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	<title>親指 &#8211; 骨と関節の仕組み</title>
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		<title>つま先立ちができない！足の親指が痛い！強剛母趾とは｜原因・症状・外反母趾との違いや治療法を徹底解説</title>
		<link>https://balance-conditioning.net/hallux_rigidus/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[編集長]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 07 Jan 2017 06:05:20 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[骨や関節のトラブルとその原因]]></category>
		<category><![CDATA[下腿部・足関節の症状]]></category>
		<category><![CDATA[親指]]></category>
		<category><![CDATA[外反母趾]]></category>
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		<category><![CDATA[痛風]]></category>
		<category><![CDATA[関節リウマチ]]></category>
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					<description><![CDATA[一般的に、足の親指が痛いという症状で真っ先に思い浮かぶのは外反母趾（がいはんぼし）だと思いますが、同じ部分が痛むものでも、外反母趾ではない傷害も存在します。それが『強剛母趾（きょうごうぼし）』です。 外反母趾は、足を上か [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>一般的に、足の親指が痛いという症状で真っ先に思い浮かぶのは<a href="https://balance-conditioning.net/hallux_valgus/">外反母趾（がいはんぼし）</a>だと思いますが、同じ部分が痛むものでも、外反母趾ではない傷害も存在します。それが『強剛母趾（きょうごうぼし）』です。</p>
<p>外反母趾は、足を上から見たときに、親指が付け根から内側に折れ曲がり、関節が出っ張ったように見える病気で、出っ張った部分が靴に接触することで患部に痛みを感じます。</p>
<p>一方、強剛母趾は、外反母趾とは異なり、親指が付け根から内側に折れ曲がることはなく、母趾の付け根付近（足の甲側）を触ると、ボコっと骨が出っ張ったような感触があります。強剛母趾は、外反母趾と同じく親指の付け根に痛みを感じるのですが、痛みを感じるのは真横ではなく足の甲側で、特に親指を反らしたりすると痛み、場合によっては関節が腫れあがることもあります。強剛母趾は、母趾の付け根の関節（母趾MTP関節）に起こる変形性関節症の一種です。</p>
<h3 class="news_headline2">強剛母趾になりやすい方の特徴</h3>
<p>強剛母趾は、足の親指に強い負担がかかることが多い方に発症します。特に、テニス・剣道・柔道・社交ダンスなど、つま先立ちになることが多いスポーツをしている方や、普段から高めのハイヒールを履いている方は、発症しやすいといわれています。</p>
<p>足の指が反った状態で体重がかかることで、足の中足骨・基節骨付近の関節（母趾の付け根の関節）に大きな荷重がかかり、関節の軟骨がすり減って、やがて骨棘（こつきょく）という突起物が形成されてしまいます。骨棘は文字通り、骨の棘（とげ）のような出っ張りなので、これが形成されると、やがて母趾を反らすことができなくなってしまいます。</p>
<p>症状が悪化すると、つま先立ちなど母趾を反らす動作で痛みが伴い、骨棘ができたあたりに腫れが生じて、ハイヒールなども履けなくなります。さらに悪化すると、走ることはもちろん、普通に歩くことすらままならない状態になってしまうこともあります。</p>
<h3 class="news_headline2">なぜ強剛母趾になると歩くことが困難になってしまうのか？</h3>
<p>普段、私たちはそこまで意識することはないと思いますが、歩いたり走ったりする際は、思いのほか母趾に負担がかかります。歩行動作は、大きく分けて、</p>
<ol>
<li>遊脚相（ゆうきゃくそう）：脚が宙に浮いている状態</li>
<li>立脚相（りっきゃくそう）：足が地面に接し、身体を支えている状態</li>
</ol>
<p>の2つに大別できます。人間は歩いたり走ったりする際、踵（かかと）の外側から着地し、重心が足の外側から小指側に移動し、徐々に小指球側から母趾へと移っていきます。そして最後は、母趾球で地面を力強く蹴ることで、身体を進行方向へ前進させているのです。</p>
