knee_2.jpg" alt="外側側副靭帯ストレステスト（内反）" width="660" height="350" /><br />
側副靭帯ストレステスト:内反<br />(Collateral ligament stress test :Varum)</p>
<p>※軽度屈曲位（20〜30°）に加え、膝を伸ばした伸展位（0°）でも行うことがあります。伸展位でも外側が開く場合は、靭帯損傷がより重度で、後十字靭帯や後外側支持機構の合併損傷も疑われます。</p>
<h3 class="news_headline2">結果の評価</h3>
<p>このテストにより、関節裂隙（かんせつれつげき＝大腿骨と脛骨の間）の外側に隙間が生じたり（これを「ギャッピング」といいます）、患者さんが痛みを訴えたりするようなら、外側側副靭帯の損傷・断裂や、腸脛靭帯の損傷が疑われます。健側と比べてどの程度開くかを比較することが大切です。</p>
<p>また、外側が大きく開く場合は、前十字靭帯、後十字靭帯、後外側の関節包、弓状膝窩靭帯、大腿二頭筋の腱などの損傷が合併している可能性も疑われます。</p>
<p>一方、痛みを伴わずに緩い場合は、過去のケガやこれまでの生活習慣などにより、外側側副靭帯がもともと緩くなっていることが考えられます。関節が緩くなると、それがもとで関節が変形してしまったり、ちょっとしたことで大きなケガをしたりする可能性もあります。</p>
<h3 class="news_headline2">参考</h3>
<p><img loading="lazy" decoding="async" style="display:block; max-width:100%; height:auto; margin:0 0 8px 0;" src="https://balance-conditioning.net/wp-content/uploads/2017/10/knee-300x214.png" alt="膝関節の構造" width="300" height="214" /><br />
膝関節の構造</p>
<p>膝関節は、脛骨の上関節面に大腿骨が乗っただけの、構造的に不安定な関節です。そのため膝関節の周辺には複数の靭帯や軟骨（半月板）が存在し、さらに膝関節を覆うように関節包（かんせつほう）があり、その内部は滑液（かつえき）で満たされて、膝の安定性となめらかな動きを保っています。</p>
<h3 class="news_headline2">内側側副靭帯との違い・どう傷めるのか</h3>
<p>膝の左右には、内側側副靭帯（MCL）と外側側副靭帯（LCL）があり、膝が横方向にグラつかないように支えています。内側側副靭帯は膝が外側に折れる（外反する）のを防ぎ、外側側副靭帯は膝が内側に折れる（内反する）のを防いでいます。そのため、調べたい靭帯によってかけるストレスの向きが逆になります。外側側副靭帯を調べるこの検査では、膝を内反させるストレスをかけて外側の靭帯が引き伸ばされるかをみます。</p>
<p>外側側副靭帯の損傷は、膝の外側から内側へ強い力が加わったとき（膝の内側に向かって倒れ込むような力）に起こります。ただし、外側側副靭帯の単独損傷は比較的まれで、強い外力では後十字靭帯や後外側の支持組織を含めた複合的な損傷になることも少なくありません。膝の外側のグラつきや痛み、不安定感が続く場合は、自己判断せず、整形外科などの医療機関を受診し、必要に応じてMRIなどの画像検査を受けることが大切です。</p>
<h2 class="news_headline2">外側側副靭帯ストレステストのまとめ</h2>
<p>外側側副靭帯ストレステスト（内反ストレステスト）は、膝に内反ストレスを加えて、外側の関節裂隙の開き（ギャッピング）や痛みから、外側側副靭帯・腸脛靭帯の損傷を調べる徒手検査です。健側と比べて外側が大きく開けば陽性で、伸展位でも開く場合は十字靭帯や後外側支持機構の合併損傷も疑われます。膝の外側のグラつきや痛みが続く場合は、医療機関の受診をおすすめします。</p>
<h2 class="news_headline2">参考文献・出典</h2>
<p>・日本整形外科学会「膝靭帯損傷」<a href="https://www.joa.or.jp/" target="_blank" rel="noopener">https://www.joa.or.jp/</a></p>
<p>・厚生労働省 e-ヘルスネット<a href="https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/" target="_blank" rel="noopener">https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/</a></p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>内側側副靭帯ストレステスト：膝（Medial collateral ligament stress test）とは｜外反ストレスで膝の靭帯損傷を調べる検査の方法と骨・関節の仕組みを徹底解説</title>
		<link>https://balance-conditioning.net/medial_collateral_ligament_stresstest_knee/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[編集長]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 06 Oct 2017 23:44:04 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[整形外科学検査法]]></category>
		<category><![CDATA[半月板]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://balance-conditioning.net/?p=2836</guid>

					<description><![CDATA[目的 側副靭帯ストレステストの外反パターン（外反ストレステスト）は、膝関節を外反させる方向（膝の外側から内側に向かって押す）にストレスをかけることで、膝関節の内側側副靭帯（ないそくそくふくじんたい／MCL）が損傷している [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<h3 class="news_headline2">目的</h3>
<p>側副靭帯ストレステストの外反パターン（外反ストレステスト）は、膝関節を外反させる方向（膝の外側から内側に向かって押す）にストレスをかけることで、膝関節の内側側副靭帯（ないそくそくふくじんたい／MCL）が損傷しているかどうかを調べる検査方法です。</p>
<p><a href="https://balance-conditioning.net/knee_joint/">膝関節</a>の周辺には、内側側副靭帯だけでなく、外側側副靭帯、前十字靭帯、後十字靭帯、膝蓋靭帯、腸脛靭帯などの靭帯が存在し、これらが膝関節の安定性を保っています。このテストで陽性反応が出た場合、内側側副靭帯の損傷が疑われます。</p>
<h3 class="news_headline2">実施方法</h3>
<p>1. 患者さんを仰臥位（あおむけ）にさせます。<br />
2. 検者は患者さんの患側に立ちます。<br />
3. 検者は下方の手で患者さんの患側の踵（かかと）を包み込むように把握し、足をベッドから軽く浮かせます。このとき、膝関節を20〜30°くらい軽く曲げた状態にします。<br />
4. 検者は上方の手を患者さんの膝関節の外側（関節裂隙＝大腿骨と脛骨の間あたり）に当て、内側へ向かって軽く圧を加えます。<br />
5. それと同時に、下方の手で下腿部（足首側）を外方（手前側）へ引き、膝に外反ストレスをかけます。<br />
6. 同様に、反対側（健側）の膝関節も実施し、左右を比較します。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" style="display:block; max-width:100%; height:auto; margin:0 0 8px 0;" src="https://balance-conditioning.net/wp-content/uploads/2017/10/ligament_stress_test_knee_1.jpg" alt="内側側副靭帯ストレステスト（外反）" width="660" height="350" /><br />
