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	<title>炎症 &#8211; 骨と関節の仕組み</title>
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		<title>関節に水が溜まる原因｜膝関節周囲で起こる様々なトラブル⑸｜滑液の正体・水を抜く意味・対処法を徹底解説</title>
		<link>https://balance-conditioning.net/knee_inflammation/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[編集長]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 06 Jan 2017 06:27:27 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[膝関節の症状]]></category>
		<category><![CDATA[骨や関節のトラブルとその原因]]></category>
		<category><![CDATA[滑液]]></category>
		<category><![CDATA[炎症]]></category>
		<category><![CDATA[関節水腫]]></category>
		<category><![CDATA[膝痛]]></category>
		<category><![CDATA[水が溜る]]></category>
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					<description><![CDATA[ケガや加齢などが原因で、半月板（はんげつばん）や関節軟骨（かんせつなんこつ）に問題が生じると、肘関節（ちゅうかんせつ）や膝関節（しつかんせつ）にしばしば炎症が起きてしまうことがあります。 特に発症しやすい部位は膝関節で、 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>ケガや加齢などが原因で、半月板（はんげつばん）や関節軟骨（かんせつなんこつ）に問題が生じると、肘関節（ちゅうかんせつ）や膝関節（しつかんせつ）にしばしば炎症が起きてしまうことがあります。</p>
<p>特に発症しやすい部位は膝関節で、悪化すると関節が腫れあがり、水が溜まったような状態になることがあります。これを俗に関節水腫（かんせつすいしゅ）といいます。</p>
<p>関節が腫れ、水が溜まり出すと、例えば膝関節であれば、『正座がしにくい』『階段の歩行時に膝が痛む』『膝から鈍い音がする』『膝が熱っぽく腫れる』などの症状が現れるようになります。量にもよりますが、関節に水が溜まったら、根本の炎症を抑えないかぎり、症状はなかなか改善しません。では、そもそもなぜ関節に水が溜まってしまうのでしょうか。</p>
<h3 class="news_headline2">関節に溜まる水、その正体は関節腔に分泌される滑液</h3>
<p><img fetchpriority="high" decoding="async" style="display:block; max-width:100%; height:auto; margin:0 0 8px 0;" src="https://balance-conditioning.net/wp-content/uploads/2017/01/kaisetuen-300x227-1-300x227.jpg" alt="正常な関節と問題ある関節" width="300" height="227" /><br />
正常な関節と問題ある関節</p>
<p>膝関節だけでなく、すべての関節の周りには、関節包（かんせつほう）という袋があります。関節包に覆われた関節腔（かんせつくう）では、内壁となっている滑膜（かつまく）の細胞から『滑液（かつえき）』と呼ばれる物質が分泌されたり、吸収されたりしています。</p>
<p>ヒアルロン酸などを含んだ滑液は、関節軟骨に栄養を与えながら、関節のスムーズな動きを助ける潤滑油のような役割を果たしています。もし、この部分に何らかの原因で炎症が起きると、炎症物質を洗い流したり、炎症部分を冷やしたりするための自己防衛反応が起こり、より多くの滑液が分泌されるようになります。</p>
<p>正常な関節の場合、関節腔内の滑液はせいぜい2〜3ml程度ですが、関節に炎症が起こると、滑液が分泌される量と吸収される量のバランスが崩れ、関節腔内に20〜30mlもの滑液が溜まることがあります。これが俗にいう『関節に水が溜まる』という状態です。水が溜まる原因は、何も捻挫や骨折だけではなく、変形性関節症や、化膿性の炎症、痛風、関節リウマチなどでも起こることがあります。</p>
<h3 class="news_headline2">関節に溜まった水を抜くという行為</h3>
<p>一般に、関節腔内に一定以上の滑液が溜まると、周囲の血管が圧迫されるようになるので、血液の流れが悪くなってしまいます。また、肘や膝の曲げ伸ばし動作を行うたびに、痛みも伴うようになります。</p>
