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	<title>臀部・股関節の症状 &#8211; 骨と関節の仕組み</title>
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		<title>O脚とX脚とは？歪みの原因は骨盤、股関節にあった！｜原因・セルフチェック・改善のポイントを徹底解説</title>
		<link>https://balance-conditioning.net/bowlegs_knockkneed/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[編集長]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 05 Jan 2017 15:08:34 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[臀部・股関節の症状]]></category>
		<category><![CDATA[骨や関節のトラブルとその原因]]></category>
		<category><![CDATA[O脚]]></category>
		<category><![CDATA[X脚]]></category>
		<category><![CDATA[変形]]></category>
		<category><![CDATA[股関節]]></category>
		<category><![CDATA[脚]]></category>
		<category><![CDATA[膝関節]]></category>
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					<description><![CDATA[O脚（おうきゃく）・X脚（えっくすきゃく）は、現代人が抱える現代病としても有名な症状です。 O脚は、まっすぐに立ったとき、脚のラインが直線ではなく外側に湾曲して、膝やふくらはぎがつかずに内側に空洞ができてしまう状態のこと [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>O脚（おうきゃく）・X脚（えっくすきゃく）は、現代人が抱える現代病としても有名な症状です。</p>
<p>O脚は、まっすぐに立ったとき、脚のラインが直線ではなく外側に湾曲して、膝やふくらはぎがつかずに内側に空洞ができてしまう状態のことをいいます（ニーアウト・トゥイン）。シルエットがアルファベットのOの字に似ていることから、O脚という呼び名になりました。実に、日本人の8割以上の方がO脚だともいわれています。</p>
<p><img fetchpriority="high" decoding="async" style="display:block; max-width:100%; height:auto; margin:0 0 8px 0;" src="https://balance-conditioning.net/wp-content/uploads/2017/01/admin-ajax.jpg" alt="O脚とＸ脚の構造" width="299" height="287" /><br />
O脚とＸ脚の構造</p>
<p>また、X脚は、両足をそろえて立ったときに、内側のくるぶしはつかないのに膝がぶつかってしまう状態をいいます（ニーイン・トゥアウト）。真正面から見たときに足が『くの字』（内側に歪んで内股になっている）に曲がり、ちょうどアルファベットのXの文字にも見えることから、X脚といわれています。一般に欧米人に多くみられ、男性よりも女性に多いといわれています。</p>
<h3 class="news_headline2">脚の歪みの原因は骨盤と股関節にある</h3>
<p>O脚にせよX脚にせよ、歪みの原因のほとんどは骨盤と股関節にあります。骨盤は脊柱を支える土台的な役割を果たし、股関節は大腿骨と骨盤をつなぐ部分で、全身のバランスの支点となるところです。骨盤の両側のくぼみに大腿骨の骨頭がぴったりと納まっていて、球形の骨頭が前後左右に回せるようになっています。</p>
<p>膝関節や足関節も身体の重い体重を支えていますが、股関節には立っているだけでも大きな負荷がかかり、片脚立ちなどではさらに大きな負荷がかかります。もし骨盤に歪みがあると、常に何らかの偏った負荷が股関節にかかるようになり、それが長期化すると、単に見た目が悪いだけでなく、やがて股関節や膝関節が変形し、身体に様々な悪影響を与えるようになります。</p>
<h3 class="news_headline2">股関節と下腿部の内外旋で変わる脚のライン</h3>
<p>脚の歪みのパターンは、股関節の内旋・外旋、内転・外転、下腿（脛骨）の内旋・外旋などが複雑に絡み合うことで、より複雑になります。</p>
<p><strong>O脚のメカニズム</strong></p>
<p><img decoding="async" style="display:block; max-width:100%; height:auto; margin:0 0 8px 0;" src="https://balance-conditioning.net/wp-content/uploads/2017/01/okyaku.jpg" alt="Ｏ脚" width="200" height="236" /><br />
Ｏ脚</p>
<p>O脚の方の骨盤は、後傾（後ろ側に傾く）している特徴があります。これに伴い、股関節は外旋しようとするので、自然に膝が外側へ開くようになります。さらに、膝関節の屈曲、下腿（主に脛骨）の外旋が付加的に加わることで、O脚になります。「O脚はただ足が曲がっていて見た目が悪いだけ」と気にせず長期間放置し続けると、やがて膝や腰の痛みを発症するようになります。</p>
<p><strong>X脚のメカニズム</strong></p>