内側側副靭帯ストレステスト:膝<br />(Collateral ligament stress test :Valgus)</p>
<p>※軽度屈曲位（20〜30°）に加え、膝を伸ばした伸展位（0°）でも行うことがあります。伸展位でも内側が開く場合は、靭帯損傷がより重度で、十字靭帯などの合併損傷も疑われます。</p>
<h3 class="news_headline2">結果の評価</h3>
<p>このテストにより、関節裂隙（かんせつれつげき＝大腿骨と脛骨の間）の内側に隙間が生じたり（これを「ギャッピング」といいます）、患者さんが痛みを訴えたりするようなら、内側側副靭帯の損傷・断裂が疑われます。健側と比べてどの程度開くかを比較することが大切です。</p>
<p>一方、痛みを伴わずに緩い場合は、過去のケガやこれまでの生活習慣などにより、内側側副靭帯がもともと緩くなっていることが考えられます。関節が緩くなると、それがもとで関節が変形してしまったり、ちょっとしたことで大きなケガをしたりする可能性もあります。</p>
<h3 class="news_headline2">参考</h3>
<p><img loading="lazy" decoding="async" style="display:block; max-width:100%; height:auto; margin:0 0 8px 0;" src="https://balance-conditioning.net/wp-content/uploads/2017/10/hiza-300x246-300x246.png" alt="膝関節の構造" width="300" height="246" /><br />
膝関節の構造</p>
<p>内側側副靭帯の単独での損傷は、比較的珍しいケースかもしれません。というのも、<a href="https://balance-conditioning.net/femur/">大腿骨</a>と<a href="https://balance-conditioning.net/tibia/">脛骨</a>の間には半月板があり、内側側副靭帯は内側の半月板とつながっているからです。そのため、内側側副靭帯が損傷すると、内側半月板も一緒に損傷することが多いようです。</p>
<h3 class="news_headline2">「不幸の三徴」と外側側副靭帯との違い</h3>
<p>内側側副靭帯（MCL）は、膝の左右のグラつきを防ぐ靭帯のうち、膝が外側に折れる（外反する）のを防ぐ役割を担っています。一方、外側にある外側側副靭帯（LCL）は、膝が内側に折れる（内反する）のを防ぎます。そのため、調べたい靭帯によってかけるストレスの向きが逆になり、内側側副靭帯を調べるこの検査では、膝を外反させるストレスをかけます。</p>
<p>内側側副靭帯は、膝の外側から内側へ強い力が加わったとき（サッカーやラグビーで膝の外側にタックルを受ける、スキーで転倒するなど）に損傷しやすく、スポーツで最も多い膝の靭帯損傷の一つです。さらに強い外力では、内側側副靭帯・内側半月板・前十字靭帯の3つを同時に損傷することがあり、これは「不幸の三徴（アンハッピートライアド）」と呼ばれます。膝の内側の痛み・グラつき・不安定感が続く場合は、半月板や十字靭帯の損傷を合併していることもあるため、自己判断せず、整形外科などの医療機関を受診し、必要に応じてMRIなどの画像検査を受けることが大切です。</p>
<h2 class="news_headline2">内側側副靭帯ストレステストのまとめ</h2>
<p>内側側副靭帯ストレステスト（外反ストレステスト）は、膝に外反ストレスを加えて、内側の関節裂隙の開き（ギャッピング）や痛みから、内側側副靭帯の損傷を調べる徒手検査です。健側と比べて内側が大きく開けば陽性となります。内側側副靭帯は内側半月板とつながっているため合併損傷が多く、前十字靭帯も含めた「不幸の三徴」になることもあります。膝の内側の痛みやグラつきが続く場合は、医療機関の受診をおすすめします。</p>
<h2 class="news_headline2">参考文献・出典</h2>
<p>・日本整形外科学会「膝靭帯損傷」<a href="https://www.joa.or.jp/" target="_blank" rel="noopener">https://www.joa.or.jp/</a></p>
<p>・厚生労働省 e-ヘルスネット<a href="https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/" target="_blank" rel="noopener">https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/</a></p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>マックマレーテスト（McMurray&#8217;s test）とは｜膝の半月板損傷を調べる検査の方法と内側・外側の見分け方を徹底解説</title>
		<link>https://balance-conditioning.net/mcmurray_test/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[編集長]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 06 Oct 2017 23:33:16 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[整形外科学検査法]]></category>
		<category><![CDATA[半月板]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://balance-conditioning.net/?p=2833</guid>

					<description><![CDATA[目的 マックマレーテスト（McMurray&#8217;s test）は、アプレー圧迫テストと同様に、大腿骨と脛骨の間にある半月板（はんげつばん）が損傷しているかどうかを調べる検査方法です。 半月板は、『歩く』『走る』『 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<h3 class="news_headline2">目的</h3>
<p>マックマレーテスト（McMurray&#8217;s test）は、<a href="https://balance-conditioning.net/apleys_compression_test/">アプレー圧迫テスト</a>と同様に、大腿骨と脛骨の間にある半月板（はんげつばん）が損傷しているかどうかを調べる検査方法です。</p>
<p>半月板は、『歩く』『走る』『ジャンプする』といった運動動作を行う際に、膝関節にかかる衝撃を和らげるクッションのような働きを持っています。また、膝関節を安定させ、屈曲・伸展動作をスムーズに行ううえでもとても重要な役割を果たしている軟骨組織です。このテストで陽性反応が出た場合、半月板の損傷・断裂が疑われます。なお、このテストはイギリスの整形外科医トーマス・マックマレーによって考案されました。</p>
<h3 class="news_headline2">実施方法</h3>
<p>1. 患者さんを仰臥位（あおむけ）にさせます。<br />
2. 検者は患者さんの患側に立ち、患者さんの患側下肢の股関節および膝関節を屈曲させます（できるだけ深く曲げます）。<br />
3. このとき検者は、一方の手で患者さんの踵（かかと／足底）を包み込むように把握し、もう一方の手の母指（親指）・示指（人差し指）・中指を使って、患者さんの膝関節の関節裂隙（かんせつれつげき＝大腿骨と脛骨の間）に指先を当てます。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" style="display:block; max-width:100%; height:auto; margin:0 0 8px 0;" src="https://balance-conditioning.net/wp-content/uploads/2017/10/mcmurray_test.jpg" alt="マックマレーテスト（半月板の検査）" width="660" height="350" /><br />
