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	<title>四十肩 &#8211; 骨と関節の仕組み</title>
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	<item>
		<title>ローテーターカフが原因？肩関節周囲炎のメカニズムとは｜四十肩・五十肩の原因と段階別リハビリを徹底解説</title>
		<link>https://balance-conditioning.net/shoulder_pain/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[編集長]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 05 Jan 2017 11:34:25 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[骨や関節のトラブルとその原因]]></category>
		<category><![CDATA[肩部・肩関節の症状]]></category>
		<category><![CDATA[四十肩]]></category>
		<category><![CDATA[インピンジメント]]></category>
		<category><![CDATA[ローテーターカフ]]></category>
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					<description><![CDATA[肩甲上腕関節は、いわゆる肩関節（けんかんせつ）のことで、肩甲骨の関節窩（かんせつか）と、上腕骨の上腕骨頭（じょうわんこっとう）で構成されています。分類上は、股関節と同じ球関節（きゅうかんせつ）で、肩甲骨の関節窩に、上腕骨 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>肩甲上腕関節は、いわゆる肩関節（けんかんせつ）のことで、肩甲骨の関節窩（かんせつか）と、上腕骨の上腕骨頭（じょうわんこっとう）で構成されています。分類上は、股関節と同じ球関節（きゅうかんせつ）で、肩甲骨の関節窩に、上腕骨の上腕骨頭がはまって構成されています。</p>
<p><img decoding="async" style="display:block; max-width:100%; height:auto; margin:0 0 8px 0;" src="https://balance-conditioning.net/wp-content/uploads/2017/01/dsnadkl04.gif" alt="肩関節の構造" width="200" height="236" /><br />
肩関節の構造</p>
<p>しかし、肩甲骨の関節窩に対し、上腕骨の上腕骨頭が大きいために、可動域は広い反面、関節の結合が緩く、外れやすいという特徴を持っています。そして、何らかの影響を受けると、肩を動かした瞬間に激しい痛みとともに腕が上がらなくなってしまう症状が出ることがあります。これを俗に、肩関節周囲炎（かたかんせつしゅういえん）といいます。</p>
<p>肩関節周囲炎は、「発症原因がはっきりしない」ものと「発症原因がはっきりしている」ものに分類され、四十肩・五十肩は「発症原因がはっきりしない」ものに分類されます。</p>
<div class="wc-shortcodes-box wc-shortcodes-item wc-shortcodes-content wc-shortcodes-clearfix wc-shortcodes-box-inverse ">
<p><strong>発症原因がはっきりしないもの</strong><br />
・四十肩、五十肩</p>
<p><strong>発症原因がはっきりしているもの</strong><br />
・インピンジメント症候群、石灰沈着性腱炎、腱板断裂、上腕二頭筋長頭腱炎</p>
</div>
<p>腕が上がらない、不自由な動きになってしまうなど症状がはっきりしているので、慌てて整形外科などで検査を受けた経験を持つ人もいるでしょうが、発症原因がはっきりしないタイプの肩関節周囲炎（いわゆる五十肩）は、レントゲンやMRIなどで調べても、特に異常が見つからないことがあります。</p>
<p>肩関節周囲炎の発症原因としては、肩の周囲を取り巻く筋肉の筋力や柔軟性のアンバランス、腱・靭帯などの問題などが考えられます。肩関節周囲炎の多くは、適切な経過観察とリハビリで改善が期待できます。しかし、石灰沈着性腱炎や腱板断裂などが原因で起こる肩の痛みの場合は、ときに手術が必要なこともあり、自助努力だけではどうにもならないこともあります。</p>
<h3 class="news_headline2">ローテーターカフとは</h3>
<p>肩の代表的な筋肉としては、三角筋（さんかくきん）や僧帽筋（そうぼうきん）などがあります。三角筋は肩関節に覆いかぶさるように存在し、主に肩関節の屈曲・伸展、水平内転・水平外転、内転・外転、内旋・外旋などの動作に貢献します。これらの筋肉は、表層筋（ひょうそうきん）と呼ばれることがあります。文字通り、肩の表層部にあるからです。</p>
<p>表層筋と呼ばれるからには、当然、深層筋（しんそうきん）と呼ばれる筋肉も存在します。深層筋は、表層筋の深部にある筋肉で、肩関節周辺の場合は『ローテーターカフ』と呼ばれる深層筋群があります。ローテーターカフは、肩甲下筋・小円筋・棘上筋・棘下筋の4種類の筋肉で構成され、表層筋とは少々役割が異なり、肩甲骨の関節窩と上腕骨の骨頭が離れないように安定させるために存在します。</p>
<p>もちろん、肩関節の外転、内旋・外旋などといった運動動作にも関与しますが、ローテーターカフの一番大きな役割は、肩関節の安定化をはかることです。肩関節周囲のトラブルのすべてがローテーターカフの問題だと断言はできませんが、腕から肩にかけての動きが制限されたり、痛みを発症したりすることからも、この深層筋が何らかの影響を及ぼしている可能性はあるのです。</p>
<h3 class="news_headline2">肩関節周囲炎の発症直後の処置</h3>
<p>ここまでのお話で、もうお分かりの方も多いと思いますが、肩関節周囲炎を改善・予防するには、やはり肩関節の安定化を担っているローテーターカフを鍛える必要があります。しかし、肩関節周囲炎を発症した直後は、激しい痛みに襲われている時期ですから、いきなりこれらの筋肉を鍛えるのは、むしろ避けなければなりません。</p>
<p>痛みがあるなら、まず安静にして、場合によっては医師から処方された飲み薬やはり薬（場合によってはヒアルロン酸や、状態に応じたステロイドの注射）などを用いて、一日も早く炎症を軽減させる必要があります。</p>
<p>また、日常生活での動きについても気をつける必要があります。特に、外転（手を真横に持ち上げる動き）や、結帯動作（帯を結ぶように手を腰の後ろに回す動作）、結髪動作（髪を結うように手を頭の後ろに回す動作）、また、肩をぐるぐる回す動作は、急性期には避けたほうがよいでしょう。</p>
<p>肩をぐるぐる回す動作は、日頃ついつい行いがちですが、痛みの原因や発症場所などによっては、それを行うことで、かえって症状を悪化させることもあります。特に、インピンジメント症候群が原因で肩に痛みがある方は、肩をぐるぐる回す動作は避けるべきです。それらを繰り返すことで、痛みが悪化するだけでなく、最悪の場合、腱（棘上筋など）を傷めてしまう恐れがあるからです。</p>
<h3 class="news_headline2">肩関節周囲炎の改善、予防方法（第一段階）</h3>
<p>よほどのことがない限り、おおよそ1〜2ヶ月くらい経過すると、痛みが少し和らいできます。痛みが治まってきたら、そろそろローテーターカフを鍛えたいところですが、実は、この前にまだやらなければならないことがあります。それは、狭くなってしまった肩関節の可動域を取り戻すことです。</p>
<p>これまで肩関節を安静にしてきたことにより、かなり肩関節の可動域が狭くなっているはずです。確かに痛みは少なくなったかもしれませんが、このまま可動域が狭い状態を放置すると、動きがぎこちなくなり、日常生活に支障が出るばかりか、再発させてしまう恐れすらあります。なので、これから紹介する運動を、毎日少しずつでもいいので行うようにしましょう。ここで、家庭でも手軽にできる運動療法を2つ紹介します。一つ目は『尺取虫体操（壁伝い体操）』、二つ目は『コッドマン体操（アイロン体操）』です。</p>
<p><strong>・尺取虫体操</strong></p>
<p><img fetchpriority="high" decoding="async" style="display:block; max-width:100%; height:auto; margin:0 0 8px 0;" src="https://balance-conditioning.net/wp-content/uploads/2017/01/IMG_2412-300x225-300x225-280x210.jpg" alt="尺取虫体操 ファーストポジション" width="280" height="210" /><br />
（写真1）ファーストポジション</p>