<p><img decoding="async" style="display:block; max-width:100%; height:auto; margin:0 0 8px 0;" src="https://balance-conditioning.net/wp-content/uploads/2017/01/xkyaku.jpg" alt="Ｘ脚" width="200" height="236" /><br />
Ｘ脚</p>
<p>X脚の人の骨盤は、前傾（前側に傾く）している特徴があります。これに伴い、股関節は内旋しようとするので、自然に膝が内側を向くようになります。さらに、膝関節の伸展、下腿（主に脛骨）の内旋が付加的に加わることで、X脚になります。X脚になると、一般的に体重が膝の内側にかかるようになり、それに伴って内側縦足弓（土踏まず）が低下・消失してしまうことがあります。</p>
<p>土踏まずが消失すると、足裏の負担が高まるだけでなく、外反母趾（がいはんぼし）が誘発されてしまう可能性もあります。</p>
<h3 class="news_headline2">骨盤、股関節の歪みを確認してみよう</h3>
<p>このように、O脚・X脚は、一見すると膝関節の歪みによって生じるように見えますが、実は骨盤と股関節の歪みが大きな原因となっています。それでは、ここで簡易的にできる骨盤・股関節の歪みのチェック方法をご紹介します。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" style="display:block; max-width:100%; height:auto; margin:0 0 8px 0;" src="https://balance-conditioning.net/wp-content/uploads/2017/01/003-300x225-280x210.jpg" alt="右股関節の外旋変位" width="280" height="210" /><br />
右股関節の外旋変位</p>
<p>まず、仰向けに寝ます。このとき、腰のところに手のひら一枚分の隙間がある場合は正常です。手のひら二枚分、あるいはこぶしが入ってしまうくらい隙間がある場合は骨盤は前傾、手のひら一枚分より狭い、あるいは手のひらが入らない場合は骨盤は後傾していると考えられます。また、同時につま先の向きも確認してみてください。</p>
<p>写真のモデルの場合、左側は正常ですが、右側は股関節が外旋しています。この場合、O脚になる要素があるわけです。もし、このときにつま先が内側を向いているようなら、股関節が内旋しているので、X脚になる要素があります。加えて、仰向けに寝たときに膝裏と床との間に隙間がかなり空いてしまっているようなら、膝が伸びず、膝関節が屈曲してしまっているという証拠になります。</p>
<h3 class="news_headline2">さまざまな脚のライン</h3>
<p>一般に、男性はガニ股の方が多く、女性は内股やO脚の方が多いといわれています。また、欧米人ではX脚が多いといわれています。このように脚のラインが性別や人種によって異なるのは、骨格や筋力、柔軟性、生活習慣など、いくつかの要因が重なった結果と考えられています。</p>
<p>若いうちは単なる見た目の問題で済みますが、これに加齢が加わると、痛みの強い整形外科的疾患につながるリスクが高くなるので、なるべく若いうちに対応した方がよいでしょう。いずれにせよ、このような状態が長期間続いた場合、クセが固定化して、股関節周りの筋肉の筋力や柔軟性、筋肉の表面を覆う筋膜の硬化がかなり進行していることが考えられるので、短期間に結果を出そうとすると、かえって危険です。また、骨盤の歪みにとどまらず、骨の変形などが認められる方は、整形外科医などの専門家の管理のもとで運動を行うことをおすすめします。</p>
<h3 class="news_headline2">O脚・X脚を放置するとどうなる？改善のポイント</h3>
<p>O脚・X脚は「見た目の問題」と思われがちですが、放置すると健康面のリスクにつながることがあります。脚のラインが歪むと、膝の関節にかかる体重のバランスが偏り、O脚では膝の内側、X脚では膝の外側など、特定の場所に負担が集中します。これが長年続くと、その部分の軟骨がすり減り、加齢とともに変形性膝関節症(膝の痛み)へと進行するリスクが高まります。また、骨盤の歪みは、腰痛や姿勢の崩れ、X脚では土踏まずの低下から外反母趾へとつながることもあります。</p>
<p>改善のポイントは、原因が骨盤・股関節にあることを踏まえて、(1)硬くなっている筋肉(O脚なら股関節の外旋筋やお尻の外側など)をストレッチでゆるめる、(2)弱くなっている筋肉(内ももの内転筋やお尻の筋肉など)を鍛えてバランスを整える、(3)立ち方・座り方・歩き方のクセを見直す、の3つが基本になります。脚を組む、女の子座り、片脚重心などのクセは歪みを助長するため、日頃から意識して避けることが大切です。</p>
<p>ただし、O脚・X脚には、成長期の生理的なものや、病気・骨の変形によるものなど様々なタイプがあります。特に、痛みを伴う、左右差が強い、急に進行した、子どもの強い変形といった場合は、自己流の矯正運動はかえって悪化を招くことがあるため、まず整形外科を受診し、原因を確認してもらうことをおすすめします。</p>
<h2 class="news_headline2">まとめ</h2>
<p>O脚・X脚は、膝そのものよりも、骨盤の傾きと股関節の内外旋の歪みが大きな原因です。O脚は骨盤後傾＋股関節外旋、X脚は骨盤前傾＋股関節内旋が背景にあり、放置すると膝・腰の痛みや変形性膝関節症、外反母趾などにつながることもあります。改善には、硬い筋肉のストレッチと弱い筋肉の強化、姿勢のクセの見直しが基本です。痛みや強い変形がある場合は、自己判断せず整形外科を受診しましょう。</p>
<h2 class="news_headline2">参考文献・出典</h2>