マックマレーテスト(McMurray&#8217;s test) <br />※写真は外旋動作</p>
<p>4. 検者は患者さんの下腿部を外旋（外側に捻る）させながら、ゆっくりと膝関節の屈曲・伸展動作を何度か繰り返します（内側半月板を調べます）。<br />
5. 続いて今度は、下腿部を内旋（内側に捻る）させながら、ゆっくりと膝関節の屈曲・伸展動作を何度か繰り返します（外側半月板を調べます）。<br />
6. 同様に、反対側（健側）の膝関節も実施し、左右を比較します。</p>
<h3 class="news_headline2">結果の評価</h3>
<p>下腿部を外旋させたまま膝関節を伸展させた際に、患者さんが関節裂隙の内側に痛みを訴えたり、クリック音（パキッ、コクッなど）がしたりした場合は、内側の半月板の損傷・断裂が疑われます。</p>
<p>また、下腿部を内旋させたまま膝関節を伸展させた際に、関節裂隙の外側に痛みを訴えたり、クリック音がしたりした場合は、外側の半月板の損傷・断裂が疑われます。</p>
<p>先に紹介した<a href="https://balance-conditioning.net/apleys_compression_test/">アプレーテスト</a>とこのマックマレーテストの両方で陽性反応が出た場合は、半月板損傷の可能性がより高くなります。ただし、これらの徒手検査だけで確定できるわけではないため、痛みやクリック・引っかかりが続く場合は、早めに医療機関を受診し、MRIなどの画像検査を受けることをお勧めします。</p>
<h3 class="news_headline2">参考</h3>
<p><img loading="lazy" decoding="async" style="display:block; max-width:100%; height:auto; margin:0 0 8px 0;" src="https://balance-conditioning.net/wp-content/uploads/2017/10/hiza-300x246-300x246.png" alt="膝関節の構造" width="300" height="246" /><br />
膝関節の構造</p>
<p>半月板は、膝関節の中央部を通る靭帯（前十字靭帯・後十字靭帯）によって、内側と外側に2つに分けられています。このうち内側の半月板は、関節包を介して内側側副靭帯や<a href="https://muscle-guide.info/semimembranosus.html" target="_blank" rel="noopener">半膜様筋</a>とつながっているため可動性が小さいという特徴があり、体重がかかった状態で膝をひねる動きをしたときに痛めやすく、内側側副靭帯（ないそくそくふくじんたい）や前十字靭帯（ぜんじゅうじじんたい）の損傷をともなうことが多い場所として知られています。</p>
<h3 class="news_headline2">なぜひねると半月板の損傷がわかるのか</h3>
<p>マックマレーテストでひねり（回旋）を加えるのには理由があります。半月板は大腿骨と脛骨の間に挟まっているため、膝を曲げてひねると、傷んだ半月板の断裂部分が大腿骨と脛骨の間に挟み込まれたり、引っかかったりします。その状態で膝を伸ばしていくと、挟まった半月板が「コクッ」と外れたり擦れたりして、クリック音や痛みとして現れるのです。</p>
<p>外旋（外側にひねる）と内側半月板に、内旋（内側にひねる）と外側半月板にストレスがかかるため、どちらの肢位で症状が出るかによって、内側・外側のどちらが傷んでいるかをある程度推測できます。ただし、マックマレーテストは感度（損傷を見逃さない精度）がそれほど高くなく、半月板が傷んでいても陰性になることもあります。そのため、アプレーテストや関節裂隙の圧痛なども組み合わせ、最終的にはMRIなどの画像検査で診断します。膝の痛み・引っかかり・「膝が動かなくなる（ロッキング）」といった症状がある場合は、自己判断せず整形外科などの医療機関を受診しましょう。</p>
<h2 class="news_headline2">マックマレーテストのまとめ</h2>
<p>マックマレーテストは、膝を曲げてひねりながら伸ばし、関節裂隙の痛みやクリック音から半月板損傷を調べる徒手検査です。外旋しながら伸展で内側半月板、内旋しながら伸展で外側半月板を調べられます。内側半月板は内側側副靭帯・前十字靭帯損傷を合併しやすいのが特徴です。ただし単独では確実でないため、アプレーテストや画像検査と組み合わせます。膝の痛みや引っかかりが続く場合は、医療機関の受診をおすすめします。</p>
<h2 class="news_headline2">参考文献・出典</h2>
<p>・日本整形外科学会「半月板損傷」<a href="https://www.joa.or.jp/" target="_blank" rel="noopener">https://www.joa.or.jp/</a></p>
<p>・厚生労働省 e-ヘルスネット<a href="https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/" target="_blank" rel="noopener">https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/</a></p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>アプレイ圧迫テスト（Apley&#8217;s compression test）とは｜膝の半月板損傷を調べる検査の方法と牽引テストとの違いを徹底解説</title>
		<link>https://balance-conditioning.net/apleys_compression_test/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[編集長]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 05 Oct 2017 06:08:50 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[整形外科学検査法]]></category>
		<category><![CDATA[半月板]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://balance-conditioning.net/?p=2784</guid>

					<description><![CDATA[目的 アプレイ圧迫テスト（Apley&#8217;s compression test）は、膝関節を圧迫しながらひねって、大腿骨と脛骨の間にある半月板（はんげつばん）が損傷しているかどうかを調べる検査方法です。 半月板は [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<h3 class="news_headline2">目的</h3>
<p>アプレイ圧迫テスト（Apley&#8217;s compression test）は、<a href="https://balance-conditioning.net/knee_joint/">膝関節</a>を圧迫しながらひねって、<a href="https://balance-conditioning.net/femur/">大腿骨</a>と<a href="https://balance-conditioning.net/tibia/">脛骨</a>の間にある半月板（はんげつばん）が損傷しているかどうかを調べる検査方法です。</p>
<p>半月板は、『歩く』『走る』『ジャンプする』といった運動動作を行う際に、膝関節にかかる衝撃を和らげるクッションのような働きを持っています。また、膝関節を安定させ、屈曲・伸展動作をスムーズに行ううえでもとても重要な役割を果たしている軟骨組織です。このテストで陽性反応が出た場合、半月板の損傷が疑われます。</p>