<p>痛みがあるのでなるべく関節を動かさないようにしていると、やがて筋肉が衰え、ますます血流が悪くなり、関節がさらに痛むようになります。このため、ますます滑液が増え、痛みで関節を動かせなくなるという「負のスパイラル」に陥ってしまうのです。</p>
<p>そうならないようにするために、ある程度水（滑液）が溜まったら、関節内に溜まった水を抜くことがあります。水を抜くことで、パンパンに膨らんだ関節内の圧力を下げられるので、関節が動かしやすくなります。また、炎症の原因になっている化学物質と余分な滑液を一緒に取り除くことができるので、正常な代謝を促し、炎症を鎮める助けになります。</p>
<h3 class="news_headline2">そもそもなぜ関節に負担が掛かるようになるのか？</h3>
<p>関節に水が溜まった場合は水を抜くのですが、そもそもなぜ関節に負担がかかるのでしょうか。その原因は、大きく3つに分類することができます。</p>
<ol>
<li><strong>身体の歪み</strong><br />
本来、私たちは上半身の重みを骨盤が受けとめ、それが股関節、膝へと伝わり、足首を介して体重を支えることで、立ったり歩いたりすることができます。しかし、生活の中での動き方や座り方の癖により骨盤が歪むと、骨盤で受けるべき身体の重みを十分に受けとめきれず、股関節・膝・足首がそれをカバーするようになります。このことにより、膝関節に過剰な負担がかかってしまうのです。肥満で体重が増えすぎた場合なども、これにあたります。</li>
<li><strong>ケガ、その他</strong><br />
転倒などによる足首の捻挫のほか、ヒールの高い靴や先の細い靴などを履くことで、足指の形が変形したり、足のアーチがなくなったりすることがあります。これにより、足裏で受けるべき重みを受けきれなくなるので、それをサポートしようとして膝関節に過剰な負担がかかってしまいます。</li>
<li><strong>病気の可能性</strong><br />
免疫機能の異常で滑膜の細胞が増殖する関節リウマチが膝で起きる場合は、何度も水が溜まって炎症を繰り返します。また、中高年で最も多い原因は、軟骨がすり減って炎症が起こる変形性膝関節症です。</li>
</ol>
<h3 class="news_headline2">もし、膝が腫れ、痛みが発症してしまったら</h3>
<p>膝が腫れて痛みが出たら、なるべく早い段階で整形外科を受診する必要があります。注射器などで水を抜くことにより、圧迫されていた血流がもとに戻るので、痛みが消えて膝の動きがスムーズになります。しかし、これはあくまで一時的な対処法で、根本的な治療ではありません（原因が残っていれば、やがてまた同じように膝が痛むようになります）。</p>
<p>もし痛みが出てしまったら、医師の指示を仰ぎながら、下記のような対応を行うのも有効です。</p>
<ol>
<li><strong>安静にする</strong><br />
腫れて痛みのひどいときや、水を抜いた後の数日間は、なるべく負担をかけないように安静にするのが一番効果的です。痛みがないからといって無理に動くと、状態をさらに悪化させてしまうこともあります。</li>
<li><strong>アイシング</strong><br />
炎症がある場合、熱感を取り除くアイシングが重要です。タオルや湿布の上から氷嚢（ひょうのう）をあてて行います。アイシングの時間はせいぜい10〜15分くらいで、長時間の冷やしすぎは、かえって逆効果になります。また、冷やしても痛みが軽減しない場合は、無理に行うのはやめましょう。</li>
<li><strong>包帯、サポーター</strong><br />
膝を適度に圧迫することで、歩行など動かすときの負担が軽くなります。痛みがひいてもしばらくサポーターをすると、負担が軽くなり腫れにくくなります。サポーターは膝を安定させ、炎症の原因になる膝のブレを抑える効果があります。</li>
</ol>
<h3 class="news_headline2">「水を抜くとクセになる」は本当か</h3>
<p>膝の水について、よく耳にするのが「一度水を抜くと、クセになって何度も溜まるようになる」という話です。しかし、これは医学的には正しくありません。水を抜いたから再び溜まるのではなく、水が溜まる「原因（炎症）」が治っていないから、また溜まるのです。つまり、繰り返し水が溜まるのは、水を抜いたせいではなく、変形性膝関節症やリウマチなど、もとの炎症が続いているサインなのです。</p>
<p>ですから、本当に大切なのは、水を抜くこと自体ではなく、「なぜ水が溜まるのか」という根本原因を調べて、それを治療することです。水を抜くのは、あくまで痛みや圧迫を和らげる対症療法であり、原因への治療（軟骨の保護、体重管理、筋力強化、リウマチなら薬物治療など）と組み合わせてこそ意味があります。</p>
<p>膝の水が何度も溜まる、腫れや痛みが続く、熱を持って赤く腫れる(感染の可能性)といった場合は、自己判断で放置したり市販薬で済ませたりせず、整形外科を受診して、原因に応じた治療を受けることが大切です。原因を見極めて適切に対処することが、つらい膝の症状から抜け出す近道になります。</p>