<p>・日本整形外科学会<a href="https://www.joa.or.jp/" target="_blank" rel="noopener">https://www.joa.or.jp/</a></p>
<p>・厚生労働省 e-ヘルスネット<a href="https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/" target="_blank" rel="noopener">https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/</a></p>
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			</item>
		<item>
		<title>寝たきりになってしまうことも！大腿骨頸部の骨折について｜原因・症状・手術と予防法を徹底解説</title>
		<link>https://balance-conditioning.net/fracture_legs/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[編集長]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 05 Jan 2017 15:34:54 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[骨や関節のトラブルとその原因]]></category>
		<category><![CDATA[臀部・股関節の症状]]></category>
		<category><![CDATA[大腿骨頸部]]></category>
		<category><![CDATA[寝たきり]]></category>
		<category><![CDATA[老人]]></category>
		<category><![CDATA[転倒]]></category>
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					<description><![CDATA[一般に、年齢を重ねると身体の様々な部分が老化し、傷めやすくなります。中でも、高齢者が寝たきりの介護状態になってしまう最大の原因の一つとしてよく知られているのが、転倒をきっかけとした腰〜下肢の骨折です。 高齢者は、一般に骨 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>一般に、年齢を重ねると身体の様々な部分が老化し、傷めやすくなります。中でも、高齢者が寝たきりの介護状態になってしまう最大の原因の一つとしてよく知られているのが、転倒をきっかけとした腰〜下肢の骨折です。</p>
<p>高齢者は、一般に骨が脆くなっている方が多いため、少し転倒しただけでもすぐに骨折してしまうことがあります。これらの骨折の中で、寝たきりの原因につながる骨折として最も知られているのが、大腿骨頸部（だいたいこつけいぶ）骨折です。</p>
<h3 class="news_headline2">大腿部と大腿骨頸部の仕組み</h3>
<p>大腿部とは、いわゆる太もものことで、その中に入っている長管骨を<a href="https://balance-conditioning.net/femur/">大腿骨（だいたいこつ）</a>といいます。人間の身体は約200個もの骨で作り上げられていますが、その中でも最も長く、重要な役割を果たしているのが、この大腿骨です。大腿骨は股関節から膝までつながった1本の骨でできており、股関節とつながっている部分を特に大腿骨頸部（だいたいこつけいぶ）と呼びます。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" style="display:block; max-width:100%; height:auto; margin:0 0 8px 0;" src="https://balance-conditioning.net/wp-content/uploads/2017/01/kokkeibu-300x282-300x282.jpg" alt="大腿骨頸部の構造" width="300" height="282" /><br />
大腿骨頸部の構造</p>
<p>股関節は、寛骨の寛骨臼（かんこつきゅう）と呼ばれる受け皿に相当する場所に、大腿骨の骨頭がはまり込む形で構成されています。一見、頑丈そうに見えるこの箇所ですが、大腿骨の外側上部にある大転子（大腿の外側で触れることができる、でっぱった部分）が皮下にあるため、転倒などによって衝撃を受けやすく、その衝撃で、細くなっている頸部に骨折が生じやすいのです。</p>
<p>これは特に、骨密度の低い高齢者にとても多くみられ、ほとんどの場合、歩行が困難になります。大腿骨の頸部には、骨頭まで血液を運ぶ動脈が通っているため、骨折するとその血管まで損傷するケースが多く、そうなると骨頭に血液が行き届かなくなるため、骨折が治りにくくなる(偽関節)ばかりか、骨組織が壊死してしまう(大腿骨頭壊死)こともあります。このため、大腿骨頸部を骨折したことで、そのまま寝たきりになってしまうケースは少なくありません。</p>
<p>基本的に、下半身の骨は上半身の重さをしっかり支えられるように太く丈夫にできていて、成人であれば、たとえ荷重がかかってもそうそう簡単に折れることはありません。若い方の大腿骨頸部骨折は、交通事故や激しいスポーツなど、よほどの衝撃が加わらない限り発症することはまずないと思っていただいてよいでしょう。しかし、高齢者の場合は、筋力の衰えや骨密度の低下などが複合的に影響してくるので、ほんの僅かなダメージでもすぐに骨が折れてしまうのです。例えば、軽く尻餅をついただけで大腿骨頸部が骨折してしまったというケースもあるくらいなので、日頃から転倒しないように注意を払う必要があります。</p>