<p><img decoding="async" style="display:block; max-width:100%; height:auto; margin:0 0 8px 0;" src="https://balance-conditioning.net/wp-content/uploads/2017/01/IMG_2413-300x225-300x225-280x210.jpg" alt="尺取虫体操 セカンドポジション" width="280" height="210" /><br />
（写真2）セカンドポジション</p>
<ol>
<li>身体の側面を壁に平行に向けた状態で、指先を壁につけます。人差し指と中指で壁を伝いながら、腕を上げる動作を繰り返します。</li>
<li>1日に4〜5回、1回につき5〜10分くらい行うのが理想的ですが、痛いなら少ない回数でも構いません。徐々に上げられる高さが増えていけば、効いている証拠だと判断できます。</li>
<li>また、壁に向かって立ち、腕を壁方向に伸ばして行う尺取虫体操もおすすめです。</li>
</ol>
<p><strong>・コッドマン体操</strong></p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" style="display:block; max-width:100%; height:auto; margin:0 0 8px 0;" src="https://balance-conditioning.net/wp-content/uploads/2017/01/IMG_2406-300x225-300x225-280x210.jpg" alt="コッドマン体操 ファーストポジション" width="280" height="210" /><br />
（写真1）ファーストポジション</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" style="display:block; max-width:100%; height:auto; margin:0 0 8px 0;" src="https://balance-conditioning.net/wp-content/uploads/2017/01/IMG_2405-300x225-300x225-280x210.jpg" alt="コッドマン体操 セカンドポジション" width="280" height="210" /><br />
（写真2）セカンドポジション</p>
<ol>
<li>イスやベッドなどに痛くない方の手で身体を支え、上体を前傾に倒します。</li>
<li>肩が痛む側の手でダンベルやペットボトルなどを持ち、なるべく肩の力を抜いた状態で腕をブランと下ろします。</li>
<li>腕を振る感覚で、おもりを静かに前後に揺らします。慣れてきたら、振り幅を少しずつ大きくしたり、手を左右や円を描くように動かすバリエーションも取り入れていきましょう。</li>
<li>1日に2〜3回、1回の動作につき20〜30回くらい行うのが理想的ですが、痛いなら少ない回数でも構いません。</li>
</ol>
<h3 class="news_headline2">肩関節周囲炎の改善、予防方法（第二段階）</h3>
<p>肩関節の痛みもほとんど感じなくなり、可動域が増えてきたら、次の段階に移ります。この段階から、積極的にローテーターカフを鍛えていく必要があります。</p>
<p>先にも述べたとおり、ローテーターカフは4つの筋肉（肩甲下筋・小円筋・棘上筋・棘下筋）で構成されています。このうち肩甲下筋に関しては、大胸筋・広背筋・大円筋などの筋肉も関連していくので、あえて積極的に鍛える必要はあまりないでしょう。さしあたっては、小円筋・棘下筋・棘上筋を鍛えるだけで十分です。</p>
<p><strong>・エンプティカンエクササイズ（棘上筋を鍛える運動）</strong></p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" style="display:block; max-width:100%; height:auto; margin:0 0 8px 0;" src="https://balance-conditioning.net/wp-content/uploads/2017/01/83g839383v83e83b83j83932082p-300x225-280x210.jpg" alt="エンプティカンエクササイズ ファーストポジション" width="280" height="210" /><br />
（写真1）ファーストポジション</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" style="display:block; max-width:100%; height:auto; margin:0 0 8px 0;" src="https://balance-conditioning.net/wp-content/uploads/2017/01/83g839383v83e83b83j839382r-300x225-280x210.jpg" alt="エンプティカンエクササイズ セカンドポジション" width="280" height="210" /><br />
（写真2）セカンドポジション</p>
<ol>
<li>セラバンド（ゴムチューブ）の端を足で踏みつけて固定し、もう片側を握ります。</li>
<li>肩がすくみ上がらないようにし、セラバンドを真横ではなく、前方斜め30°の方向に引き上げます。また、運動中は終始、親指が下を向くようにしましょう。</li>
<li>1日に2〜3回、1回の動作につき20〜30回くらい行うのが理想的ですが、痛いなら少ない回数でも構いません。痛みが出る場合は中止してください。</li>
</ol>
<p><strong>・エクスターナルローテーション（棘下筋・小円筋を鍛える運動）</strong></p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" style="display:block; max-width:100%; height:auto; margin:0 0 8px 0;" src="https://balance-conditioning.net/wp-content/uploads/2017/01/83g83n83x835e815b83i838b82r-300x225-280x210.jpg" alt="エクスターナルローテーション ファーストポジション" width="280" height="210" /><br />
（写真1）ファーストポジション</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" style="display:block; max-width:100%; height:auto; margin:0 0 8px 0;" src="https://balance-conditioning.net/wp-content/uploads/2017/01/83g83n83x835e815b83i838b82s-300x225-280x210.jpg" alt="エクスターナルローテーション セカンドポジション" width="280" height="210" /><br />
（写真2）セカンドポジション</p>
<ol>
<li>セラバンド（ゴムチューブ）を柱などに結びます。このとき、できるだけセラバンドは自分の肘の高さに結びつけるようにします。</li>
<li>セラバンドの端を握り、腕を体幹に固定し、肘を90°に曲げます。</li>
<li>肘の角度を90°に保ちながら、腕を外側に捻じるような動作を行います。</li>
<li>1日に2〜3回、1回の動作につき20〜30回くらい行うのが理想的ですが、痛いなら少ない回数でも構いません。</li>
</ol>
<h3 class="news_headline2">五十肩は「時期に合った対応」が回復のカギ</h3>
<p>肩関節周囲炎、特に原因のはっきりしない五十肩は、時間の経過とともに症状が変化していくのが特徴です。だからこそ、「今がどの時期か」を意識して対応を変えることが、回復への近道になります。</p>
<p>五十肩は、大きく「炎症期(急性期)」「拘縮期(慢性期)」「回復期」の3つの時期に分けて考えられます。炎症期は、強い痛みや夜間痛(寝ているときにうずく痛み)が特徴で、この時期は無理に動かさず、安静と痛みのコントロールが優先です。次の拘縮期は、痛みは少し落ち着くものの、肩が固まって動きにくくなる時期で、ここで本記事の尺取虫体操やコッドマン体操などで、少しずつ可動域を広げていくことが大切です。そして回復期に入り、動きが戻ってきたら、ローテーターカフの筋力トレーニングで、再発しにくい肩をつくっていきます。</p>
<p>このように、痛い時期に頑張って動かしすぎたり、逆に動かしてよい時期にずっと安静にしすぎたりすると、かえって回復が遅れてしまいます。自己判断が難しい場合や、痛みが強い・夜も眠れないほど痛む・なかなか改善しない・転倒などのケガのあとに肩が上がらない(腱板断裂の可能性)といった場合は、自己流の運動で様子を見ず、整形外科を受診して、今の時期に合った治療やリハビリの指導を受けることをおすすめします。</p>
<h2 class="news_headline2">まとめ</h2>