<h3 class="news_headline2">実施方法</h3>
<p>1. 患者さんを伏臥位（うつ伏せ）にさせます。<br />
2. 検者は患者さんの患側に立ち、患者さんの膝関節を90°に屈曲させます。<br />
3. 検者は両手で患者さんの足部（足首〜踵のあたり）を包み込むように保持します。<br />
4. 検者は足底側からベッドに向かって（直下に）ゆっくりと体重をかけ、膝に軸圧（圧迫）を加えます。<br />
5. さらに、圧迫を加えたままの状態で、ゆっくりと下腿部を外旋（外側に捻る）・内旋（内側に捻る）させます。<br />
6. 同様に、反対側（健側）の膝関節も実施し、左右を比較します。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" style="display:block; max-width:100%; height:auto; margin:0 0 8px 0;" src="https://balance-conditioning.net/wp-content/uploads/2017/10/apley_test_2_1.jpg" alt="アプレイ圧迫テスト(外旋)" width="660" height="350" /><br />
アプレイ圧迫テスト(外旋)</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" style="display:block; max-width:100%; height:auto; margin:0 0 8px 0;" src="https://balance-conditioning.net/wp-content/uploads/2017/10/apley_test_1.jpg" alt="アプレイ圧迫テスト(内旋)" width="660" height="350" /><br />
アプレイ圧迫テスト(内旋)</p>
<h3 class="news_headline2">結果の評価</h3>
<p>このテストの外旋動作で、患者さんが関節裂隙の内側に痛みを訴えたり、クリック音がしたりした場合は、内側の半月板の損傷・断裂が疑われます。また、内旋動作で痛みを訴えたり、クリック音がしたりした場合は、外側の半月板の損傷・断裂が疑われます。健側と比べて、痛みやクリックが出るかどうかを確認することが大切です。</p>
<h3 class="news_headline2">参考</h3>
<p><img loading="lazy" decoding="async" style="display:block; max-width:100%; height:auto; margin:0 0 8px 0;" src="https://balance-conditioning.net/wp-content/uploads/2017/10/hiza-300x246-300x246.png" alt="膝関節の構造" width="300" height="246" /><br />
膝関節の構造</p>
<p>半月板は、膝関節の中央部を通る靭帯（前十字靭帯・後十字靭帯）によって、内側と外側に2つに分けられています。このうち内側の半月板は、関節包を介して内側側副靭帯や<a href="https://muscle-guide.info/semimembranosus.html" target="_blank" rel="noopener">半膜様筋</a>とつながっているため可動性が小さいという特徴があり、体重がかかった状態で膝をひねる動きをしたときに痛めやすく、内側側副靭帯（ないそくそくふくじんたい）や前十字靭帯（ぜんじゅうじじんたい）の損傷をともなうことが多い場所として知られています。</p>
<h3 class="news_headline2">「圧迫」と「牽引」で半月板と靭帯を見分ける</h3>
<p>アプレーテストの優れた点は、力のかけ方を変えることで、半月板の問題なのか、靭帯・関節包の問題なのかをある程度見分けられるところにあります。</p>
<p>このアプレイ圧迫テストは、膝を「上から押しつぶす（圧迫する）」ことで、大腿骨と脛骨の間に挟まった半月板にストレスをかけ、半月板の損傷を調べます。一方、対になる検査として「アプレー牽引（けんいん）テスト」があり、こちらは反対に、膝を「上に引き上げる（牽引する）」ことで関節の隙間を広げ、半月板への圧を減らしながら回旋させます。牽引したときに痛みが出る場合は、半月板よりも内側側副靭帯などの靭帯や関節包の損傷が疑われます。</p>
<p>つまり、「押すと痛い＝半月板」「引くと痛い＝靭帯・関節包」とおおまかに切り分けられるわけです。ただし、これらの徒手検査だけで確定できるわけではなく、感度・特異度にも限界があるため、マックマレーテストや関節裂隙の圧痛などと組み合わせ、最終的にはMRIなどの画像検査で診断します。膝の痛みや引っかかり、「膝が動かなくなる（ロッキング）」といった症状が続く場合は、自己判断せず整形外科などの医療機関を受診しましょう。</p>
<h2 class="news_headline2">アプレイ圧迫テストのまとめ</h2>
<p>アプレイ圧迫テストは、うつ伏せで膝を90°曲げ、軸圧をかけながら下腿をひねって、関節裂隙の痛みやクリック音から半月板損傷を調べる徒手検査です。外旋で内側半月板、内旋で外側半月板を調べられます。圧迫で痛ければ半月板、牽引で痛ければ靭帯・関節包と見分けられるのが特徴です。ただし単独では確実でないため、マックマレーテストや画像検査と組み合わせます。膝の痛みや引っかかりが続く場合は、医療機関の受診をおすすめします。</p>
<h2 class="news_headline2">参考文献・出典</h2>
<p>・日本整形外科学会「半月板損傷」<a href="https://www.joa.or.jp/" target="_blank" rel="noopener">https://www.joa.or.jp/</a></p>
<p>・厚生労働省 e-ヘルスネット<a href="https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/" target="_blank" rel="noopener">https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/</a></p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>突然、膝がガクッと抜ける『膝崩れ』とは｜原因（靭帯・半月板損傷、筋力低下など）と対処・予防法を徹底解説</title>
		<link>https://balance-conditioning.net/knee_collapse/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[編集長]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 24 Jul 2017 15:51:34 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[膝関節の症状]]></category>
		<category><![CDATA[骨や関節のトラブルとその原因]]></category>
		<category><![CDATA[膝関節]]></category>
		<category><![CDATA[半月板]]></category>
		<category><![CDATA[膝痛]]></category>
		<category><![CDATA[靭帯]]></category>
		<category><![CDATA[膝折れ]]></category>
		<category><![CDATA[損傷]]></category>
		<category><![CDATA[大腿四頭筋]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://balance-conditioning.net/?p=2523</guid>