<p>このとき、強剛母趾になってしまった方は、母趾の付け根の関節が反らない（背屈・伸展できない）ため、地面をうまく蹴ることができません。この状態のままスポーツを長期間続けたり、高いハイヒールを履き続けたりしていると、やがて骨棘が形成され、日を追うごとに徐々に大きくなり、痛みも比例して強くなっていきます。やがて、歩くことすら困難な状態になってしまうのです。</p>
<p>骨棘は、一度できると自然に消滅することはありません。場合によっては、骨棘を取り除くための手術を行うこともあります。関節の動きがほとんどなく、関節軟骨も残っていない重度の強剛母趾の場合は、関節の角度を歩きやすい角度に固定してしまう手術を行うこともあります。いずれにせよ、症状の強さや骨棘の大きさ、関節軟骨の摩耗具合で総合的に判断して治療されます。軽度であれば、母趾の関節が曲がらないように靴底が硬い靴を履くことで、負担を減らすことができます。</p>
<h3 class="news_headline2">強剛母趾と間違えてしまうこともある痛風、関節リウマチ</h3>
<p>このように親指の付け根に痛みや腫れなどの症状が出て、強剛母趾と間違われやすいものとしては、外反母趾の他にも痛風や関節リウマチなどがあります。</p>
<p>痛風は生活習慣病の一種で、プリン体を多く含む食事をとり過ぎることなどで発症します。そうした食習慣を続けていると、やがて血液中の尿酸値が上がり、尿酸が母趾の関節に結晶となってたまり、それが原因で関節に炎症が起こって、激しい痛みが生じます。</p>
<p>関節リウマチは、関節を覆う滑膜（かつまく）に炎症が起こり、放っておくと、やがて軟骨や骨が壊されていく病気です。関節リウマチの場合は親指だけでなく、手足の複数の関節に左右対称に影響が出ることが多いので、足全体や他の関節にも違和感を感じた場合は、リウマチを疑う必要があります。いずれにせよ、できるだけ早く整形外科などの医療機関で診察してもらうことが大切です。</p>
<h3 class="news_headline2">強剛母趾は早期発見が大切｜セルフケアと予防</h3>
<p>強剛母趾は、進行すると骨棘ができて関節が動かなくなり、手術が必要になることもありますが、骨棘が小さく軟骨が残っている早い段階であれば、保存的な対応で進行を抑えたり、痛みをやわらげたりできる可能性があります。だからこそ、「親指の付け根（甲側）が反らすと痛い」「つま先立ちがしづらい」といった初期のサインに早めに気づくことが大切です。</p>
<p>セルフケア・予防のポイントは、まず母趾の付け根に過度な負担をかけないことです。つま先立ちを繰り返すスポーツのあとはしっかり休ませる、ハイヒールや先の細い靴の長時間使用を避ける、靴底が硬めで母趾の付け根が過度に反らない靴を選ぶ、といった工夫が負担軽減につながります。痛みが強いときは無理に動かさず、患部を冷やして安静にすることも大切です。ただし、自己流のマッサージやストレッチで無理に母趾を反らすと、かえって炎症を悪化させることがあるため注意が必要です。親指の付け根の痛みや反らしにくさが続く場合は、自己判断せず、早めに整形外科などの医療機関を受診しましょう。</p>
<h2 class="news_headline2">まとめ</h2>
<p>強剛母趾は、足の親指の付け根の関節（母趾MTP関節）に起こる変形性関節症で、軟骨がすり減り骨棘ができることで、親指を反らすと甲側が痛み、つま先立ちや歩行が困難になります。つま先立ちの多いスポーツやハイヒールが誘因で、外反母趾・痛風・関節リウマチとの見分けが必要です。骨棘は自然に消えないため、早期発見と負担軽減が大切で、親指の痛みが続く場合は医療機関の受診をおすすめします。</p>
<h2 class="news_headline2">参考文献・出典</h2>
<p>・日本整形外科学会<a href="https://www.joa.or.jp/" target="_blank" rel="noopener">https://www.joa.or.jp/</a></p>
<p>・厚生労働省 e-ヘルスネット<a href="https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/" target="_blank" rel="noopener">https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/</a></p>
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			</item>
		<item>
		<title>腱鞘炎は女性がかかりやすいって本当！?｜原因・女性ホルモンとの関係・対処法を徹底解説</title>