<p>肩関節周囲炎は、肩の不安定な構造を支えるローテーターカフなどの問題で、痛みと可動域制限が起こる状態で、原因不明の四十肩・五十肩と、腱板断裂など原因のはっきりしたものがあります。五十肩は炎症期・拘縮期・回復期と変化するため、時期に合わせて、安静→可動域改善(尺取虫・コッドマン体操)→筋力強化と進めることが大切です。痛みが強い・改善しない・ケガ後に腕が上がらない場合は、整形外科を受診しましょう。</p>
<h2 class="news_headline2">参考文献・出典</h2>
<p>・日本整形外科学会「肩関節周囲炎（五十肩）」<a href="https://www.joa.or.jp/" target="_blank" rel="noopener">https://www.joa.or.jp/</a></p>
<p>・厚生労働省 e-ヘルスネット<a href="https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/" target="_blank" rel="noopener">https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/</a></p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>肩関節周囲炎の原因と改善法について｜四十肩・五十肩や腱板断裂など種類別の特徴とリハビリを徹底解説</title>
		<link>https://balance-conditioning.net/katakansetsu-shuien/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[編集長]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 18 Aug 2015 23:04:24 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[骨や関節のトラブルとその原因]]></category>
		<category><![CDATA[肩部・肩関節の症状]]></category>
		<category><![CDATA[回旋筋腱板断裂]]></category>
		<category><![CDATA[食石灰沈着性腱炎]]></category>
		<category><![CDATA[インピンジメント症候群]]></category>
		<category><![CDATA[上腕二頭筋長頭腱炎]]></category>
		<category><![CDATA[四十肩]]></category>
		<category><![CDATA[アイロン体操]]></category>
		<guid isPermaLink="false">http://balance-conditioning.net/?p=671</guid>

					<description><![CDATA[肩関節周囲炎（かたかんせつしゅういえん）とは、文字通り、肩関節周りに炎症が生じ、肩先あたりに強い痛みが出る症状をいいます。肩関節周囲炎には明確な定義はなく、「痛みを伴い、可動域制限をきたす肩の障害」と、かなりあいまいな表 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>肩関節周囲炎（かたかんせつしゅういえん）とは、文字通り、肩関節周りに炎症が生じ、肩先あたりに強い痛みが出る症状をいいます。肩関節周囲炎には明確な定義はなく、「痛みを伴い、可動域制限をきたす肩の障害」と、かなりあいまいな表現であらわされています。</p>
<p>発症初期は、単に肩こりなどの違和感を感じるだけなのですが、手を真横に挙げる動作や、結帯（けったい）動作・結髪（けっぱつ）動作といった手を体の後ろ側にもっていく動作などで、肩先に強い痛みを感じるようになり、やがて、ごく限られた範囲でしか手が動かせなくなります。</p>
<p>肩関節周囲炎は、「発症原因がはっきりしない」ものと「発症原因がはっきりしている」ものに分類され、四十肩・五十肩は「発症原因がはっきりしない」ものに分類されます。</p>
<div class="wc-shortcodes-box wc-shortcodes-item wc-shortcodes-content wc-shortcodes-clearfix wc-shortcodes-box-inverse " style="text-align:left;">
<p><strong>発症原因がはっきりしないもの</strong><br />
・四十肩、五十肩</p>
<p><strong>発症原因がはっきりしているもの</strong><br />
・インピンジメント症候群、石灰沈着性腱炎、腱板断裂、上腕二頭筋長頭腱炎</p>
</div>
<p><strong>・四十肩・五十肩</strong></p>
<p>四十肩・五十肩とは、文字通り40代・50代前後の方に多くみられる症状とされていますが、実際にはもっと若い年代の方でも発症することがあります。男性より女性のほうが発症率が高いといわれています。</p>
<p>また、発症は利き手の反対側に生じることが多く、通常は左右どちらか一方の肩に症状があらわれますが、ごくまれに両肩同時に発症するケースもあります。一度発症した後に、しばらくして逆側の肩が痛くなることも、比較的多いといわれています（もちろん、痛めた肩と同じ側で再発することもあります）。</p>
<p>先にも述べたとおり、四十肩・五十肩は発症の原因がまだはっきり解明されておらず、病態についても完全には分かっていません。諸説ありますが、加齢を基盤とした関節包（関節を包む袋）の炎症や、それに伴う関節包の縮みなどが関わっていると考えられています。</p>
<p><strong>・インピンジメント症候群</strong></p>
<p>“インピンジメント”という言葉は、日本語で“衝突”という意味があり、シンドロームは“症候群”という意味があります。つまり、インピンジメント症候群とは、肩関節の衝突によって起こる障害ということになります。肩関節は上腕骨と肩甲骨で構成されていて、上腕骨の骨頭部分が、肩甲骨の関節窩と呼ばれる『みぞ』にはまって肩関節を形成しています。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" style="display:block; max-width:100%; height:auto; margin:0 0 8px 0;" src="https://balance-conditioning.net/wp-content/uploads/2015/08/katanokouzou1.jpg" alt="肩関節の構造" width="295" height="294" /><br />
肩関節の構造</p>
<p>肩甲骨の関節窩は非常に浅いために、動きに対する制限が少ない反面、不安定でずれやすく、脱臼をはじめとするさまざまな障害を起こしやすい部分でもあります。この肩関節の安定性を保つ役割を担っているのが、ローテーターカフ（棘下筋・小円筋・肩甲下筋・棘上筋など、肩関節の安定性を高めている筋肉群の総称）と呼ばれる筋群です。</p>
<p>このローテーターカフは、なかなか鍛えにくい場所としても知られていて、日頃まめに運動を行っている方でも、うまく鍛えられていないことが多い場所です。ローテーターカフが弱くなると、やがて肩関節の安定性が保てなくなり、上腕骨の骨頭が上方向にずれて、棘上筋腱（きょくじょうきんけん）が硬い骨にはさまれて摩擦が生じ、炎症を引き起こすようになるのです。</p>
<p><strong>・石灰沈着性腱炎</strong></p>
<p>一般に、石灰沈着性腱炎は40〜50歳代の女性に多くみられます。肩の腱板内に沈着したカルシウム結晶によって、急性の炎症が生じることで起こる、肩の痛み・運動制限です。</p>
<p>この石灰は、当初は濃厚なミルク状で、時間が経つにつれ、肩関節付近で石膏（せっこう）状へと硬く変化していきます。石灰がどんどんたまって膨らんでくると痛みが増し、肩を動かすことができなくなります。そして、たまった石灰が破れ出るときには激痛となることがあります。一見、石灰沈着性腱炎と、先に紹介したインピンジメント症候群との判別は難しいのですが、レントゲンを撮ればはっきりします（石灰沈着性腱炎の場合は、沈着した石灰がレントゲンに白く写ります）。</p>
<p><strong>・腱板断裂（回旋筋腱板断裂）</strong></p>
<p>先に紹介したローテーターカフは、回旋筋腱板ともいいます。この回旋筋腱板が、何らかの原因で断裂してしまうことを、腱板断裂（回旋筋腱板断裂）といいます。腱板断裂は、コンタクトスポーツで人と激しくぶつかったときや、転倒・交通事故などで衝撃が加わったときに発症することがあります。また、加齢で腱が傷んでいるところに負担が加わって、はっきりしたケガがなくても断裂することもあります。先に紹介した『インピンジメント症候群』が悪化して、棘上筋腱に亀裂が生じ、腱板が断裂してしまうこともあります。</p>
<p><strong>・上腕二頭筋長頭腱炎</strong></p>
<p>上腕二頭筋長頭腱炎は、文字通り、上腕二頭筋の長頭腱の部分が炎症を起こしてしまう症状で、腕を挙げるときの運動痛と、長頭腱が走行している結節間溝部の圧痛が出るのが特徴です。主な原因は、加齢による筋力低下、運動前のストレッチ不足、筋肉の酷使などが多いようです。好発年齢は、30代から50代の男性に多い傾向にあります。</p>