<p>大腿骨頸部が折れた場合、ほとんどのケースで発症直後からとても激しい痛みを感じるようになります。足の付け根あたりがひどく痛み、歩くことはもちろん、立つことさえ困難になります。高齢者の場合、骨折の中でもこの大腿骨頸部は折れやすい場所で、患者数は年間で非常に多く、しかも高齢化に伴って年々増加してきているので、決して他人事とはいえません。</p>
<p>もし、ご家庭に高齢者がいる場合は、できるだけ転倒しないように、邪魔な荷物を床に置かないようにしたり、手すりをつけたりするなどして、ご自宅をバリアフリー化すると安心かもしれません。ちなみに、大腿骨頸部骨折の患者は70歳代や80歳代に多くみられ、その大半を女性が占めているのが大きな特徴です（女性は閉経後に骨密度が低下しやすいためです）。</p>
<h3 class="news_headline2">もし、大腿骨頸部を骨折してしまったら</h3>
<p>もし大腿骨頸部を骨折してしまった場合、症状がヒビだけで済んでいる場合や、ほかに重い持病がある場合などを除き、基本的には外科的な手術を行うことが多くなります。手術内容はそれぞれの症状によっても異なりますが、大腿骨頸部は血流が乏しいため、栄養や酸素が十分に行き渡らず、自然治癒力が非常に低くなっています。</p>
<p>骨折した部分をネジや金属製のプレートなどで固定する術式（骨接合術）が一般的ですが、頸部の骨折で骨頭への血流が損なわれている場合などは、骨がうまくつかないことがあるため、折れた骨頭を人工のものに取り換える「人工骨頭置換術」や、股関節全体を取り換える「人工股関節置換術」が選択されることもあります。</p>
<p>いずれにせよ、手術後はリハビリが必要になり、その間、ベッドで過ごす時間が増えます。高齢者の場合は、特に足腰が急速に弱ってしまうので、寝たきり状態へと移行してしまうことがあります。当然、患部は他の人が触れたり、体勢を変えたりするだけでも激しく痛むため、動くのがおっくうになり、ますます寝たきりに近づくという悪循環を招くこともあります。だからこそ、近年は、できるだけ早期に手術を行い、早くからリハビリを開始して、寝たきりを防ぐという考え方が主流になっています。</p>
<p>大腿骨頸部骨折は、骨折そのものや手術が、心肺機能や免疫力などの低下を招き、その後の健康状態に大きく影響することがあります。だからこそ、骨折を「起こさない」ことが何よりも大切です。いずれにせよ、日頃から骨や筋肉を鍛え、カルシウムやビタミンDの摂取を心がけ、足元には常に注意を払いながら生活することが望まれます。</p>
<h3 class="news_headline2">骨折を防ぐ鍵は「骨粗鬆症対策」と「転倒予防」</h3>
<p>大腿骨頸部骨折は、いったん起こると生活の質を大きく下げてしまうため、何よりも「予防」が重要です。予防の鍵は、大きく分けて「骨を強く保つこと(骨粗鬆症対策)」と「転ばないこと(転倒予防)」の2つです。</p>
<p>まず骨粗鬆症対策としては、カルシウムやビタミンD、ビタミンK、タンパク質をバランスよくとること、日光を適度に浴びること(ビタミンDの活性化)、そして骨に刺激を与えるウォーキングなどの運動を続けることが大切です。特に閉経後の女性は骨密度が低下しやすいので、骨密度検査を定期的に受け、必要に応じて医師に相談し、治療を受けることも有効です。</p>
<p>次に転倒予防です。高齢者の骨折の多くは、自宅内のちょっとした段差やすべりなどで起こります。床に物を置かない、電気コードをまとめる、滑りやすいマットを固定する、階段や浴室・トイレに手すりをつける、足元を明るくする、といった住環境の見直しが効果的です。あわせて、下半身の筋力やバランス能力を保つための運動(スクワットや片脚立ちなど、無理のない範囲で)も、転びにくい身体づくりに役立ちます。「最近よくつまずく」「歩くのが不安」といったサインがある場合は、早めに整形外科や、かかりつけ医に相談しましょう。骨と筋肉を守り、転ばない環境を整えることが、いつまでも自分の足で歩き続けるための一番の備えになります。</p>
<h2 class="news_headline2">まとめ</h2>
<p>大腿骨頸部骨折は、高齢者が転倒などで起こしやすい骨折で、寝たきりの大きな原因になります。頸部は血流が乏しく、骨折すると骨頭壊死や偽関節を起こしやすいため、骨接合術や人工骨頭置換術などの手術と、早期のリハビリが重要です。閉経後の女性に多く、予防には骨粗鬆症対策(カルシウム・ビタミンD・運動)と転倒予防(住環境の整備・筋力維持)が欠かせません。気になる症状があれば、早めに医療機関に相談しましょう。</p>
<h2 class="news_headline2">参考文献・出典</h2>
<p>・日本整形外科学会「大腿骨頚部骨折」<a href="https://www.joa.or.jp/" target="_blank" rel="noopener">https://www.joa.or.jp/</a></p>
<p>・厚生労働省 e-ヘルスネット<a href="https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/" target="_blank" rel="noopener">https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/</a></p>
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			</item>
		<item>
		<title>股関節痛の意外な原因とは？日常の生活習慣が大きなカギとなる｜変形性股関節症の原因・進行・予防を徹底解説</title>
		<link>https://balance-conditioning.net/hip_pain/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[編集長]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 03 Aug 2015 22:19:56 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[骨や関節のトラブルとその原因]]></category>