					<description><![CDATA[歩いているときや立っているときに、何の前触れもなく突然、膝がガクッと抜けてしまうことがあります。この現象を、いわゆる『膝崩れ（ひざくずれ）』といいます。 はじめて経験するとびっくりしてしまいますが、この『膝崩れ』とは、一 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>歩いているときや立っているときに、何の前触れもなく突然、膝がガクッと抜けてしまうことがあります。この現象を、いわゆる『膝崩れ（ひざくずれ）』といいます。</p>
<p>はじめて経験するとびっくりしてしまいますが、この『膝崩れ』とは、一体どのような症状で、どういう理由で起きてしまうのでしょうか。</p>
<h3 class="news_headline2">膝崩れが起きるさまざまな原因</h3>
<p>膝崩れの代表的な原因を、以下にご紹介します。</p>
<p><strong>①膝関節周辺の靭帯、半月板などの損傷</strong><br />
膝崩れの原因のひとつに、靭帯の損傷や半月板の損傷が考えられます。膝関節周辺には、実に多くの靭帯（前十字靭帯・後十字靭帯・内側側副靭帯・外側側副靭帯・膝蓋靭帯・腸脛靭帯など）が存在します。また、大腿骨と脛骨の間には半月板と呼ばれる三日月型の軟骨組織があり、内側半月板・外側半月板という2つの半月板が存在します。</p>
<p>靭帯は線維性の組織で、関節の可動域をある程度制限する働きがあります。半月板は、大腿骨と脛骨がぶつかり合わないように、また、膝関節の屈曲・伸展動作を円滑にし、歩いたり走ったりジャンプしたりしたときの着地衝撃を吸収するという、重要な役目を果たしています。</p>
<p>これら靭帯や半月板を損傷すると、膝に力が入らなくなったり、歩行やランニングが困難になったりします。そして、数時間後には膝の関節内に血液がたまり、膝の屈伸動作の際に激しく痛むようになることがあります。通常、約2〜3週間で腫れや痛みがある程度治まり、徐々に動けるようになりますが、損傷が重度の場合は、この頃から『膝がガクッと抜け落ちる』ような状態に陥ってしまうことがあります。</p>
<p><strong>②神経や血管の障害</strong><br />
神経や血管に何らかの問題が生じると、大腿部の筋肉が正常に機能しなくなることがあります。例えば、腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症（せきちゅうかんきょうさくしょう）、梨状筋症候群などが原因で、脚の筋肉が正常に働かなくなることがあります。</p>
<p>特に大腿神経は、大腿前面の皮膚の知覚や、腸腰筋・恥骨筋・縫工筋・大腿四頭筋（大腿直筋・外側広筋・中間広筋・内側広筋）などの筋肉を支配しているので、ここに障害が起きると、股関節の屈曲や膝関節の伸展動作が正常に機能しなくなってしまいます。このことが原因で『膝崩れ』を起こすことがあります。</p>
<p><strong>③臀部、ハムストリングス、腓腹筋などの柔軟性の低下</strong><br />
実は、何気にこの③が原因で膝崩れが起きてしまう方が多いようです。大臀筋が硬くなると骨盤は後傾します。それに連動して、ハムストリングス（大腿後面）や膝窩筋、腓腹筋（下腿の筋肉）の柔軟性が著しく低下してしまうので、膝が常に曲がったままの状態になってしまうのです。</p>
<p>もし、仰向けになった際に、ご自分の膝が床面からかなり浮いてしまっているようなら、筋肉の硬さによる膝折れになってしまう可能性が大いにあります。このような状態に陥ると、立位や歩行時などに、突然前触れもなく膝がガクッと抜け落ちてしまうようになります。</p>
<p><strong>④膝関節周辺の筋力の衰え</strong><br />
特に高齢の方であれば、膝関節周囲の筋力が衰えることで、膝崩れを起こすことがあります。何もないところで転倒するなどの原因は、筋力の低下によるものが多いようです。</p>
<p>また、高齢者では、自覚症状のないまま、いつの間にか半月板を損傷しているケースも少なくありません。自分でも知らないうちに半月板を痛めていて、それがきっかけで膝崩れになりやすい状況に陥っていることもあります。膝関節の筋力の衰えを解消する一環で、ジョギングやウォーキングなどを取り入れる方も多いのですが、着地衝撃が膝に大きな負担となることもある、ということも念頭に入れておいた方がよいでしょう（できれば、それらの運動を行う前段階として、膝関節の可動域を広げるストレッチや、筋力をつけるための筋トレを行うのがベストです）。また、実施の際には固いアスファルト道路を避けたり、年配の方であればジョギングではなく、膝への負担が少ないウォーキングを中心に健康づくりをしたりするのも一つの考え方です。</p>
<h3 class="news_headline2">膝崩れを防ぐには</h3>
<p>『膝崩れ』の症状を防ぐには、まず、何が原因で膝崩れになっているのかを特定しなければなりません。もし、上記の①や②が原因で発症しているようなら、やはり初期の段階で速やかに専門医のもとでアイシングや固定療法・リハビリなどをしっかり行う必要があります。このとき、何らかの理由で早々に治療やリハビリを切り上げてしまうと、後々とても苦労されるかもしれません。</p>
<p>半月板の損傷は、膝を曲げているときに発症することが多く、この場合、半月板のみならず膝関節周辺の靭帯（特に内側側副靭帯）も同時に痛めてしまうことがあります。この場合は、後に強い痛みを生じるので、なるべく早期に医療措置が必要となります。放置すると損傷を何度も繰り返すようになり、慢性化して炎症が恒常的になると、腫れたり血腫ができたりと、好ましくない症状に悩まされ続けることになります。このことがきっかけで関節が変形するなど、重度の症状となる前に、適切な処置をすることが肝要です。膝崩れの症状以外に、痛みや違和感を持つようになっていたら要注意です。放置せず、必ず医師に相談するようにしましょう。</p>
<p>③の場合は、大臀筋・ハムストリングス・膝窩筋・腓腹筋など、硬くなると骨盤後傾や膝折れにつながる筋肉の柔軟性を高めなければなりません。④は、膝関節周辺の筋肉を鍛える必要があります。特に大腿前面にある大腿四頭筋を鍛える必要がありますが、もし膝のアライメントが崩れて膝蓋骨（いわゆるお皿）の位置が定まっていないようなら、その状況に合わせて内側広筋、あるいは外側広筋を鍛える必要があります。こちらも専門医かトレーナーに相談されるとよいでしょう。運動不足を自覚している方は、日常の何気ない動きでも膝を痛める可能性があることを知っておき、急な動きを避ける工夫もまた大切になります。</p>
<h3 class="news_headline2">こんな膝崩れは要注意｜放置してはいけないサイン</h3>
<p>膝崩れは、単なる筋力不足や疲れのこともありますが、中には膝の中で起きている損傷のサインのこともあるため、見極めが大切です。</p>
<p>特に注意したいのが、膝崩れに加えて、膝の腫れ・水がたまる・強い痛み・「膝が引っかかってロックされ、伸ばせなくなる(ロッキング)」といった症状を伴う場合です。これらは、半月板損傷や靭帯損傷など、膝の中の構造的な問題が起きているサインのことがあります。放置して膝崩れを繰り返すと、その都度、軟骨や半月板にダメージが積み重なり、将来的に変形性膝関節症など、より治りにくい状態に進んでしまうこともあります。</p>
<p>また、高齢の方の「何もないところでの膝崩れ・転倒」は、筋力低下のサインであると同時に、転倒による骨折(特に大腿骨の付け根など)につながり、寝たきりの引き金になることもあるため軽視できません。膝崩れが繰り返す、痛みや腫れ・引っかかりを伴う、転倒しそうになることが増えた、といった場合は、自己判断で様子を見すぎず、整形外科などの医療機関を受診し、原因に応じた治療やリハビリを受けることが大切です。</p>
<h2 class="news_headline2">まとめ</h2>
<p>膝崩れ（膝が突然ガクッと抜ける現象）は、靭帯・半月板の損傷、神経の障害、お尻や太もも裏の筋肉の柔軟性低下、膝周りの筋力の衰えなど、様々な原因で起こります。原因に応じて、早期の治療・固定、筋肉のストレッチ、大腿四頭筋の強化などが対処・予防の鍵です。膝の腫れ・痛み・引っかかりを伴う、繰り返す膝崩れは、半月板損傷などのサインのこともあるので、早めに医療機関を受診しましょう。</p>
<h2 class="news_headline2">参考文献・出典</h2>