<p>また、ウエイトトレーニングのやり方を誤っても、長頭腱炎が発症することがあります。特に『インクラインカール』『ベンチプレス』などの種目では痛めやすく、フォームが不適切だと、炎症にとどまらず、長頭腱そのものに負荷がかかりすぎて腱が切れてしまうこともあります（断裂してしまった状態を、上腕二頭筋長頭腱断裂といいます）。</p>
<h3 class="news_headline2">肩関節周囲炎の原因とは</h3>
<p>「発症原因がはっきりしない」ものにせよ「発症原因がはっきりしている」ものにせよ、肩関節周囲炎は、多くの場合、不良姿勢が影響していることが多いようです。例えば、胸椎後弯症（猫背）などで背中が丸くなってしまっている方は、そうでない方に比べて発症率が高いことが知られています。</p>
<p>背中が丸くなることで肩関節の構造に歪みが生じ、結果的に、棘上筋の腱の通り道が狭くなって、腱が炎症を起こしやすくなるのです。また、四十肩や五十肩などは、糖尿病のある方に多くみられることも知られています。</p>
<h3 class="news_headline2">肩関節周囲炎を改善するうえで気をつけなければならない日常動作</h3>
<p>肩関節周囲炎は慢性化（長期化）するので、ほとんどの人が「取れない痛み」としてあきらめているのが現状のようですが、日常動作に気をつけることで、症状がある程度改善されることがあります。</p>
<p>肩関節周囲炎を改善するためには、まず姿勢を正しくすることが重要になります。姿勢が悪いと、はじめのころは単に肩こりや首のこりなどが現れる程度なのですが、そのまま放置していると、やがて肩関節の構造に歪みが生じ、肩先に強い痛みを感じるようになります。特に、オフィスワークなどでパソコンと長時間向き合っているような人は、気を付けなければなりません。</p>
<p>もし、姿勢が悪くなっていると気が付いたら、ただちに胸をはり、正しい姿勢に戻す習慣をつけましょう。このように、姿勢を正しくする、身体のバランスに気を付けることは、肩関節周囲炎を予防・改善するうえで、何よりも大切なことなのです。</p>
<h3 class="news_headline2">肩関節周囲炎の改善する運動</h3>
<p>肩関節周囲炎は、初期の段階で適切な対応を行わないと、症状を長引かせたり、さらに悪化させてしまったりすることもあります。治療方法は様々ありますが、やはり基本となるのは運動療法です。いつまでも動かさないでいると、腕を動かせる範囲がだんだん狭くなってきてしまいます。運動は欠かせませんが、決して無理をせず、ゆっくり行うことが大切です。毎日、少しずつでもいいので続けるようにしましょう。</p>
<p>ここで、家庭でも手軽にできる運動療法を1つ紹介します。ダンベルを使用した『コッドマン体操』は、最もよく知られている運動の1つです（アイロン体操などと呼ばれることもあります）。肩があまり動かず、痛みがある人でも、無理なく行うことができます。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" style="display:block; max-width:100%; height:auto; margin:0 0 8px 0;" src="https://balance-conditioning.net/wp-content/uploads/2015/08/IMG_2406-300x225-300x225-300x225.jpg" alt="アイロン体操（コッドマン体操） ファーストポジション" width="300" height="225" /><br />
（写真1）ファーストポジション</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" style="display:block; max-width:100%; height:auto; margin:0 0 8px 0;" src="https://balance-conditioning.net/wp-content/uploads/2015/08/IMG_2405-300x225-300x225-300x225.jpg" alt="アイロン体操（コッドマン体操） セカンドポジション" width="300" height="225" /><br />
（写真2）セカンドポジション</p>
<p><strong>・コッドマン体操（アイロン体操）</strong></p>
<ol>
<li>「痛めている肩側の手」でおもり（1〜3kgくらい）を持ち、上体をやや前傾させます。このとき、なるべく肩の力を抜くようにします。</li>
<li>手を「前後」方向に、大きく振り子のように動かします。10往復を1セットとし、最初は無理をせず、1日2〜3セット行うようにします。</li>
<li>肩の痛みがないようなら、「左右」「円を描く」運動も追加して行ってください。</li>
<li>慣れてきたら、徐々に回数やセットを増やしていきましょう。</li>
</ol>
<p>このように、肩関節周囲炎は運動療法が治療の主体ですが、運動療法のみで治るとは限りません。場合によっては、消炎鎮痛剤の投与や注射、外科的な手術が必要となることもあります。いずれにせよ、運動療法を行うにあたっては、必ず整形外科医に相談し、詳細な治療方針をたててから行うようにしましょう。</p>
<h3 class="news_headline2">「五十肩だと思っていたら別の病気」を見逃さないために</h3>
<p>肩の痛みが出ると、多くの方は「年齢的に五十肩だろう」と自己判断しがちです。しかし、ここまで見てきたように、肩の痛みには、放っておくと困る病気が隠れていることもあります。だからこそ、「五十肩」と決めつけずに、必要なときは検査を受けることが大切です。</p>
<p>特に注意したいのが、腱板断裂です。五十肩は、痛いながらも、時間をかければ自然に動く範囲が戻っていくことが多いのですが、腱板断裂は、切れた腱が自然にはつながらないため、放置すると、力が入りにくい状態が続いたり、症状が進んだりすることがあります。「転んで手をついたあと急に腕が上がらなくなった」「肩を上げるときに力が入らない・引っかかる」「夜、肩が痛くて眠れない」といった場合は、五十肩と思い込まず、整形外科を受診してください。レントゲンやMRI、エコーなどで、五十肩・腱板断裂・石灰沈着性腱炎などを見分けることができます。</p>
<p>また、五十肩であっても、痛みが強い時期に無理に動かすと悪化することがあり、逆に動かしてよい時期に固めてしまうと、肩が硬まって回復が遅れます。「今、自分の肩がどの状態か」を見極め、時期に合った治療・リハビリを受けることが、早く治すための一番の近道です。痛みが強い・なかなか改善しない場合は、自己流で頑張りすぎず、専門医に相談しましょう。</p>
<h2 class="news_headline2">まとめ</h2>
<p>肩関節周囲炎は、肩に痛みと可動域制限が起こる状態の総称で、原因不明の四十肩・五十肩と、インピンジメント症候群・石灰沈着性腱炎・腱板断裂・上腕二頭筋長頭腱炎など原因のはっきりしたものがあります。背中の丸まりなどの不良姿勢も関わるため、姿勢の見直しやコッドマン体操などの運動療法が有効です。ただし、ケガ後に腕が上がらない・力が入らない場合は腱板断裂のこともあるため、自己判断せず整形外科を受診しましょう。</p>
<h2 class="news_headline2">参考文献・出典</h2>
<p>・日本整形外科学会「肩関節周囲炎（五十肩）」<a href="https://www.joa.or.jp/" target="_blank" rel="noopener">https://www.joa.or.jp/</a></p>
<p>・厚生労働省 e-ヘルスネット<a href="https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/" target="_blank" rel="noopener">https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/</a></p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>肩甲上腕関節（けんこうじょうわんかんせつ）｜肩関節のしくみ・動きとローテーターカフ、五十肩を徹底解説</title>
		<link>https://balance-conditioning.net/glenohumeral_joint/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[編集長]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 05 Jan 2017 07:05:42 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[上肢の骨と関節]]></category>
		<category><![CDATA[関節]]></category>
		<category><![CDATA[インピンジメント症候群]]></category>
		<category><![CDATA[上腕二頭筋長頭腱炎]]></category>
		<category><![CDATA[五十肩]]></category>