		<link>https://balance-conditioning.net/tendovaginitis/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[編集長]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 07 Jan 2017 04:33:37 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[手関節・手指の症状]]></category>
		<category><![CDATA[骨や関節のトラブルとその原因]]></category>
		<category><![CDATA[親指]]></category>
		<category><![CDATA[女性]]></category>
		<category><![CDATA[ばね指]]></category>
		<category><![CDATA[スマホ]]></category>
		<category><![CDATA[ドケルバン病]]></category>
		<category><![CDATA[腱鞘炎]]></category>
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					<description><![CDATA[生理痛や月経不順など、女性にしか解らない苦しみはたくさんあります。また、子宮がんや乳がんなど、女性ならではの疾患も数多く存在します。実は、指先や手首などに多くみられる腱鞘炎（けんしょうえん）も、男性よりも女性のほうが発症 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>生理痛や月経不順など、女性にしか解らない苦しみはたくさんあります。また、子宮がんや乳がんなど、女性ならではの疾患も数多く存在します。実は、指先や手首などに多くみられる腱鞘炎（けんしょうえん）も、男性よりも女性のほうが発症率が高い疾患だということをご存知でしょうか。</p>
<p>ご存知の方も多いと思いますが、腱鞘炎は文字通り、『腱（けん）』や『腱鞘（けんしょう）』と呼ばれる部分で炎症が起こる疾患で、手・指・手首などに多くみられる病気です。</p>
<p>特に腱鞘炎が起きやすい部分は、肘から手首と手の指で、その中でも手首の親指側に起こるものを『ドケルバン病』、手の指に起こるものを『ばね指（弾発指）』といいます。</p>
<blockquote><p>『ドケルバン病』は、親指を動かす腱（長母指外転筋・短母指伸筋）の腱鞘炎です。親指の使いすぎなどで、これらの腱が手首の親指側の腱鞘の中をくり返し滑走することで炎症が起こります。<br />
『ばね指』は、指の使いすぎなどにより、指の付け根（MP関節付近）の腱鞘が厚くなり、屈筋腱の動きがスムーズにいかなくなった状態です。指を伸ばそうとするとカクンと跳ねるように動く「弾発現象」が起こります。中年女性や、手をよく使う方の親指・中指・薬指などに多くみられます。</p></blockquote>
<h2 class="news_headline2">腱と腱鞘の仕組み</h2>
<p>筋肉が収縮することによって腱が引っ張られ、それが骨に伝わることで、関節の屈曲や伸展といった動きが起こります。このとき、筋肉の末端組織である腱は、浮き上がったり横にずれたりしないように、『腱鞘（けんしょう）』と呼ばれるトンネル状の組織の中を通っています。</p>
<p>しかし、指先や手首を酷使する方では、しばしば、腱が腱鞘のトンネル内でスムーズに動かなくなってしまい、手先や手首などに違和感が出てしまうことがあります。腱鞘炎の初期の頃は痛みを感じることも少なく、仮に痛みがあっても瞬間的な痛みだけで済むことが多いようですが、そのまま放置すると、やがて単なる違和感に留まらず、腱が動くたびにひっかかったり、痛みを伴ったりするようになります。さらに悪化すると、患部が腫れたり、動きが大きく制限されたりすることもあります。</p>
<h2 class="news_headline2">腱鞘炎の原因は手の使い過ぎとは限らない</h2>
<p>腱鞘炎は、先にも触れたとおり、指先や手首を酷使する方に多くみられます。例えば、デスクワークでパソコンを長時間使用する方や、ピアニストなど指先を酷使する方にとても多くみられ、職業病の一つとしても知られています。また、近年はスマートフォンの使いすぎ（特に親指）も、腱鞘炎の一因として注目されています。</p>
<p>しかし、そうした職業に従事していなくても、日常的に指や手首を酷使する方であれば発症するという、私たちにとってとても身近な病気です。一般的に腱鞘炎は、手首や指の曲げ伸ばし動作を頻繁に行う方が発症しやすいといわれていますが、発症原因は必ずしもそれだけではありません。頻繁に動かさなくても、極めて短時間のあいだに指先・手首などに著しく負担をかけてしまった場合でも発症することがありますし、加齢による変化も大いに影響します。</p>
<p>また、腱鞘炎は、冒頭で少し触れたように、女性のほうが男性よりも発症率が高いことが知られています。特に、更年期を迎えた方や、妊娠中・出産後の女性など、ホルモンバランスが変化している時期は発症率が高いので、注意を払う必要があります。</p>