<p>・日本整形外科学会<a href="https://www.joa.or.jp/" target="_blank" rel="noopener">https://www.joa.or.jp/</a></p>
<p>・厚生労働省 e-ヘルスネット<a href="https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/" target="_blank" rel="noopener">https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/</a></p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>膝の痛みの原因と改善法について｜不良姿勢・クセが招く膝痛の仕組みと筋トレ・ストレッチを徹底解説</title>
		<link>https://balance-conditioning.net/knee_pain-2/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[編集長]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 26 Jul 2017 22:17:04 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[膝関節の症状]]></category>
		<category><![CDATA[骨や関節のトラブルとその原因]]></category>
		<category><![CDATA[筋トレ]]></category>
		<category><![CDATA[半月板]]></category>
		<category><![CDATA[膝痛]]></category>
		<category><![CDATA[靭帯]]></category>
		<category><![CDATA[関節]]></category>
		<category><![CDATA[骨]]></category>
		<guid isPermaLink="false">http://balance-conditioning.net/?p=196</guid>

					<description><![CDATA[不良姿勢の結果の一つとして、膝痛（しっつう）、すなわち膝の痛みが発症してしまうことがあります。体重の増加に伴って膝に負担がかかり、膝関節（しつかんせつ）が痛くなったという単純な原因もあれば、不良姿勢やスポーツなどによる過 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>不良姿勢の結果の一つとして、膝痛（しっつう）、すなわち膝の痛みが発症してしまうことがあります。体重の増加に伴って膝に負担がかかり、膝関節（しつかんせつ）が痛くなったという単純な原因もあれば、不良姿勢やスポーツなどによる過度の使用によって膝痛になった、という事例も数多くあります。</p>
<p>このように、膝が痛くなる原因は実に様々ですが、実は膝関節痛は日常生活における不良姿勢が大きく影響しており、膝関節痛の原因の多くを、それが占めているとも言われています。</p>
<h2 class="news_headline2">膝の痛みの原因は不良姿勢から？</h2>
<p>普段、私たちがあまり意識することのない何気ない姿勢や身体の使い方、クセなどが、徐々に、しかし確実に膝関節に悪影響を与えてしまいます。もちろん、悪影響を与えるのは膝関節だけではありません。股関節や足関節をはじめ、様々な場所に影響を及ぼします。</p>
<p>日常生活の中での姿勢の悪さは、痛みの原因としての自覚があまりないため、原因の特定に至るのが非常に困難です。それゆえに痛みの原因を特定するまでに時間がかかり、結果として長期間、膝の痛みに悩まされ続けることになります。</p>
<p>例えば、立ち上がるなどの動作の際、膝がつま先よりも内側に入るクセがある方は、それを続けることで内側側副靭帯や内側の半月板にいつの間にか負担がかかり、膝の内側が徐々に痛くなることがあります。若い女性では、いわゆる『女の子座り』『横座り』『椅子に座る際に脚を組む』といったことも、膝が内側に入るクセにつながります。</p>
<p>このようなクセがある方は、立ち上がる動作以外でも、自転車に乗っているときや歩行・ランニングといったすべての動作で膝が内側に入ろうとするので、かなりの確率で内側側副靭帯や内側の半月板に負担がかかるようになってしまいます。しかし、本当に問題なのは、当の本人がこのクセに全く気づいていないことです。気づかなければ、この悪習の連鎖を断ち切ることはできません。</p>
<p>この状態が長年にわたり続くと、やがて大腿部の筋バランス（筋力・柔軟性）が崩れ、大腿四頭筋のうち外側広筋の柔軟性がなくなったり、逆に内側広筋が緩みすぎたりします。これは大腿部の表面に限ったことではなく、後面でも同じようなことが起き（大腿二頭筋の柔軟性がなくなり、半腱様筋・半膜様筋が緩みすぎる）、これらの筋肉バランスの偏りにより、ますます膝が内側に入るクセが強まってしまうのです。</p>
<p>若い頃は単に見た目だけの問題で済むかもしれませんが、ある程度歳をとると、見た目が悪いだけでは済まされず、膝関節・股関節・足関節などに強い痛みが生じるようになります。このように、姿勢や毎日の行動・クセが痛みの原因となった場合は、筋バランス（筋力・柔軟性の力関係）を元の状態に戻さなければなりませんが、戻すにはそれ相応の時間がかかることを覚悟してください。治療に何年もかかることも珍しくなく、完全に良い状態に戻る保証もありません。長年の悪習で膝関節が変形してしまっていることも考えられ、重度の場合は外科的な手術が必要になることもあります。</p>
<p>同じ膝の痛みでも、テニスや野球など特定のスポーツが原因の膝痛であれば、そのスポーツの回数を減らす、運動強度を下げるなどの対策で、比較的短期間に痛みを軽減できるかもしれません。しかし、そのプレーヤーが日常生活の中で問題のあるクセや行動をしているのであれば、その限りではありません。</p>
<h2 class="news_headline2">膝痛が続くとどのような状態になるのか？</h2>
<p>膝関節に負担がかかった状態が長く続くと、膝関節の機能そのものに問題が生じる可能性があります。すなわち、脛骨と大腿骨の間にある半月板に問題が生じたり、膝を支える靭帯に問題が出てきたりします。これらに問題が生じると、歩くという日々の動作が非常に困難になり、日常生活を安心して過ごせなくなります。</p>
<p>膝関節の痛みが強くなると、朝起きてベッドから起き上がる、トイレや洗顔といった単純な動作でさえも激しく痛み、いちいち動作や体重のかけ方に気を使わねばなりません。忙しい朝にそんなことをしていては、時間がかかって仕方がありません。勤め人なら、その後さらに電車やバスで通勤することもあると思いますが、満員の電車内では立っているだけでもかなり負担がかかります。毎日の通勤がつらくては、仕事の質も下がってしまうでしょう。</p>
<p>さらに、膝や足首の見た目にも変化が現れます。膝の痛みをかばって動くと、膝関節に変形が出てきます。いわゆるO脚やX脚、XO脚と呼ばれるものがそれにあたります。膝の痛みをかばって動くことで内側や外側に重心が偏り、膝の関節軟骨そのものがすり減って、膝の歪みが戻らなくなってしまうのです。一度すり減った関節軟骨は自然に回復することはありませんので、専門医と相談しながら改善方法を考える必要があります。</p>
<h2 class="news_headline2">膝痛を改善するうえで気を付けるべき日常動作</h2>
<p>毎日の行動が膝痛の原因となっている場合、日々の動作に注意する必要があります。例えば、背中を丸めた歩き方などは、膝に負担のかかる典型例です。本来、上半身全体をばねのように使うことで歩く際の衝撃を減らし、膝への負担を減らすのが人間の身体の仕組みです。その仕組みに反して背中を丸めていると、クッション機構がきかず、体重のほとんどが膝にかかってしまうことになります。当然、負担も大きくなり、痛みの原因はさらに増します。</p>
<p>また、座っている際に、女の子座り・横座り・脚を組むといったことをしないようにする必要もあります（体重を膝で支える形になるため、座っていても膝関節を痛める可能性があるからです）。膝の痛みをなくそうと努力していても、座り方のクセが直っていない以上は、改善する見込みも少なくなります。この場合、床に直接座るのは避け、可能な限り椅子に座ることをおすすめします。</p>