		<category><![CDATA[四十肩]]></category>
		<category><![CDATA[石灰沈着性腱炎]]></category>
		<category><![CDATA[腱板断裂]]></category>
		<guid isPermaLink="false">http://balance-conditioning.net/?p=1496</guid>

					<description><![CDATA[肩甲上腕関節（けんこうじょうわんかんせつ） 英語名称 glenohumeral joint（グレノヒューメラル・ジョイント） 関節の分類 球関節（きゅうかんせつ） 解説 肩甲上腕関節は、いわゆる肩関節（けんかんせつ）のこ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<h1>肩甲上腕関節（けんこうじょうわんかんせつ）</h1>
<h3 class="news_headline2">英語名称</h3>
<p>glenohumeral joint（グレノヒューメラル・ジョイント）</p>
<h3 class="news_headline2">関節の分類</h3>
<p>球関節（きゅうかんせつ）</p>
<h3 class="news_headline2">解説</h3>
<p>肩甲上腕関節は、いわゆる肩関節（けんかんせつ）のことで、肩甲骨の関節窩（かんせつか）と、上腕骨の上腕骨頭（じょうわんこっとう）で構成されています。</p>
<p>分類上は股関節と同じ球関節（きゅうかんせつ）ですが、肩関節の構造は、肩甲骨の浅い関節窩に対して、上腕骨頭が大きいため、可動域が広い反面、関節の結合がゆるく、脱臼しやすいという特徴をもっています。人体の中で最も大きく自由に動かせる関節であると同時に、最も外れやすい関節でもあるのです。</p>
<p>これを補強するために、関節包（かんせつほう）の一部が肥厚してできた関節上腕靭帯（かんせつじょうわんじんたい）と、烏口上腕靭帯（うこうじょうわんじんたい）が、肩甲上腕関節に安定性を与えています。これらの靭帯が、上腕骨頭が前後にずれるのを制限し、肩甲骨と上腕骨を引きつける役割を果たしています。</p>
<p>また、肩甲上腕関節の周囲の筋肉や腱も、肩関節の安定性に深く関与しています。なかでも、<a href="http://muscle-guide.info/supraspinatus.html" target="_blank" rel="noopener">棘上筋</a>・<a href="http://muscle-guide.info/infraspinatus.html" target="_blank" rel="noopener">棘下筋</a>・<a href="http://muscle-guide.info/teresminor.html" target="_blank" rel="noopener">小円筋</a>・<a href="http://muscle-guide.info/subscapularis.html" target="_blank" rel="noopener">肩甲下筋</a>の腱は、肩甲上腕関節を包み込むように補強することから、回旋筋腱板（かいせんきんけんばん＝ローテーターカフ）と呼ばれ、肩関節の安定性に最も影響を与えている筋肉群として知られています。</p>
<p>一方、肩関節の周囲には、滑液包（かつえきほう：肩峰下包など）が発達していて、これらが潤滑油の役目を果たすので、肩甲上腕関節を滑らかに働かせることができます。しかし、何らかの原因で、これらの滑液包や腱に石灰化や炎症が起こると、運動制限（背中に手を回す動作など）や痛みを生じ、いわゆる肩関節周囲炎（四十肩・五十肩）などを発症してしまいます。</p>
<h3 class="news_headline2">関節の動き</h3>
<p><img loading="lazy" decoding="async" style="display:block; max-width:100%; height:auto; margin:0 0 8px 0;" src="https://balance-conditioning.net/wp-content/uploads/2017/01/kukkyoku_shinten.png" alt="肩関節の屈曲・伸展" width="280" height="210" /><br />
屈曲-伸展</p>
<ul>
<li><strong>屈曲：</strong><br />
<a href="http://muscle-guide.info/pectoralismajor.html" target="_blank" rel="noopener">大胸筋</a>、<a href="http://muscle-guide.info/deltoideus.html" target="_blank" rel="noopener">三角筋</a>（前部）、<a href="http://muscle-guide.info/coracobrachialis.html" target="_blank" rel="noopener">烏口腕筋</a>、<a href="http://muscle-guide.info/biceps.html" target="_blank" rel="noopener">上腕二頭筋</a></li>
<li><strong>伸展：</strong><br />
<a href="http://muscle-guide.info/latissimusdorsi.html" target="_blank" rel="noopener">広背筋</a>、<a href="http://muscle-guide.info/deltoideus.html" target="_blank" rel="noopener">三角筋</a>（後部）、<a href="http://muscle-guide.info/teresmajor.html" target="_blank" rel="noopener">大円筋</a>、<a href="http://muscle-guide.info/triceps.html" target="_blank" rel="noopener">上腕三頭筋</a></li>
</ul>
<p><img loading="lazy" decoding="async" style="display:block; max-width:100%; height:auto; margin:0 0 8px 0;" src="https://balance-conditioning.net/wp-content/uploads/2017/01/gaiten_naiten.png" alt="肩関節の内転・外転" width="280" height="210" /><br />
内転-外転</p>
<ul>
<li><strong>内転：</strong><br />
<a href="http://muscle-guide.info/pectoralismajor.html" target="_blank" rel="noopener">大胸筋</a>、<a href="http://muscle-guide.info/latissimusdorsi.html" target="_blank" rel="noopener">広背筋</a>、<a href="http://muscle-guide.info/teresmajor.html" target="_blank" rel="noopener">大円筋</a>、<a href="http://muscle-guide.info/coracobrachialis.html" target="_blank" rel="noopener">烏口腕筋</a>、<a href="http://muscle-guide.info/teresminor.html" target="_blank" rel="noopener">小円筋</a>、<a href="http://muscle-guide.info/infraspinatus.html" target="_blank" rel="noopener">棘下筋</a>、<a href="http://muscle-guide.info/biceps.html" target="_blank" rel="noopener">上腕二頭筋</a>、<a href="http://muscle-guide.info/triceps.html" target="_blank" rel="noopener">上腕三頭筋</a></li>
<li><strong>外転：</strong><br />
<a href="http://muscle-guide.info/deltoideus.html" target="_blank" rel="noopener">三角筋</a>（中部）、<a href="http://muscle-guide.info/supraspinatus.html" target="_blank" rel="noopener">棘上筋</a>、<a href="http://muscle-guide.info/infraspinatus.html" target="_blank" rel="noopener">棘下筋</a></li>
</ul>