<p>女性ホルモンには、エストロゲンとプロゲステロンの2種類があり、一定の周期を保つことで身体のバランスが保たれています。実は、このエストロゲンには、腱や腱鞘の柔軟性を保ったり、組織の修復に関わったりする働きがあります。もし、このホルモンが減少してしまうと、腱や腱鞘がむくんだり、硬くこわばったりして、手を中心に痛みや不快感が出やすくなります。そのため、40代以降の更年期の女性や、妊娠期・産後といったエストロゲンが変動・低下しやすい時期の女性は、腱や腱鞘への負担がより一層高くなってしまうのです。こうした理由から、腱鞘炎は女性に多くみられる疾患となっています。</p>
<h2 class="news_headline2">もし腱鞘炎になってしまったら</h2>
<p>もし腱鞘炎が疑われた場合は、『手を休め、なるべく手首や指に負担をかけないようにする』ことが基本です。このとき、サポーターやテーピングを使用して患部を固定し、余計な動きをしないようにするのも効果的です。</p>
<p>少しでも腱鞘炎の症状を抑えるためには、ホルモンバランスの乱れを防ぐことも一つのポイントなので、睡眠不足や偏った食事、ストレスなどにも注意を払ったほうがよいでしょう。もし、こうした対処法で改善しない場合は、いつまでも自力で対応しようとせず、速やかに医療機関にかかるべきです。</p>
<p>基本的には整形外科を受診することになりますが、できれば、その中でも特に手を専門に診ている医師（手外科）に診てもらうと、より適切な対処をしてくれると思います。その上で、消炎鎮痛剤（飲み薬・湿布）を用いたり、患部への注射（ステロイド注射）を行ったり、ストレッチなどのリハビリを徐々に行ったりすることで、多くは改善していきます。しかし、腱鞘のダメージが大きい、あるいは重症化した場合は、最終的に、腱鞘を切り開いて腱の動きをスムーズにする外科的な手術が必要になることもあります。</p>
<p>痛みが少し和らいできたら、指の付け根や手首、腕の筋肉を伸ばすといったストレッチを、痛みのない範囲で行うようにしてください。これは腱鞘炎の予防にもなる方法なので、普段から手作業を中心にする人は、予防のためにも行ったほうがよいでしょう。</p>
<h3 class="news_headline2">腱鞘炎を防ぐ・悪化させないための日常のポイント</h3>
<p>腱鞘炎は、一度なると繰り返しやすく、こじらせると治りにくいため、「ためない・無理させない」工夫が大切です。だからこそ、日頃のちょっとした心がけが、予防にも改善にもつながります。</p>
<p>まず意識したいのが「手を休ませる時間」をつくることです。パソコンやスマートフォン、家事や手芸など、同じ手の動きを長く続けるときは、30分〜1時間に一度は手を止めて、指や手首を軽く回したり、伸ばしたりしましょう。特にスマホは、親指だけで長時間操作すると親指の腱に負担が集中するので、持ち方を変える・両手を使うなどの工夫が有効です。</p>
<p>次に「冷やさない」ことも大切です。手や腕が冷えると血流が悪くなり、腱や腱鞘がこわばりやすくなります。冷えやすい方は、手首を温める、ぬるめのお湯で手を温めるなどのケアもよいでしょう。また、痛みや違和感が出ているときに、我慢して手を使い続けたり、痛い部分を強く揉んだりするのは逆効果になることがあります。違和感の段階で早めに手を休めることが、悪化を防ぐ一番のポイントです。特に、産後で赤ちゃんの抱っこが多い時期や、更年期で手がこわばりやすい時期は、無理をせず、つらいときは早めに整形外科(手外科)に相談してください。</p>
<h2 class="news_headline2">まとめ</h2>
<p>腱鞘炎は、腱と腱鞘の間で炎症が起こる身近な病気で、手首の親指側に起こるドケルバン病や、指のばね指が代表的です。手の使いすぎだけでなく、加齢や、更年期・妊娠産後のエストロゲン低下によるホルモンバランスの変化も関わるため、女性に多くみられます。基本は手を休め、装具や薬で対処し、改善しなければ手外科を受診しましょう。冷えを防ぎ、こまめに手を休める習慣が予防になります。</p>
<h2 class="news_headline2">参考文献・出典</h2>
<p>・日本整形外科学会「ばね指（弾発指）」「ドケルバン病」<a href="https://www.joa.or.jp/" target="_blank" rel="noopener">https://www.joa.or.jp/</a></p>
<p>・厚生労働省 e-ヘルスネット<a href="https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/" target="_blank" rel="noopener">https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/</a></p>
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		<item>