		<category><![CDATA[臀部・股関節の症状]]></category>
		<category><![CDATA[関節リウマチ]]></category>
		<category><![CDATA[股関節痛]]></category>
		<category><![CDATA[変形性股関節症]]></category>
		<category><![CDATA[大腿骨骨頭壊死症]]></category>
		<category><![CDATA[大腿骨頚部転子部骨折]]></category>
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					<description><![CDATA[人体の中で最も大きく、強靭な関節は、言うまでもなく股関節（こかんせつ）です。しかし、股関節は、骨盤や脊柱、その他の関節で発生した問題がダイレクトに伝わりやすい場所でもあるので、非常に多くのトラブルに見舞われる関節でもあり [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>人体の中で最も大きく、強靭な関節は、言うまでもなく<a href="https://balance-conditioning.net/hip_joint/">股関節（こかんせつ）</a>です。しかし、股関節は、骨盤や脊柱、その他の関節で発生した問題がダイレクトに伝わりやすい場所でもあるので、非常に多くのトラブルに見舞われる関節でもあります。一般的に、骨盤や脊柱に歪みがある方は、同時に股関節にも何らかのトラブルを抱えている可能性があると思った方がよいかもしれません。</p>
<p>歩いたり走ったりすると股関節周辺に違和感や痛みを感じるという方がいらっしゃいますが、実はこうした症状が表面化するずっと以前から、股関節に異常があった可能性があるのです。</p>
<p>しかし、痛みが伴わない、あるいは痛みがあっても放っておけば痛みがなくなってしまうので、本人は全く気にも止めず、症状が表面化したときには、かなり重くなってしまっていることが多いようです。『歩き方がおかしい』と他人から指摘されたり、『椅子に座って脚を組むときに組みにくい方がある』『横座りをしたときにしやすい方としにくい方がある』と感じたことがある方は、すでに股関節に何らかの異常が起こり始めている可能性があります。</p>
<h3 class="news_headline2">股関節痛と痛みの原因は？</h3>
<p>股関節痛に当てはまる症状には、『変形性股関節症』『大腿骨頭壊死症』『関節リウマチ』『大腿骨頚部・転子部骨折』など、実に様々なものがあります。以前、<a href="https://balance-conditioning.net/basic_knowledge_2/">関節の分類のページ</a>でご紹介しましたが、股関節は分類上、肩関節と同じ球関節です。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" style="display:block; max-width:100%; height:auto; margin:0 0 8px 0;" src="https://balance-conditioning.net/wp-content/uploads/2017/01/kyuu_kansetu_2.jpg" alt="球（臼）関節" width="250" height="250" /><br />
球（臼）関節</p>
<p>球関節は、関節の一方が半球形をしていて、もう片方は臼状の形になっています。球関節である股関節は、大腿部の上端にある大腿骨頭が、骨盤の寛骨にある寛骨臼（かんこつきゅう）というところに深くはまり込んでいて、同じ球関節である肩関節と比べると、非常に強固な作りになっています。</p>
<p>股関節は、上半身と下半身をつなぐ役割があり、上半身の重さを一手に引き受けるため、強い靭帯によって補強されています。そのため、立つ・座る・走る・跳ぶ・蹴るといった動作をスムーズに行うことができるのです。しかし、ひとたび股関節に問題が発症すると、痛みや違和感を感じるようになり、また、動きにも制限が出て、日常生活に大きな支障をきたすようになります。</p>
<p>こうした股関節痛の原因の多くは、変形性股関節症に由来することが多いようです（今回この記事で取り上げるのは、主に『変形性股関節症』についてです）。変形性股関節症は、大きく下記の二つのタイプに分類できます。</p>
<ol>
<li>一次性変形性股関節症</li>
<li>二次性変形性股関節症</li>
</ol>
<p>1. 一次性変形性股関節症は、明確な原因は不明なのですが、何らかの理由により関節を保護している関節軟骨がすり減り、それによって股関節に痛みが生じるようになります。動かすたびに骨と骨がぶつかって痛むので、そのまま放っておくと、ますます痛みが増強し、やがて骨そのものが変形してしまいます。</p>
<p>2. 二次性変形性股関節症は、生まれつき股関節が脱臼していたり、股関節の発育が悪かったりすることで発症する股関節症です。大人になってから股関節の痛みが出てきたので、念のために整形外科で精密検査をしてもらったところ、実は『二次性変形性股関節症』だったと初めて知らされた、という方も多いようです。二次性変形性股関節症は、幼少期や成長期の病気・発育の問題が原因となることがあり、症状は年齢とともに表面化します。なお、日本では、この二次性のタイプが多いといわれています。</p>