<p><img loading="lazy" decoding="async" style="display:block; max-width:100%; height:auto; margin:0 0 8px 0;" src="https://balance-conditioning.net/wp-content/uploads/2017/01/suiheinaiten_suiheigaiten.png" alt="肩関節の水平内転・水平外転" width="280" height="210" /><br />
水平内転-水平外転</p>
<ul>
<li><strong>水平内転：</strong><br />
<a title="大胸筋(だいきょうきん)" href="http://muscle-guide.info/pectoralismajor.html" target="_blank" rel="noopener">大胸筋</a>、<a title="三角筋（さんかくきん）" href="http://muscle-guide.info/deltoideus.html" target="_blank" rel="noopener">三角筋</a>（前部）</li>
<li><strong>水平外転：</strong><br />
<a title="三角筋（さんかくきん）" href="http://muscle-guide.info/deltoideus.html" target="_blank" rel="noopener">三角筋</a>（後部）、<a title="棘下筋（きょくかきん）" href="http://muscle-guide.info/infraspinatus.html" target="_blank" rel="noopener">棘下筋</a>、<a title="小円筋（しょうえんきん）" href="http://muscle-guide.info/teresminor.html" target="_blank" rel="noopener">小円筋</a></li>
</ul>
<p><img loading="lazy" decoding="async" style="display:block; max-width:100%; height:auto; margin:0 0 8px 0;" src="https://balance-conditioning.net/wp-content/uploads/2017/01/gaisen_naisen.png" alt="肩関節の内旋・外旋" width="280" height="210" /><br />
内旋-外旋</p>
<ul>
<li><strong>内旋：</strong><br />
<a title="肩甲下筋（けんこうかきん）" href="http://muscle-guide.info/subscapularis.html" target="_blank" rel="noopener">肩甲下筋</a>、<a title="大胸筋(だいきょうきん)" href="http://muscle-guide.info/pectoralismajor.html" target="_blank" rel="noopener">大胸筋</a>、<a title="広背筋（こうはいきん）" href="http://muscle-guide.info/latissimusdorsi.html" target="_blank" rel="noopener">広背筋</a>、<a title="大円筋（だいえんきん）" href="http://muscle-guide.info/teresmajor.html" target="_blank" rel="noopener">大円筋</a></li>
<li><strong>外旋：</strong><br />
<a title="棘下筋（きょくかきん）" href="http://muscle-guide.info/infraspinatus.html" target="_blank" rel="noopener">棘下筋</a>、<a title="小円筋（しょうえんきん）" href="http://muscle-guide.info/teresminor.html" target="_blank" rel="noopener">小円筋</a></li>
</ul>
<h3 class="news_headline2">関節の傷害</h3>
<p>肩関節脱臼、インピンジメント症候群、四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)、石灰沈着性腱炎、腱板断裂、上腕二頭筋長頭腱炎など</p>
<h3 class="news_headline2">肩関節は「自由さと引きかえの不安定さ」｜守る要はローテーターカフ</h3>
<p>肩甲上腕関節(肩関節)は、人体で最も広い可動域をもち、腕をあらゆる方向に振り回せる、非常に自由な関節です。しかし、その自由さは「不安定さ」と引きかえであり、トラブルが多い関節でもあります。このバランスを理解することが、肩を守るカギになります。</p>
<p>肩関節は、浅いお皿(関節窩)に、大きなボール(上腕骨頭)が乗っているような構造です。骨どうしのはまり込みが浅いため、よく動く反面、外れやすく、靭帯だけでは安定を保てません。そこで重要になるのが、関節を包み込む4つのインナーマッスル「ローテーターカフ(回旋筋腱板)」です。これらが、骨頭をお皿に引き寄せ、肩を安定させる「縁の下の力持ち」となっています。だからこそ、ローテーターカフが衰えたり、傷ついたりすると、肩のトラブルが一気に増えます。腕を上げる途中で痛む「インピンジメント症候群」、腱が切れる「腱板断裂」、関節が外れる「肩関節脱臼」、そして関節が固まって動かなくなる「五十肩(肩関節周囲炎)」などが代表的です。</p>
<p>肩を健康に保つには、(1)チューブなどを使った軽い負荷で、ローテーターカフ(特に外旋筋)を鍛える、(2)猫背・巻き肩を直し、肩甲骨が正しく動く姿勢を保つ、(3)野球やテニスなど、肩を酷使する動作の前後にストレッチを行い、使いすぎを避ける、ことが効果的です。腕が上がらない、夜眠れないほど肩が痛む、肩を動かすと引っかかる・力が入らない、といった症状が続く場合は、五十肩・腱板断裂など原因がさまざまで、対処も異なるため、自己判断せず整形外科を受診しましょう。</p>
<h2 class="news_headline2">まとめ</h2>
<p>肩甲上腕関節(肩関節)は、浅い関節窩に大きな上腕骨頭がはまる球関節で、人体で最も広い可動域をもつ反面、外れやすい関節です。靭帯に加え、ローテーターカフ(回旋筋腱板)が安定の要となり、屈曲・外転・内外旋など多方向の動きを支えます。肩関節脱臼や五十肩、腱板断裂などが起こりやすく、腕が上がらない・夜間痛が続く場合は、整形外科を受診しましょう。</p>
<h2 class="news_headline2">参考文献・出典</h2>
<p>・日本整形外科学会「肩関節周囲炎」<a href="https://www.joa.or.jp/" target="_blank" rel="noopener">https://www.joa.or.jp/</a></p>
<p>・厚生労働省 e-ヘルスネット<a href="https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/" target="_blank" rel="noopener">https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/</a></p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>胸鎖関節（きょうさかんせつ）｜腕と体幹をつなぐ唯一の関節のしくみ・役割を徹底解説</title>
		<link>https://balance-conditioning.net/sternoclavicular_joint/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[編集長]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 31 Jan 2017 03:07:54 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[関節]]></category>
		<category><![CDATA[上肢の骨と関節]]></category>
		<category><![CDATA[インピンジメント症候群]]></category>
		<category><![CDATA[五十肩]]></category>
		<category><![CDATA[四十肩]]></category>
		<guid isPermaLink="false">http://balance-conditioning.net/?p=2015</guid>

					<description><![CDATA[胸鎖関節（きょうさかんせつ） 英語名称 sternoclavicular joint（ステルノクラヴィキュラ・ジョイント） 関節の分類 鞍関節（あんかんせつ） 解説 胸鎖関節（きょうさかんせつ）は、胸骨の鎖骨切痕（さこつ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<h1>胸鎖関節（きょうさかんせつ）</h1>