<h2 class="news_headline2">まとめ</h2>
<p>関節に溜まる水の正体は、関節の潤滑油である「滑液」で、炎症によって分泌と吸収のバランスが崩れることで過剰に溜まります（関節水腫）。原因は、身体の歪みや肥満による負担、ケガ、変形性膝関節症やリウマチなど様々です。水を抜くのは圧迫と痛みを和らげる対症療法で、「クセになる」わけではなく、根本の炎症の治療が重要です。膝の腫れや痛みが続く場合は、早めに医療機関を受診しましょう。</p>
<h2 class="news_headline2">参考文献・出典</h2>
<p>・日本整形外科学会<a href="https://www.joa.or.jp/" target="_blank" rel="noopener">https://www.joa.or.jp/</a></p>
<p>・厚生労働省 e-ヘルスネット<a href="https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/" target="_blank" rel="noopener">https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/</a></p>
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			</item>
		<item>
		<title>出産や運動後のケア不足が原因に？恥骨結合炎とは｜原因・症状・治療とリハビリ、予防法を徹底解説</title>
		<link>https://balance-conditioning.net/pubic_symphysis/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[編集長]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 07 Jan 2017 06:11:10 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[腹部・腰部の症状]]></category>
		<category><![CDATA[骨や関節のトラブルとその原因]]></category>
		<category><![CDATA[炎症]]></category>
		<category><![CDATA[サッカー]]></category>
		<category><![CDATA[ランニング]]></category>
		<category><![CDATA[恥骨結合]]></category>
		<category><![CDATA[産後]]></category>
		<category><![CDATA[骨盤の歪み]]></category>
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					<description><![CDATA[マラソンなどの陸上競技、また、サッカーやラグビー、ホッケーなどのスポーツをしているときに、しばしば恥骨周辺がこわばったり、痛みが伴ったりしてしまうことがあります。もし、これらの症状があるようなら、『恥骨結合炎（ちこつけつ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>マラソンなどの陸上競技、また、サッカーやラグビー、ホッケーなどのスポーツをしているときに、しばしば恥骨周辺がこわばったり、痛みが伴ったりしてしまうことがあります。もし、これらの症状があるようなら、『恥骨結合炎（ちこつけつごうえん）』を疑う必要があります。</p>
<p><img decoding="async" style="display:block; max-width:100%; height:auto; margin:0 0 8px 0;" src="https://balance-conditioning.net/wp-content/uploads/2017/01/pubis-1.png" alt="恥骨の構造" width="650" height="400" /><br />
恥骨の構造</p>
<p>恥骨は、寛骨（かんこつ）の下前部を形成する骨で、股間の前部中央で触れることができます。恥骨結合面では、左右の恥骨が線維軟骨性の恥骨結合によってつながっていて、恥骨と恥骨がぶつかり合って傷つくことを防いでいます。</p>
<p>しかし、何らかの負荷がかかると、恥骨結合の軟骨に必要以上の負担がかかり、やがてこの部分で炎症が生じ、痛みや不快感が出るようになります。恥骨結合炎になると、主に身体を動かした際に恥骨周辺に痛みが生じるようになり、さらに症状が悪化すると、内ももや下腹部にまで痛みが広がるようになります。ときには、恥骨そのものが疲労骨折してしまうこともあります。</p>
<p>恥骨結合炎や恥骨の疲労骨折の原因は、ボールを蹴ったり、急に方向転換してダッシュをしたりするなど、瞬間的に恥骨周辺に過度な負担がかかったことをきっかけに発症してしまうケースが多いようです。また、女性の場合は、出産後に恥骨の中心部分である恥骨結合がまだしっかり安定していない状態のときに痛めることが多いといわれています。</p>