		<title>手首の親指側の腫れや痛み、それはドケルバン病かもしれません！｜原因・検査・治療を徹底解説</title>
		<link>https://balance-conditioning.net/dequervain_disease/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[編集長]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 07 Jan 2017 06:31:49 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[骨や関節のトラブルとその原因]]></category>
		<category><![CDATA[手関節・手指の症状]]></category>
		<category><![CDATA[長母指外転筋]]></category>
		<category><![CDATA[炎症]]></category>
		<category><![CDATA[親指]]></category>
		<category><![CDATA[女性ホルモン]]></category>
		<category><![CDATA[短母指伸筋]]></category>
		<category><![CDATA[鞘炎]]></category>
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					<description><![CDATA[『ドケルバン病』は、手首の親指側に起こる腱鞘炎の一種です。具体的には、親指を動かす腱（短母指伸筋腱・長母指外転筋腱）が、手首の親指側にある腱鞘の中をくり返し滑走することで、その部分に炎症が起こる病気です。 腱とは、筋肉を [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>『ドケルバン病』は、手首の親指側に起こる腱鞘炎の一種です。具体的には、親指を動かす腱（短母指伸筋腱・長母指外転筋腱）が、手首の親指側にある腱鞘の中をくり返し滑走することで、その部分に炎症が起こる病気です。</p>
<p>腱とは、筋肉を骨に結合する繊維状の組織のことで、ドケルバン病では、親指の付け根から手首にかけて走る短母指伸筋腱（たんぼししんきんけん）と、長母指外転筋腱（ちょうぼしがいてんきんけん）のあたりで炎症が生じます。</p>
<h3 class="news_headline2">ドケルバン病になりやすい方の原因は母指の使い過ぎ</h3>
<p>人間が指先を動かすときには、指の筋肉だけでなく、手首から肘にかけての前腕の筋肉が動かなければなりません。この前腕の筋肉の動きを指に伝えているのが『腱（けん）』と呼ばれる細長い繊維状の組織で、手指の骨・腱・前腕の筋肉は常に連動しています。</p>
<p>母指（親指）をパーの形に広げると、手首の親指側に腱が張り、皮膚の下にうっすらと筋のように浮かんで見えます。この短母指伸筋腱と長母指外転筋腱が、手関節の母指側にある腱鞘（手背第一コンパートメント）と呼ばれるトンネルの中を通過して手指の骨に付着しているので、筋肉が収縮すると、その力が腱を介して伝わり、親指を動かすことができるのです。</p>
<p>親指を頻繁に使うことで、腱と腱鞘が過度にストレスを受け、腱鞘の内部が肥厚（厚く膨らむ）してしまい、結果、腱が圧迫されやすくなります。この状態のまま腱が腱鞘内をくり返し滑走すると、腱鞘の内側と腱の表面に摩擦が生じて、炎症が発症してしまうのです。また、手背第一コンパートメントの内部は、2つの腱を分けて通す隔壁があることがあり、その場合はより狭くなって、圧迫が生じやすいことも一因になります。</p>
<p>ちなみに、<a href="http://muscle-guide.info/extensorpollicisbrevis.html" target="_blank" rel="noopener">短母指伸筋</a>は親指を伸ばす働きをし、<a href="http://muscle-guide.info/abductorpollicislongus.html" target="_blank" rel="noopener">長母指外転筋</a>は親指を広げる働きをしている筋肉です。</p>
<p>ドケルバン病になると、『手首の親指側が痛む』『腫れる』『親指を広げると痛みが起こる』といった症状が現れるようになります。ドケルバン病は、特に妊娠・出産の時期の女性や、更年期の女性に多くみられる病気です。</p>
<p>なぜかというと、まだ首がすわっていない赤ちゃんを抱っこする際に、手のひらをめいっぱい広げて赤ちゃんの頭を支えるため、親指側の腱と腱鞘がくり返し負担を受けるからです。また、<a href="http://bone-guide.net/tendovaginitis/">腱鞘炎に関する記事</a>でも解説したように、更年期を迎えた方や、妊娠中・出産後の女性は、ホルモンバランスの変化により腱鞘炎の発症率が高くなるので、特に注意を払う必要があります。</p>