<h3 class="news_headline2">英語名称</h3>
<p>sternoclavicular joint（ステルノクラヴィキュラ・ジョイント）</p>
<h3 class="news_headline2">関節の分類</h3>
<p>鞍関節（あんかんせつ）</p>
<h3 class="news_headline2">解説</h3>
<p>胸鎖関節（きょうさかんせつ）は、胸骨の鎖骨切痕（さこつせっこん）と、鎖骨の内側端（胸骨端）がつくり出す関節で、鞍関節（あんかんせつ：馬の鞍のような形で組み合う関節）に分類されています。</p>
<p>胸鎖関節は、腕（上肢）と体幹を、骨と骨で直接つなぐ唯一の関節であり、その点で、とても重要な関節です。私たちの腕は、肩甲骨・鎖骨を介して胴体にぶら下がっていますが、その鎖骨と胴体（胸骨）をつなぐのが、この胸鎖関節なのです。</p>
<p>胸鎖関節は、関節包（かんせつほう）に包まれ、関節腔（かんせつくう）が関節円板で二分されているので、見た目の小ささのわりに、とても広い可動域をもっています。胸鎖関節は、前胸鎖靭帯・後胸鎖靭帯が関節を補強し、肋鎖靭帯（ろくさじんたい）が、鎖骨と第一肋骨（および肋軟骨）を引きつけて固定しています。</p>
<p>肩の可動域が悪くなっている方では、しばしば、鎖骨が正常に動けていないことがあります。腕を挙げようとする際には、本来、鎖骨が連動して動く必要があるのですが、その動きがうまく出ないために、結果的に、腕がうまく上げられなくなってしまうのです。このように、胸鎖関節は、肩の動きの「土台」として、重要な役割を果たしています。</p>
<h3 class="news_headline2">関節の動き</h3>
<ul>
<li><strong>挙上‐下制：</strong>鎖骨の外側端を上げ下げする動き（肩をすくめる動きなど）。</li>
<li><strong>前突‐後退：</strong>鎖骨を前後に動かす動き（肩を前に出す・後ろに引く動き）。</li>
<li><strong>回旋：</strong>腕を頭の上まで上げるときに、鎖骨が軸回転する動き。</li>
</ul>
<h3 class="news_headline2">関節の傷害</h3>
<p>胸鎖関節脱臼、胸鎖関節炎、変形性胸鎖関節症など</p>
<h3 class="news_headline2">胸鎖関節は「腕と体幹をつなぐ唯一の関節」｜小さくても重要</h3>
<p>胸鎖関節は、鎖骨の内側、胸の中央近くにある小さな関節ですが、実は「腕と胴体を、骨でつなぐ、たった一つの関節」という、きわめて重要な役割を担っています。この事実を知ると、胸鎖関節の大切さがよくわかります。</p>
<p>私たちの腕の骨格(肩甲骨・鎖骨・上腕骨など)は、背中側では、骨で胴体と直接つながっておらず、筋肉によって支えられています。骨と骨でしっかり連結しているのは、この胸鎖関節、ただ一か所だけなのです。つまり、腕全体は、この小さな胸鎖関節を「付け根」として、胴体からぶら下がっているといえます。だからこそ、腕を上げる・回す・前後に動かすといった、あらゆる腕の大きな動きには、必ずこの胸鎖関節が連動しています。特に、腕を頭の上まで上げるときには、鎖骨がこの関節を軸にして回転し、肩甲骨の動き(肩甲上腕リズム)を助けているのです。</p>
<p>胸鎖関節は、強靭な靭帯に支えられているため、脱臼することはまれですが、交通事故やスポーツでの強い衝撃により「胸鎖関節脱臼」を起こすことがあります。特に、鎖骨が後方へ外れる「後方脱臼」は、すぐ後ろにある気管や大きな血管を圧迫する危険があるため、注意が必要です。また、関節の使いすぎや加齢で、胸鎖関節が腫れて痛む「胸鎖関節炎」「変形性胸鎖関節症」が起こることもあります。胸の中央近く、鎖骨の付け根が腫れる・強く痛む、ぶつけたあとに変形した、といった場合は、自己判断せず整形外科を受診しましょう。</p>
<h2 class="news_headline2">まとめ</h2>
<p>胸鎖関節は、胸骨と鎖骨をつなぐ鞍関節で、腕(上肢)と体幹を骨で直接つなぐ「唯一の関節」です。関節円板により、小さいながら広い可動域をもち、腕を上げる・回す動きに連動して、肩の動きの土台となります。脱臼はまれですが、強い衝撃で起こることがあります。鎖骨の付け根が腫れる・強く痛む場合は、整形外科を受診しましょう。</p>
<h2 class="news_headline2">参考文献・出典</h2>
<p>・日本整形外科学会<a href="https://www.joa.or.jp/" target="_blank" rel="noopener">https://www.joa.or.jp/</a></p>
<p>・厚生労働省 e-ヘルスネット<a href="https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/" target="_blank" rel="noopener">https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/</a></p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>肩甲胸郭関節（けんこうきょうかくかんせつ）｜肩甲骨と胸郭の「機能的関節」のしくみを徹底解説</title>
		<link>https://balance-conditioning.net/scapulothoracic_joint/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[編集長]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 12 Jan 2017 02:59:55 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[上肢の骨と関節]]></category>
		<category><![CDATA[関節]]></category>
		<category><![CDATA[インピンジメント症候群]]></category>
		<category><![CDATA[五十肩]]></category>
		<category><![CDATA[四十肩]]></category>
		<guid isPermaLink="false">http://balance-conditioning.net/?p=1898</guid>

					<description><![CDATA[肩甲胸郭関節（けんこうきょうかくかんせつ） 英語名称 scapulothoracic joint（スキャピュロ・ソラシック・ジョイント） 関節の分類 この関節は、骨どうしが連結する解剖学的な関節ではなく「機能的関節」です [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<h1>肩甲胸郭関節（けんこうきょうかくかんせつ）</h1>
<h3 class="news_headline2">英語名称</h3>
<p>scapulothoracic joint（スキャピュロ・ソラシック・ジョイント）</p>
<h3 class="news_headline2">関節の分類</h3>
<p>この関節は、骨どうしが連結する解剖学的な関節ではなく「機能的関節」です。その動きは、肩鎖関節と胸鎖関節の動きに伴って生じます。</p>
<h3 class="news_headline2">解説</h3>
<p>『肩甲胸郭関節（けんこうきょうかくかんせつ）』は、その名のとおり、肩甲骨と胸郭（きょうかく）の間にある関節です。しかし、肩甲胸郭関節は、他の関節とは異なり、肩甲骨と胸郭を靭帯で固定しているわけではなく、肩甲骨周辺の筋肉によって支えられているのが特徴です。</p>
<p>そのため、肩甲胸郭関節は『浮島（うきしま）のようなもの』と例えられることが多い関節です。また、肩甲胸郭関節は、肩関節の土台となる場所でもあります。</p>
<p>肩甲胸郭関節の動きは、胸鎖関節と肩鎖関節の動きに伴って生じるのですが、実際には、肩甲骨が、外転−内転・上方回旋−下方回旋・挙上−下制といった方向に、まるで胸郭の表面を滑るように動きます。</p>
<p>肩甲骨付近の筋肉の緊張状態などにより、肩甲骨の位置は大きく崩れ、それがもとで、肩の周辺に違和感や痛みが出ることがあります。例えば、左右の肩甲骨の間にある僧帽筋中部や菱形筋群が弱くなると、肩甲骨が、本来の位置から大きく外側へずれてしまい(巻き肩)、肩関節が内側にねじれた状態になって、肩甲上腕関節に悪影響を与えます。これにより、見た目が猫背の姿勢になったり、四十肩・五十肩に代表される肩関節周囲炎が誘発されたりする可能性が出てくるのです。</p>
<p>肩甲胸郭関節は、筋肉や鎖骨を介して連結しているため、肩甲骨と、胸鎖関節・肩鎖関節は、常に連動します。胸郭の背面と肩甲骨の前面が向かい合い、肩甲骨は上腕骨とも連結しているため、肩甲骨の動きに、腕の動きも連動しているのです。</p>
<h3 class="news_headline2">関節の動き</h3>
<p><img loading="lazy" decoding="async" style="display:block; max-width:100%; height:auto; margin:0 0 8px 0;" src="https://balance-conditioning.net/wp-content/uploads/2017/01/kenkou_3-e1489978392323.jpg" alt="肩甲骨の内転・外転" width="500" height="308" /><br />