<h3 class="news_headline2">恥骨結合炎になってしまったら</h3>
<p>恥骨結合炎になってしまったら、まず、早めに近くの整形外科に行かれることをおすすめします。おそらく、X線検査などで恥骨の高さや、恥骨結合に変位などの問題がないかどうかを調べられると思いますが、初期症状の場合は、X線に映らないこともあります（その場合、MRIなどで詳しく調べることもあります）。</p>
<p>急性期や発症直後は、基本的に保存療法が中心に行われます。痛みがひどい場合は、消炎鎮痛剤やステロイド注射を用いることもあります。局所的に熱を帯びている場合は、他の炎症症状と同じように患部を冷やすこともあります。そして何よりも、この時期は運動やスポーツをなるべく休止して、安静にするよう心がける必要があります。</p>
<p>恥骨結合炎の症状が落ち着いたら、徐々にリハビリテーションを行います。初期のリハビリテーションでは、主に水中歩行や、自転車型のマシンを使用した免荷訓練（患部にあまり体重をかけない状態での運動）を中心に行います。さらに症状が落ち着いてきたら、股関節を動かすストレッチ、特に大腿部の後面や内側の筋肉のストレッチを行うのも有効です。</p>
<p>ストレッチを行ってもあまり痛みが出ないようになってきたら、徐々に筋力トレーニングにも取り組みます。この頃になれば、軽いジョギングやサッカーなどを行っても、それほど支障は出ないと思います。そして、言うまでもないことですが、運動後には必ずクールダウンを行い、恥骨周辺のケアを欠かさないようにすることが、何よりも大切です。</p>
<h3 class="news_headline2">恥骨結合炎は無理は禁物！再発の恐れあり！</h3>
<p>運動を再開し、痛みが再発したら、直ちに運動を中止するようにしてください。痛みがなくなったからといって、今までと同じようにプレーすると再発する可能性がとても高く、また、競技レベルの高い選手ほど無理をして再発するリスクが高いので、十分に注意を払う必要があります。</p>
<p>同じスポーツでも、恥骨に負担のかかる『ボールを蹴る』『脚を高く振り上げる』『急に方向転換して走る』などの動作が多い競技ほど、気をつける必要があります。恥骨結合炎は、ひとたび慢性化すると、最悪の場合、スポーツができなくなってしまうこともあるので、無理は絶対にしないでください。いずれにせよ、恥骨や股関節に違和感を感じたら、素人判断でそのまま放置したり、自己流で治そうとしたりせず、すぐにかかりつけの整形外科に診てもらうのが一番大切です。</p>
<h3 class="news_headline2">出産後の恥骨の痛みについて知っておきたいこと</h3>
<p>恥骨結合炎は、スポーツ選手だけの問題ではありません。タイトルにもあるように、出産をきっかけに恥骨が痛むケースも少なくありません。</p>
<p>妊娠中は、出産に備えて「リラキシン」というホルモンが分泌され、骨盤の靭帯や恥骨結合をゆるめて、赤ちゃんが産道を通りやすいように準備します。このため、恥骨結合は不安定になりやすく、妊娠後期から産後にかけて、恥骨やその周辺に痛みが出ることがあります。産後、ゆるんだ恥骨結合が安定しないうちに、抱っこや家事などで無理な動きを繰り返すと、痛みが長引いたり、悪化したりすることもあります。</p>
<p>産後の恥骨の痛みは、多くの場合、時間の経過とともに骨盤が安定して自然に和らいでいきますが、つらいときは無理をせず、痛む動作(片脚立ち、足を大きく開く、重いものを持つなど)を避け、骨盤ベルトで支えるなどして恥骨への負担を減らすことが大切です。痛みが強い・なかなか引かない・歩きにくいといった場合は、我慢せず、整形外科や産婦人科に相談しましょう。スポーツでも出産でも、共通して言えるのは「恥骨の痛みを軽視せず、無理をしない」ことが、こじらせないための何よりのポイントだということです。</p>
<h2 class="news_headline2">まとめ</h2>
<p>恥骨結合炎は、左右の恥骨をつなぐ恥骨結合に炎症が起こり、恥骨周辺や内もも・下腹部に痛みが出る障害です。サッカーなどのキックや方向転換の繰り返し、出産後の恥骨結合の不安定さが主な原因です。治療は安静と保存療法が中心で、段階的なリハビリが大切ですが、再発しやすいため無理は禁物です。恥骨の痛みが続く場合は、スポーツでも産後でも、早めに整形外科などの医療機関を受診しましょう。</p>
<h2 class="news_headline2">参考文献・出典</h2>
<p>・日本整形外科学会<a href="https://www.joa.or.jp/" target="_blank" rel="noopener">https://www.joa.or.jp/</a></p>
<p>・厚生労働省 e-ヘルスネット<a href="https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/" target="_blank" rel="noopener">https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/</a></p>