<p>その他、決まった手で荷物を持つことなども、膝関節への負担となる場合があります。不良姿勢が身体の痛みに直結しますので、荷物を持つ際はなるべく左右交互に持つように心がけましょう。</p>
<h3 class="news_headline2">膝痛の症状を改善する運動紹介</h3>
<p>膝痛を改善するためには、筋力トレーニングで筋力を増やし、膝の柔軟性を向上させるためにストレッチを行うという、二つの方法を同時に行う必要があります。筋トレで膝周辺の筋力を増やすことで、膝へのダメージを減らす効果が期待できます。</p>
<p>ちなみに、膝が内側に入りやすい方は、大腿四頭筋の一つである内側広筋、およびハムストリングスの一つである半腱様筋・半膜様筋を鍛える必要があります。逆に、膝が外側に向きやすい方は、大腿四頭筋の一つである外側広筋、およびハムストリングスの一つである大腿二頭筋を鍛える必要があると考えられます。当然ですが、筋トレ自体が膝関節に負担をかけては本末転倒ですので、なるべく無理をせず、負担のかからない範囲で行うようにしましょう。</p>
<p>膝が極度に痛む場合は、水中ウォーキングがおすすめです。水中ウォーキングは浮力が働くために膝関節への負担が軽いので、膝にあまり負担をかけずに、膝関節周りの筋力をアップさせることができます。ストレッチについては、痛みが出ない範囲内で実施するのが基本です。基本的に、柔軟性が悪い側の筋肉が身体の歪みにつながっていることが多いので、意識して苦手な方を中心にストレッチを行うように心がけるとよいでしょう。</p>
<h3 class="news_headline2">自分の膝痛タイプを知ることが改善の第一歩</h3>
<p>膝の痛みを効率よく改善するうえで大切なのが、「自分の膝痛がどのタイプか」を知ることです。膝痛は、原因によって対処がまったく異なるため、やみくもに筋トレやストレッチをしても、かえって悪化させてしまうことがあります。</p>
<p>例えば、本記事で見てきたような姿勢やクセが原因の膝痛なら、筋バランスを整えること(弱い・緩い筋肉を鍛え、硬い筋肉を伸ばす)が中心になります。一方、スポーツの使いすぎが原因なら運動量の調整と休養、加齢による変形性膝関節症なら体重管理と大腿四頭筋の強化、半月板や靭帯の損傷なら専門的な治療が優先されます。同じ「膝が痛い」でも、立ち上がりで痛むのか、階段で痛むのか、膝の内側か外側か、腫れや水を伴うか、といった違いが、原因を見分けるヒントになります。</p>
<p>特に、膝が腫れて水がたまる、強い痛みで歩けない、膝が引っかかって伸びない(ロッキング)、膝が左右にぐらつくといった症状がある場合は、自己流の運動だけで対処するのは禁物です。まずは整形外科を受診し、レントゲンなどで膝の状態を正しく把握してもらったうえで、原因に合った運動・治療を行うことが、遠回りのようでいて、改善への一番の近道になります。</p>
<h2 class="news_headline2">まとめ</h2>
<p>膝の痛みは、体重や使いすぎだけでなく、日常の不良姿勢やクセ(膝が内側に入る・女の子座りなど)が大きく影響します。放置すると筋バランスが崩れ、O脚・X脚や軟骨のすり減りなど元に戻りにくい変形につながることもあります。改善には、座り方や歩き方の見直しと、内側広筋など弱い筋肉の強化・硬い筋肉のストレッチが有効です。腫れや強い痛み、引っかかりを伴う場合は、自己判断せず医療機関を受診しましょう。</p>
<h2 class="news_headline2">参考文献・出典</h2>
<p>・日本整形外科学会<a href="https://www.joa.or.jp/" target="_blank" rel="noopener">https://www.joa.or.jp/</a></p>
<p>・厚生労働省 e-ヘルスネット<a href="https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/" target="_blank" rel="noopener">https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/</a></p>
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		<title>半月板損傷｜膝関節周囲で起こる様々なトラブル(1)｜原因・症状・治療とリハビリ、予防法を徹底解説</title>
		<link>https://balance-conditioning.net/knee_pain/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[編集長]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 05 Jan 2017 15:28:47 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[骨や関節のトラブルとその原因]]></category>
		<category><![CDATA[膝関節の症状]]></category>
		<category><![CDATA[予防]]></category>
		<category><![CDATA[原因]]></category>
		<category><![CDATA[半月板]]></category>
		<category><![CDATA[膝の痛み]]></category>
		<guid isPermaLink="false">http://balance-conditioning.net/?p=1564</guid>

					<description><![CDATA[膝関節は、スポーツ動作の中心となる関節の一つです。膝関節を構成する大腿骨と脛骨の間には、その隙間をうめるように『半月板（はんげつばん）』という軟骨が内側と外側にあり、膝関節の安定性を保つとともに、ショック・アブソーバー（ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><a href="https://balance-conditioning.net/knee_joint/">膝関節</a>は、スポーツ動作の中心となる関節の一つです。膝関節を構成する大腿骨と脛骨の間には、その隙間をうめるように『半月板（はんげつばん）』という軟骨が内側と外側にあり、<a href="https://balance-conditioning.net/knee_joint/">膝関節</a>の安定性を保つとともに、ショック・アブソーバー（衝撃吸収体）としての作用を持ちます。</p>
<p>一般に、年齢を重ねると膝関節に痛みを感じる人が多いのですが、実は膝関節は、年齢に関係なく傷めやすい関節としても知られています。例えば、膝関節のトラブルの一つに『半月板損傷（はんげつばんそんしょう）』という障害がありますが、この障害は必ずしも加齢が原因で発症するわけではありません。</p>
<p>半月板損傷は激しい痛みを伴うことが多いので、異常な痛みを感じた場合は、すぐに病院を受診することをおすすめします。</p>
<h3 class="news_headline2">半月板とその役割</h3>
<p>脊柱の椎骨と椎骨の間に椎間板があるように、大腿骨と脛骨の間には『半月板（はんげつばん）』と呼ばれる、三日月のような形をした軟骨組織があります。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" style="display:block; max-width:100%; height:auto; margin:0 0 8px 0;" src="https://balance-conditioning.net/wp-content/uploads/2017/01/hiza-300x246-300x246.png" alt="膝関節の構造" width="300" height="246" /><br />
膝関節の構造</p>
<p>半月板は、片膝に内側・外側それぞれ一つずつ、計2つあります。たった2つの小さな軟骨組織で、膝にかかる大きな衝撃を受け止めているのです。そのため、半月板は負担がとても大きく、摩耗しやすいという特徴を持っています。</p>