内転-外転</p>
<ul>
<li><strong>内転：</strong><br />
<a title="大菱形筋（だいりょうけいきん）" href="http://muscle-guide.info/rhomboidmajor.html" target="_blank" rel="noopener">大菱形筋</a>、<a title="小菱形筋（しょうりょうけいきん）" href="http://muscle-guide.info/rhomboidminor.html" target="_blank" rel="noopener">小菱形筋</a>、<a href="http://muscle-guide.info/trapezius_central.html" target="_blank" rel="noopener">僧帽筋中部</a>、<a href="http://muscle-guide.info/trapezius_upper.html" target="_blank" rel="noopener">僧帽筋上部</a>、<a href="http://muscle-guide.info/trapezius_lower.html" target="_blank" rel="noopener">僧帽筋下部</a></li>
<li><strong>外転：</strong><br />
<a title="前鋸筋（ぜんきょきん）" href="http://muscle-guide.info/serratusanterior.html" target="_blank" rel="noopener">前鋸筋</a>、<a title="小胸筋(しょうきょうきん)" href="http://muscle-guide.info/pectoralisminor.html" target="_blank" rel="noopener">小胸筋</a></li>
</ul>
<p><img loading="lazy" decoding="async" style="display:block; max-width:100%; height:auto; margin:0 0 8px 0;" src="https://balance-conditioning.net/wp-content/uploads/2017/01/kenkou_2-e1489980617980.jpg" alt="肩甲骨の上方回旋・下方回旋" width="500" height="308" /><br />
上方回旋-下方回旋</p>
<ul>
<li><strong>上方回旋：</strong><br />
<a href="http://muscle-guide.info/serratusanterior.html" target="_blank" rel="noopener">前鋸筋</a>、<a href="http://muscle-guide.info/trapezius_upper.html" target="_blank" rel="noopener">僧帽筋上部</a>、<a href="http://muscle-guide.info/trapezius_lower.html" target="_blank" rel="noopener">僧帽筋下部</a></li>
<li><strong>下方回旋：</strong><br />
<a href="http://muscle-guide.info/pectoralisminor.html" target="_blank" rel="noopener">小胸筋</a>、<a href="http://muscle-guide.info/rhomboid_muscle.html" target="_blank" rel="noopener">菱形筋</a>、<a href="http://muscle-guide.info/levatorscapulae.html" target="_blank" rel="noopener">肩甲挙筋</a></li>
</ul>
<p><img loading="lazy" decoding="async" style="display:block; max-width:100%; height:auto; margin:0 0 8px 0;" src="https://balance-conditioning.net/wp-content/uploads/2017/01/kenkou_1-e1489978892479.jpg" alt="肩甲骨の挙上・下制" width="500" height="308" /><br />
挙上-下制</p>
<ul>
<li><strong>挙上：</strong><br />
<a title="肩甲挙筋(けんこうきょきん)" href="http://muscle-guide.info/levatorscapulae.html" target="_blank" rel="noopener">肩甲挙筋</a>、<a title="菱形筋（りょうけいきん）" href="http://muscle-guide.info/rhomboid_muscle.html" target="_blank" rel="noopener">菱形筋</a>、<a href="http://muscle-guide.info/trapezius_upper.html" target="_blank" rel="noopener">僧帽筋上部</a></li>
<li><strong>下制：</strong><br />
<a href="http://muscle-guide.info/trapezius_lower.html" target="_blank" rel="noopener">僧帽筋下部</a>、鎖骨下筋、<a title="小胸筋(しょうきょうきん)" href="http://muscle-guide.info/pectoralisminor.html" target="_blank" rel="noopener">小胸筋</a></li>
</ul>
<h3 class="news_headline2">関節の傷害</h3>
<p>巻き肩・猫背に伴う肩こり、肩関節周囲炎(四十肩・五十肩)、インピンジメント症候群など</p>
<h3 class="news_headline2">肩甲胸郭関節は「肩の土台」｜肩こり・巻き肩のカギ</h3>
<p>肩甲胸郭関節は、骨でつながった普通の関節ではなく、肩甲骨が胸郭(背中の肋骨)の上を、筋肉に支えられながら滑り動く「機能的関節」です。この「肩の土台」が正しく働くことが、肩こりや巻き肩、肩の不調を防ぐカギになります。</p>
<p>腕を上げる動作を考えてみましょう。腕を頭の上まで上げるとき、肩関節(肩甲上腕関節)だけでなく、土台である肩甲骨も、胸郭の上を回転(上方回旋)しています。この「肩甲骨と腕の連動(肩甲上腕リズム)」がスムーズだからこそ、私たちは腕を大きく、楽に動かせるのです。逆に、肩甲骨がうまく動かないと、肩関節に過剰な負担がかかり、腕が上がりにくくなったり、痛みが出たりします。</p>
<p>現代人に多いのが、デスクワークやスマホで、肩甲骨が外側に開いて前に傾いた「巻き肩」の状態です。こうなると、肩甲骨を引き寄せる筋肉(僧帽筋中部・菱形筋)が引き伸ばされて弱り、こりや痛みを生むだけでなく、猫背や、五十肩・インピンジメント症候群のリスクも高まります。これを防ぐには、肩甲骨を意識して動かすことが何より大切です。(1)左右の肩甲骨を背骨に寄せるように胸を張る、(2)肩を大きく回す、(3)壁に背中をつけて腕を上下させる(肩甲骨の運動)、といったエクササイズが、肩の土台を整え、肩こりや肩の不調の予防・改善に役立ちます。肩の動かしにくさや痛みが続く場合は、整形外科に相談しましょう。</p>
<h2 class="news_headline2">まとめ</h2>
<p>肩甲胸郭関節は、肩甲骨が胸郭の上を筋肉に支えられて滑り動く「機能的関節」で、骨では連結していない「浮島」のような存在です。肩の土台として、腕の動き(肩甲上腕リズム)を支えます。僧帽筋中部や菱形筋が弱ると巻き肩・猫背となり、肩こりや五十肩を招くため、肩甲骨を動かす習慣が大切です。肩の不調が続く場合は、整形外科に相談しましょう。</p>
<h2 class="news_headline2">参考文献・出典</h2>
<p>・日本整形外科学会<a href="https://www.joa.or.jp/" target="_blank" rel="noopener">https://www.joa.or.jp/</a></p>
<p>・厚生労働省 e-ヘルスネット<a href="https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/" target="_blank" rel="noopener">https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/</a></p>
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