]]></content:encoded>
					
		
		
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		<item>
		<title>手首の親指側の腫れや痛み、それはドケルバン病かもしれません！｜原因・検査・治療を徹底解説</title>
		<link>https://balance-conditioning.net/dequervain_disease/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[編集長]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 07 Jan 2017 06:31:49 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[骨や関節のトラブルとその原因]]></category>
		<category><![CDATA[手関節・手指の症状]]></category>
		<category><![CDATA[長母指外転筋]]></category>
		<category><![CDATA[炎症]]></category>
		<category><![CDATA[親指]]></category>
		<category><![CDATA[女性ホルモン]]></category>
		<category><![CDATA[短母指伸筋]]></category>
		<category><![CDATA[鞘炎]]></category>
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					<description><![CDATA[『ドケルバン病』は、手首の親指側に起こる腱鞘炎の一種です。具体的には、親指を動かす腱（短母指伸筋腱・長母指外転筋腱）が、手首の親指側にある腱鞘の中をくり返し滑走することで、その部分に炎症が起こる病気です。 腱とは、筋肉を [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>『ドケルバン病』は、手首の親指側に起こる腱鞘炎の一種です。具体的には、親指を動かす腱（短母指伸筋腱・長母指外転筋腱）が、手首の親指側にある腱鞘の中をくり返し滑走することで、その部分に炎症が起こる病気です。</p>
<p>腱とは、筋肉を骨に結合する繊維状の組織のことで、ドケルバン病では、親指の付け根から手首にかけて走る短母指伸筋腱（たんぼししんきんけん）と、長母指外転筋腱（ちょうぼしがいてんきんけん）のあたりで炎症が生じます。</p>
<h3 class="news_headline2">ドケルバン病になりやすい方の原因は母指の使い過ぎ</h3>
<p>人間が指先を動かすときには、指の筋肉だけでなく、手首から肘にかけての前腕の筋肉が動かなければなりません。この前腕の筋肉の動きを指に伝えているのが『腱（けん）』と呼ばれる細長い繊維状の組織で、手指の骨・腱・前腕の筋肉は常に連動しています。</p>
<p>母指（親指）をパーの形に広げると、手首の親指側に腱が張り、皮膚の下にうっすらと筋のように浮かんで見えます。この短母指伸筋腱と長母指外転筋腱が、手関節の母指側にある腱鞘（手背第一コンパートメント）と呼ばれるトンネルの中を通過して手指の骨に付着しているので、筋肉が収縮すると、その力が腱を介して伝わり、親指を動かすことができるのです。</p>
<p>親指を頻繁に使うことで、腱と腱鞘が過度にストレスを受け、腱鞘の内部が肥厚（厚く膨らむ）してしまい、結果、腱が圧迫されやすくなります。この状態のまま腱が腱鞘内をくり返し滑走すると、腱鞘の内側と腱の表面に摩擦が生じて、炎症が発症してしまうのです。また、手背第一コンパートメントの内部は、2つの腱を分けて通す隔壁があることがあり、その場合はより狭くなって、圧迫が生じやすいことも一因になります。</p>
<p>ちなみに、<a href="http://muscle-guide.info/extensorpollicisbrevis.html" target="_blank" rel="noopener">短母指伸筋</a>は親指を伸ばす働きをし、<a href="http://muscle-guide.info/abductorpollicislongus.html" target="_blank" rel="noopener">長母指外転筋</a>は親指を広げる働きをしている筋肉です。</p>
<p>ドケルバン病になると、『手首の親指側が痛む』『腫れる』『親指を広げると痛みが起こる』といった症状が現れるようになります。ドケルバン病は、特に妊娠・出産の時期の女性や、更年期の女性に多くみられる病気です。</p>
<p>なぜかというと、まだ首がすわっていない赤ちゃんを抱っこする際に、手のひらをめいっぱい広げて赤ちゃんの頭を支えるため、親指側の腱と腱鞘がくり返し負担を受けるからです。また、<a href="http://bone-guide.net/tendovaginitis/">腱鞘炎に関する記事</a>でも解説したように、更年期を迎えた方や、妊娠中・出産後の女性は、ホルモンバランスの変化により腱鞘炎の発症率が高くなるので、特に注意を払う必要があります。</p>