<p>図のように、半月板は内側半月板と外側半月板に分かれています。内側の半月板は、関節包を介して内側側副靭帯や半膜様筋とつながっているため可動性が少ないという特徴があり、体重がかかった状態で膝を捻る動きをしたときに痛めやすく、内側側副靭帯（ないそくそくふくじんたい）や前十字靭帯（ぜんじゅうじじんたい）の損傷をともなうことが多い場所としてよく知られています。一方、外側の半月板は、可動性は内側半月板より広いのですが、やはり痛めやすい場所として知られています。</p>
<p>このように、内側であれ外側であれ、半月板を損傷すると膝関節がスムーズに動かせなくなり、スポーツはもちろん、日常生活にも大きく影響します。半月板は血流が乏しく自力ではほぼ再生できないため、損傷の程度や場所によっては、縫合や切除などの手術が行われます。</p>
<h3 class="news_headline2">半月板とその主な役割</h3>
<p>半月板は、歩いたり、走ったり、ジャンプをしたりしたときに膝関節にかかる衝撃を和らげる、クッションのような働きを持っています。また、運動をしていない場合も、その独特の形によって関節を安定させ、膝関節をスムーズに屈曲・伸展させることができます。</p>
<p>半月板が損傷する主な原因としては、スポーツや作業をしている際に膝を酷くひねったり打ちつけたりして発症するケースが多いようです。特に、体重がかかった状態で膝をねじる動作で痛めやすいので注意が必要です。</p>
<p>必ずしもすべての症例で激しい痛みが出るとは限らず、関節に何かが引っかかったような違和感を感じたり（音がする）、力がうまく入らず動かしにくいといった症状が出たりすることもあります。損傷した場合の症状としては、痛みのほか、関節可動域（ROM）が狭くなるという特徴も見られます。関節可動域が狭い状態で長期間生活していると、やがて患部だけでなく、太ももの前部にある<a href="http://muscle-guide.info/guadricepsfemoris.html" target="_blank" rel="noopener">大腿四頭筋</a>という筋肉が衰えることもあるので、注意を払う必要があります。</p>
<h3 class="news_headline2">半月板の損傷原因</h3>
<p>このように、膝関節は私たちの身体の大部分を支えていて、体重だけでなく運動の負荷も大きくかかる部分です。一般的に、膝関節には動作によって体重の何倍もの力が加わるとも言われており、急に無理な体勢を取ったり強くぶつけたりすることで、許容範囲をオーバーした負荷がかかって損傷しやすくなるのです。</p>
<p>スポーツをしている最中に発症することが多いため、急性のスポーツ外傷に該当します。年齢を重ねた人より、無理な動きをすることの多い若者に多い症状ですが、加齢によって組織が老化するため、スポーツなどをしていなくても損傷してしまうケースもあります。この場合は痛みの感じ方にも特徴があり、急性の損傷だと激しい痛みを感じるのに対し、加齢による損傷の場合はゆっくりと症状が進行するため、痛みも時間をかけて徐々に強く感じるようになっていきます。</p>
<p>先にも述べたように、半月板は膝の内側と外側に一つずつ存在しているのですが、関節がどの方向に曲がって痛めたかによっても、損傷する場所が異なります。一般に、関節が外側に曲がって痛めた場合は内側が損傷し、内側に曲がって痛めた場合は外側がダメージを受けることが多いようです。ただし、内側に曲がって痛めた場合でも、内側の半月板は内側側副靭帯と結合しているので、内側の半月板を痛めることもあります。いずれにせよ、損傷した箇所によって治療法も異なってくるので、正しい診断が必要になります。</p>
<h3 class="news_headline2">もし、半月板を痛めてしまったら</h3>
<p>治療法としては、まず膝関節をできるだけ使わないように安静にしながら、ダメージを受けた箇所を修復させるための適切な処置を行う必要があります。ダメージが軽ければ、患部がずれないように固定することで改善することもあります。しかし、この保存療法は、のちに述べる切除法に比べてスポーツ復帰までに時間がかかることや、再断裂の可能性が残るなどの問題点があります。</p>
<p>症状が重い場合は、壊れてしまった半月板を縫合したり、切除（部分切除など）したりする外科的な手術が必要になることもあります。手術は内視鏡（関節鏡）を使った方法が一般的で、身体への負担は比較的少なくて済みます。</p>
<p>しかし、問題はここからです。手術をしても、損傷した半月板が完全に再生することはなく、一度損傷した半月板を完全に元に戻すことはできません（近年は、ほかの組織から採取した細胞を用いて再生を試みる技術も研究されており、将来的な発展が期待されています）。そのため、ある程度痛みが和らいできたら、専門家のもとで、関節可動域が狭くならないようにストレッチを行ったり、大腿部前面（大腿四頭筋）を積極的に鍛えたりする必要があるのです。</p>
<p>これにより痛みはある程度解消されますが、ケアを怠れば、やがてまた痛みが出てくることもあります。つまり、半月板を一度損傷してしまったら、その後も継続的にケア・リハビリを続けていくことが大切なのです。</p>
<p>半月板を損傷してしまう原因は、ほとんどがスポーツなどによるものなので、完全に予防することは難しいでしょう。少しでも半月板にかかるダメージを和らげるように、事前のウォーミングアップをしっかり行うことと、日頃から大腿前面の筋肉を鍛えるなどして関節にかかる負荷を減らすように努めるとよいでしょう。</p>
<h3 class="news_headline2">放置は禁物｜「ロッキング」と変形性膝関節症のリスク</h3>
<p>半月板損傷で特に気をつけたいのが、「痛みが少ないから」「動けるから」と放置してしまうことです。半月板損傷の中でも注意したいのが、断裂した半月板の一部が関節に挟まり、膝が動かせなくなる「ロッキング」という状態です。急に膝が曲げ伸ばしできなくなり、激しく痛むのが特徴で、これが起きた場合は早急な受診・治療が必要です。</p>
<p>また、半月板はクッションと安定化の要なので、損傷したまま放置して膝に負担がかかり続けると、関節軟骨のすり減りが進み、将来的に変形性膝関節症へと進行してしまうリスクが高まります。一度すり減った軟骨や傷ついた半月板は元には戻りにくいため、「早く気づいて、早く対処する」ことが、膝を長持ちさせるうえで何より重要です。</p>
<p>膝の引っかかり感・繰り返す痛み・腫れ・水がたまる・膝がガクッと崩れる(膝崩れ)・ロッキングといった症状がある場合は、自己判断やマッサージだけで済ませず、整形外科を受診し、MRIなどで半月板の状態を確認してもらいましょう。そのうえで、保存療法か手術か、リハビリの進め方を専門家と相談しながら決めていくことが、スポーツや日常生活への早期復帰につながります。</p>
<h2 class="news_headline2">まとめ</h2>
<p>半月板は、膝の内側・外側にある三日月型の軟骨で、衝撃吸収と関節の安定を担います。半月板損傷は、スポーツでのねじりや打撲、加齢などで起こり、引っかかり感やロッキング、可動域の制限などの症状が出ます。一度傷つくと再生しにくいため、保存療法や手術の後も、大腿四頭筋の強化などリハビリの継続が大切です。放置すると変形性膝関節症に進むこともあるので、膝の異常は早めに医療機関を受診しましょう。</p>
<h2 class="news_headline2">参考文献・出典</h2>
<p>・日本整形外科学会「半月板損傷」<a href="https://www.joa.or.jp/" target="_blank" rel="noopener">https://www.joa.or.jp/</a></p>
<p>・厚生労働省 e-ヘルスネット<a href="https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/" target="_blank" rel="noopener">https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/</a></p>
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