<p>こうした股関節痛に大きく影響を与えるのが、『脊柱や骨盤などの歪み』と『悪い生活習慣』です。股関節は身体の中で最も大きな関節ですが、その上部にある骨盤や背骨の歪みが大きければ大きいほど、股関節に悪影響を与えます。例えば、骨盤や背骨が左右どちらかに歪んでいると、その影響は、歪みが強い側の股関節や膝関節に痛みとして現れるようになります。歩行の際などには、その痛みをかばいながら歩こうとするので、やがて痛みがなかった側の股関節や膝関節にも痛みが現れるようになるのです。こうした左右の股関節の使い方のズレが蓄積されると、やがて股関節に様々な症状となって表面化してくるのです。</p>
<h3 class="news_headline2">股関節痛を放っておくとどうなる？</h3>
<p>股関節痛の症状は、我慢できるレベルのものから、歩行や立ち上がりなど日常生活を営むのが困難になるレベルまで、振り幅が人により大きく異なります。しかし、いずれにせよ、放置し続けると重い症状を招くことは確かです。</p>
<p>股関節痛を放置したまま歩行を続けると、次第に関節部分の軟骨がすり減り、摩耗していきます。こうなると、さらに痛みをかばうためにもう片側の足に極端な負荷をかけることになり、反対側の股関節を痛めることにもつながります。軟骨がすり減って関節の変形が進むと、痛みは我慢できないレベルにまで達してしまうこともあります。こうなってくると、長距離の歩行はおろか、家の中での移動、階段の昇り降りまでもが大きな苦痛となり、日常生活をまともに過ごすことが難しくなります。</p>
<p>ここまで進行すると、ストレッチや手技療法などでは改善しないことが多く、場合によっては整形外科的な手術（骨切り術や人工股関節置換術など）が必要になることもあります。これまで、骨盤や背骨の歪みによって股関節の負担が高くなると書いてきましたが、これは何も股関節に限ったことではなく、膝関節や足関節、さらには頸椎にまで悪影響を及ぼすことがあります。</p>
<h3 class="news_headline2">股関節痛の意外な原因とは？日常の生活習慣が大きなカギとなる</h3>
<p>こうした股関節痛の原因となるのは、一体どのような要因が考えられるのでしょうか。やはり、まず第一に考えられるのが、脊柱と骨盤などの歪みです。身体の土台である骨盤と、柱である脊柱に歪みが生じると、それらを補うように他の箇所にも問題が現れるようになります。例えば、身体が右側に大きく傾いているようなら、右の股関節・膝関節・足関節に問題が現れる可能性が高くなります。</p>
<p>次に考えられるのが、生活習慣です。上記でも述べたように、股関節痛は幼少期や成長期の発育の問題が原因となることもあるので、すべての股関節痛が生活習慣によるものとは言えません。しかし、現在、股関節痛で悩んでいる方の多くは、不自然な日常生活の動作や生活習慣を続けたことにより、その股関節痛を悪化させてしまっています。</p>
<p>こうした股関節痛の悪化の最大の原因は、座り方です。イスに座る際に脚を組むというのはその最たるもので、ほかにも、女の子座り・横座り・あぐらなども、股関節に悪影響を与える要因になります。</p>
<h3 class="news_headline2">股関節痛を和らげるためには</h3>
<p>まず、優先すべきは、悪い習慣を直ちにやめることです。すなわち、上記のような座り方を今すぐにやめることです。そうしなければ、股関節痛が良くなることはまずありえないと思ってください。また、立っている際にも、片側ばかりに重心がかからないように、両足で均等に体重を支えるよう心がけることも大切です。</p>
<p>手技療法などの施術を受けて身体の歪みを整えるのもよいとは思いますが、それだけでは根本的に解決することはできません。まずは日常生活で正しい姿勢を心がけ、新たな歪みや痛みを生まないように生活を営むことが何よりも大切です。</p>
<p>さらに、股関節の安定化をはかるためには、股関節周辺の筋肉を鍛えることもとても重要です。例えば、お尻の横にある中臀筋や、内ももの内転筋群は、骨盤の横方向のブレを抑えるには欠かせない筋肉です。そもそも股関節周辺の筋力が弱化している人は、歪みを整えても、すぐに元の状態に戻ってしまいます。そのため、股関節周りの筋肉を日頃から鍛えておくことは、とても大切です。記事全体を通して述べてきたように、根本的に股関節痛の原因を取り除かなければ、対症療法に終始しているだけではいつまでたっても解決には至らないことを、肝に銘じてください。</p>
<h3 class="news_headline2">こんな股関節の痛みは早めに受診を</h3>
<p>股関節痛は、姿勢や生活習慣の見直しと運動で和らぐことも多いのですが、中には、早めの受診が必要なものもあります。だからこそ、「ただの疲れ」「年のせい」と決めつけないことが大切です。</p>
<p>特に、立ち上がりや歩き始めに足の付け根が痛む、あぐらがかきにくい・脚が開きにくい、左右で脚の動かしやすさが違う、といった症状が続く場合は、変形性股関節症が始まっているサインのことがあります。変形性股関節症は、早い段階で対応するほど、運動療法や生活習慣の改善で進行を抑えやすくなります。逆に、進行してしまうと手術が必要になることもあるため、早期発見がとても重要です。</p>
<p>また、股関節が急に強く痛んで歩けない、安静にしても痛む、発熱を伴う、といった場合は、骨折や大腿骨頭壊死、感染など、すぐに治療が必要な病気が隠れていることもあります。これらは自己判断やセルフケアで様子を見てよいものではないので、早めに整形外科を受診してください。股関節は、立つ・歩くという生活の基本を支える大切な関節です。気になる痛みや違和感が続く場合は、放置せず、専門医に相談して、原因に合った対応をとることが、いつまでも自分の足で歩き続けるための近道になります。</p>
<h2 class="news_headline2">まとめ</h2>
<p>股関節痛の多くは変形性股関節症によるもので、明らかな原因のない一次性と、生まれつきの股関節の発育の問題などによる二次性があります。骨盤・脊柱の歪みや、脚を組む・横座りなどの生活習慣が悪化の大きな要因です。放置すると軟骨がすり減って進行するため、座り方の見直しと、中臀筋・内転筋などの強化が予防・改善に有効です。痛みが続く・急に強く痛む場合は、早めに整形外科を受診しましょう。</p>