<p>もちろん、女性だけでなく、パソコンやスポーツ、近年でいえばスマホを長時間使用して親指を酷使する方なら、誰でもドケルバン病になる可能性があります。このように、ドケルバン病はごく一部の人だけがかかる病気ではなく、誰でもなる可能性がある、身近な病気なのです。</p>
<h3 class="news_headline2">ドケルバン病の診断とその治療方法</h3>
<p>ドケルバン病の診断には、『フィンケルシュタインテスト』という方法がよく用いられます。親指を握り込むようにして手首を小指側に曲げたときに、親指側の痛みが強くなる場合は、ドケルバン病の疑いがあると判断されます。ドケルバン病の疑いがある方は、腱鞘炎と同様、なるべく早い段階で整形外科の診療を受けることをおすすめします。</p>
<p>ドケルバン病は、基本的に母指の腱の使いすぎで起こる病気なので、あまり親指を使わないようにして、安静を心がける必要があります。そのために、保存療法の一環として『シーネ固定』などの装具で、親指の動きを制限することがあります。装具は、痛みが治まるまでの間つけているのが望ましいのですが、日中はつけていられないという方は、せめて夜間だけでもつけるようにしてください。基本的に、この装具で患部を固定すれば、個人差はありますが、数週間程度で症状がかなり改善することが多いとされます。</p>
<p>痛みが激しい場合は、炎症を起こしている部位に、腱鞘内ステロイド注射をすることもあります。手術による治療方法もありますが、これは保存療法があまり有効でない場合や、仕事柄、手を使うことが多くて安静にできないという方などに用いられる方法で、圧迫の原因になっている腱鞘を切り開く方法です。</p>
<p>腱鞘の鞘（さや）を部分的に切開することで、腱が圧迫されなくなるので、親指を動かしても痛みを感じにくくなります。手術といっても、大がかりなものではなく、『腱鞘切開術』であれば、日帰りで行えることもあります。この手術は身体への負担が少なく、傷跡も小さく残りにくいのがメリットです。</p>
<p>ドケルバン病は、最初のうちは大した痛みではありませんが、放置しておくと、ふたを開ける、ペンを握るといった簡単な動作でも痛みを感じるようになります。痛みが慢性化してしまうと、保存療法が有効でなくなり、手術が必要になってしまう場合もあるので、なるべく早いうちに対応するのが望ましいといえます。</p>
<h3 class="news_headline2">ドケルバン病を防ぐ・悪化させない日常のポイント</h3>
<p>ドケルバン病は、こじらせると治りにくくなるため、「親指を休ませる」「無理をさせない」工夫が大切です。だからこそ、日頃の心がけが予防にも改善にもつながります。</p>
<p>最も大切なのは、親指への負担を減らすことです。スマホは親指だけで長時間操作すると負担が集中するので、両手で持つ・他の指も使う・操作時間を区切る、といった工夫が有効です。家事や育児、手作業でも、同じ動作を続けるときは、こまめに手を休め、手首や親指を軽く動かしましょう。痛みや違和感があるときは、サポーターやテーピングで親指〜手首を軽く支えると、余計な動きを減らせます。</p>
<p>特に注意したいのが、産後の抱っこです。赤ちゃんを抱える際に、親指を広げて手首に体重をかける持ち方を続けると、ドケルバン病を起こしやすくなります。抱っこの向きをこまめに変える、手首ではなく腕全体で支える、抱っこ紐を活用する、といった工夫で負担を分散しましょう。また、手や手首を冷やすと腱がこわばりやすくなるため、冷えを防ぐことも予防になります。痛みが続く・抱っこがつらいといった場合は、我慢せず、早めに整形外科(手外科)に相談してください。</p>
<h2 class="news_headline2">まとめ</h2>
<p>ドケルバン病は、手首の親指側で、親指を動かす腱(短母指伸筋腱・長母指外転筋腱)とその腱鞘に炎症が起こる腱鞘炎です。母指の使いすぎが原因で、特にスマホ操作や、妊娠産後・更年期のホルモン変化が関わる女性に多くみられます。フィンケルシュタインテストで診断され、治療は安静・装具・ステロイド注射が中心で、重症例では腱鞘切開術が行われます。親指を休め、冷えを防ぐことが予防の鍵です。</p>
<h2 class="news_headline2">参考文献・出典</h2>
<p>・日本整形外科学会「ドケルバン病（狭窄性腱鞘炎）」<a href="https://www.joa.or.jp/" target="_blank" rel="noopener">https://www.joa.or.jp/</a></p>
<p>・厚生労働省 e-ヘルスネット<a href="https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/" target="_blank" rel="noopener">https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/</a></p>
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