<p>もちろん、女性だけでなく、パソコンやスポーツ、近年でいえばスマホを長時間使用して親指を酷使する方なら、誰でもドケルバン病になる可能性があります。このように、ドケルバン病はごく一部の人だけがかかる病気ではなく、誰でもなる可能性がある、身近な病気なのです。</p>
<h3 class="news_headline2">ドケルバン病の診断とその治療方法</h3>
<p>ドケルバン病の診断には、『フィンケルシュタインテスト』という方法がよく用いられます。親指を握り込むようにして手首を小指側に曲げたときに、親指側の痛みが強くなる場合は、ドケルバン病の疑いがあると判断されます。ドケルバン病の疑いがある方は、腱鞘炎と同様、なるべく早い段階で整形外科の診療を受けることをおすすめします。</p>
<p>ドケルバン病は、基本的に母指の腱の使いすぎで起こる病気なので、あまり親指を使わないようにして、安静を心がける必要があります。そのために、保存療法の一環として『シーネ固定』などの装具で、親指の動きを制限することがあります。装具は、痛みが治まるまでの間つけているのが望ましいのですが、日中はつけていられないという方は、せめて夜間だけでもつけるようにしてください。基本的に、この装具で患部を固定すれば、個人差はありますが、数週間程度で症状がかなり改善することが多いとされます。</p>
<p>痛みが激しい場合は、炎症を起こしている部位に、腱鞘内ステロイド注射をすることもあります。手術による治療方法もありますが、これは保存療法があまり有効でない場合や、仕事柄、手を使うことが多くて安静にできないという方などに用いられる方法で、圧迫の原因になっている腱鞘を切り開く方法です。</p>
<p>腱鞘の鞘（さや）を部分的に切開することで、腱が圧迫されなくなるので、親指を動かしても痛みを感じにくくなります。手術といっても、大がかりなものではなく、『腱鞘切開術』であれば、日帰りで行えることもあります。この手術は身体への負担が少なく、傷跡も小さく残りにくいのがメリットです。</p>
<p>ドケルバン病は、最初のうちは大した痛みではありませんが、放置しておくと、ふたを開ける、ペンを握るといった簡単な動作でも痛みを感じるようになります。痛みが慢性化してしまうと、保存療法が有効でなくなり、手術が必要になってしまう場合もあるので、なるべく早いうちに対応するのが望ましいといえます。</p>
<h3 class="news_headline2">ドケルバン病を防ぐ・悪化させない日常のポイント</h3>
<p>ドケルバン病は、こじらせると治りにくくなるため、「親指を休ませる」「無理をさせない」工夫が大切です。だからこそ、日頃の心がけが予防にも改善にもつながります。</p>
<p>最も大切なのは、親指への負担を減らすことです。スマホは親指だけで長時間操作すると負担が集中するので、両手で持つ・他の指も使う・操作時間を区切る、といった工夫が有効です。家事や育児、手作業でも、同じ動作を続けるときは、こまめに手を休め、手首や親指を軽く動かしましょう。痛みや違和感があるときは、サポーターやテーピングで親指〜手首を軽く支えると、余計な動きを減らせます。</p>
<p>特に注意したいのが、産後の抱っこです。赤ちゃんを抱える際に、親指を広げて手首に体重をかける持ち方を続けると、ドケルバン病を起こしやすくなります。抱っこの向きをこまめに変える、手首ではなく腕全体で支える、抱っこ紐を活用する、といった工夫で負担を分散しましょう。また、手や手首を冷やすと腱がこわばりやすくなるため、冷えを防ぐことも予防になります。痛みが続く・抱っこがつらいといった場合は、我慢せず、早めに整形外科(手外科)に相談してください。</p>
<h2 class="news_headline2">まとめ</h2>
<p>ドケルバン病は、手首の親指側で、親指を動かす腱(短母指伸筋腱・長母指外転筋腱)とその腱鞘に炎症が起こる腱鞘炎です。母指の使いすぎが原因で、特にスマホ操作や、妊娠産後・更年期のホルモン変化が関わる女性に多くみられます。フィンケルシュタインテストで診断され、治療は安静・装具・ステロイド注射が中心で、重症例では腱鞘切開術が行われます。親指を休め、冷えを防ぐことが予防の鍵です。</p>
<h2 class="news_headline2">参考文献・出典</h2>
<p>・日本整形外科学会「ドケルバン病（狭窄性腱鞘炎）」<a href="https://www.joa.or.jp/" target="_blank" rel="noopener">https://www.joa.or.jp/</a></p>
<p>・厚生労働省 e-ヘルスネット<a href="https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/" target="_blank" rel="noopener">https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/</a></p>
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