<h2 class="news_headline2">参考文献・出典</h2>
<p>・日本整形外科学会「変形性股関節症」<a href="https://www.joa.or.jp/" target="_blank" rel="noopener">https://www.joa.or.jp/</a></p>
<p>・厚生労働省 e-ヘルスネット<a href="https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/" target="_blank" rel="noopener">https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/</a></p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>坐骨神経痛の原因と改善法について｜椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症など原因別の特徴とストレッチを徹底解説</title>
		<link>https://balance-conditioning.net/sciatica/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[編集長]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 18 Jul 2017 22:18:51 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[臀部・股関節の症状]]></category>
		<category><![CDATA[骨や関節のトラブルとその原因]]></category>
		<category><![CDATA[椎間板ヘルニア]]></category>
		<category><![CDATA[腰椎分離すべり症]]></category>
		<category><![CDATA[梨状筋症候群]]></category>
		<category><![CDATA[脊柱管狭窄症]]></category>
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					<description><![CDATA[普段の姿勢から骨格に歪みが生じ、身体に様々な不快症状を引き起こすことがあります。その中のひとつに、坐骨神経痛（ざこつしんけいつう）という症状があります。坐骨神経痛は、若年層・高年齢層を問わず誰にでも起こりうるもので、すべ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>普段の姿勢から骨格に歪みが生じ、身体に様々な不快症状を引き起こすことがあります。その中のひとつに、坐骨神経痛（ざこつしんけいつう）という症状があります。坐骨神経痛は、若年層・高年齢層を問わず誰にでも起こりうるもので、すべての人が気をつける必要があります。今回は、この坐骨神経痛の原因と症状、そして改善方法についてご紹介していきます。</p>
<h3 class="news_headline2">そもそも坐骨神経痛とは？！</h3>
<p>私たちの身体には、腰からお尻、足にかけて、坐骨神経（ざこつしんけい）という太い神経が伸びています。身体の歪みや様々な原因により、この坐骨神経が圧迫されたり刺激されたりすると、痛みやしびれを伴うようになります。これが、坐骨神経痛（ざこつしんけいつう）と呼ばれる症状です。</p>
<p>ここで知っておきたいのは、「坐骨神経痛」は病名ではなく、お尻から脚にかけて出る痛み・しびれという「症状」を指す言葉だということです。先にも述べたとおり、坐骨神経痛は必ずしも年配の方がなるものではなく、若年層の方でもなります。多くの場合、坐骨神経痛は腰痛から始まり、臀部や大腿部、下腿部にかけて、痛みやしびれなどの不快症状を伴います。</p>
<h3 class="news_headline2">坐骨神経痛の原因とは！？</h3>
<p>若年層のほとんどは腰椎椎間板ヘルニア（ようついついかんばんヘルニア）が原因で引き起こされ、高年齢層では腰部脊柱管狭窄症（ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう）が原因で引き起こされることがほとんどです。つまり、坐骨神経痛とは、いわばこれらの病気などによって起こる症状の総称ととらえてもよいでしょう。</p>
<p><strong>①腰椎椎間板ヘルニア（ようついついかんばんヘルニア）</strong><br />
脊柱は、椎骨（ついこつ）と呼ばれる骨が連なってできています。この椎骨と椎骨の間には、クッションとしての役割を果たす椎間板（ついかんばん）と呼ばれる組織があります。椎間板にはゼリー状の髄核（ずいかく）があり、この髄核が飛び出さないように、その周りを線維輪（せんいりん）と呼ばれる組織が覆っています。しかし、椎間板に何らかの負荷が加わると、髄核が線維輪を突き破り、外に飛び出した髄核が、近くを通る神経（神経根）を圧迫することで、痛みやしびれが誘発されます。腰椎レベルでヘルニアが発生し、腰周りを中心に痛み・しびれが出る症状を、腰椎椎間板ヘルニアと呼びます。これが頚椎レベルで発生した場合は、頚椎椎間板ヘルニア（けいついついかんばんヘルニア）といいます。</p>
<p><strong>②腰部脊柱管狭窄症（ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう）</strong><br />
脊柱は、私たちの身体を支える役割のほかに、脳から伸びる脊髄神経を守る役割を果たしています。その脊髄神経が通っている通り道を、脊柱管（せきちゅうかん）と呼びます。腰部脊柱管狭窄症とは、文字通り、脊柱管が何らかの原因で狭くなり、これにより神経が圧迫されて、痛みやしびれなどを発症する病気です。</p>
<p>腰部脊柱管狭窄症は、50代を超える人に多くみられ、加齢によって脊柱管が狭くなることで、その中を走行している神経が圧迫されます。脊柱管狭窄症は、下半身の痛みやしびれのほか、間欠性跛行（かんけつせいはこう：少し歩くと脚が痛んだりしびれたりして歩けなくなり、少し休むとまた歩ける、という症状）を伴うことがあります。腰部脊柱管狭窄症は、腰椎のすべり症によって椎骨の一部が前にずれることで発症することもあります。</p>
<p>また、坐骨神経痛の原因には、他に腫瘍が関係している場合もあります。脊柱やその周囲に何らかの原因でできた腫瘍が神経を圧迫して、腰や下肢に痛みやしびれを引き起こすことがあります。このように、坐骨神経痛が起こる原因には、様々な理由があります。</p>
<h3 class="news_headline2">坐骨神経痛を放っておくとどうなる？</h3>
<p>坐骨神経痛は、放っておくと、さらに症状が悪化するケースがほとんどです。しかし、腰椎椎間板ヘルニアが原因で坐骨神経痛になった場合は、そのまま放置しておいても、次第に症状が軽くなるという報告もあります。</p>
<p>ひと昔前までは、腰椎椎間板ヘルニアによって生じた椎間板の出っ張りは戻ることはない、というのが一般的な見解でしたが、近年の研究では、飛び出した髄核の水分が体内に吸収されたり、身体が髄核を「異物」とみなして免疫細胞（マクロファージ）が処理・吸収したりすることで、神経への圧迫が和らぐことがわかってきました。これにより、腰椎椎間板ヘルニアの症状が、時間とともに軽減されることもあるのです。そのため、発症してから数年後にはヘルニアの症状が治まったという声も、少なくありません。</p>
<p>ただし、症状が軽減されたからといって、油断は禁物です。また、排尿・排便の障害や、強い脚の麻痺を伴う場合は、緊急の治療が必要なこともあるので、自己判断で放置せず、必ず医療機関を受診してください。</p>
<h3 class="news_headline2">日常で気をつけることは？</h3>
<p>坐骨神経痛にならないためには、普段の姿勢に気をつける必要があります。坐骨神経痛と身体の歪みはとても密接な関係があるので、普段の姿勢を正しい状態に近づけることで、坐骨神経痛による不快症状を和らげることが期待できます。</p>
<p>最低でも、座るときや立つときは体重が左右に均等にかかるようにし、足は組まずに座るよう心がけましょう。床に座る場合は、正座を横に崩した座り方（横座り）や、両膝を立てた体育座りは、避けるようにしましょう。</p>
<p>姿勢以外に、坐骨神経痛を引き起こす・悪化させる要因として「冷え」があります。腰や下肢を冷やすことは、坐骨神経痛を悪化させる原因になることもあるので、冷え性の方は、夏でも靴下をはいて過ごすのがよいかもしれません。さらに注意が必要なのは「肥満」です。体重が増加することにより、私たちが想像する以上に腰部に負担がかかります。それが原因で坐骨神経痛が悪化する恐れもあるので、食事管理などもしっかり行い、適度な運動を行うように心がけましょう。</p>
<h3 class="news_headline2">坐骨神経痛に効果的なストレッチ</h3>
<p>上記で述べてきた原因のほかにも、坐骨神経痛が生じることがあります。例えば、臀部の筋肉、とりわけ<a href="https://muscle-guide.info/piriformis.html" target="_blank" rel="noopener">梨状筋（りじょうきん）</a>と呼ばれる臀部のインナーマッスルが、何らかの原因で過緊張してしまった場合、これが原因で坐骨神経を刺激し、坐骨神経痛を誘発することがあります。これを俗に、梨状筋症候群（りじょうきんしょうこうぐん）といいます。<a href="https://balance-conditioning.net/rijyoukinshoukougun/" target="_blank" rel="noopener">梨状筋症候群</a>については別ページで詳しく記載しましたので、そちらをご参照ください。</p>
<p>さて、ここでは梨状筋症候群のみならず、坐骨神経痛に有効なストレッチを一つご紹介します。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" style="display:block; max-width:100%; height:auto; margin:0 0 8px 0;" src="https://balance-conditioning.net/wp-content/uploads/2015/07/002.jpg" alt="お尻（梨状筋）のストレッチ" width="3456" height="2592" /></p>
<ul>
<li>背筋を伸ばし、足首を反対側の膝に乗せます（伸ばしたい側＝硬くなっている側の臀部）。</li>
<li>肩の力を抜いて、軽く膝の上と足首に手を添え、肘で膝を軽く押さえます。このとき、可能であれば、乗せた足が地面と水平になると理想的です。</li>
<li>このまま、ゆっくりと背筋を伸ばしたまま身体を前傾します。</li>
<li>痛みのない範囲で、左右20〜30秒を目安に行ってください。</li>
</ul>
<p>ストレッチの時間は、片脚20〜30秒を目安に行い、これを3セット行いましょう。このストレッチを毎日お風呂上がりにすることで、坐骨神経痛の改善が見込めます。ただし、ストレッチでしびれや痛みが強くなる場合は中止し、無理に行わないようにしてください。</p>
<p>身体の歪みは、坐骨神経痛以外にも様々な症状を引き起こすことがあります。それらの症状に悩まされないためにも、まずは普段の姿勢を正すことから心がけましょう。もし坐骨神経痛になった場合は、無理をせず、すぐに専門医に診てもらうことをおすすめします。</p>
<h3 class="news_headline2">こんな坐骨神経痛は要注意｜すぐ受診すべきサイン</h3>
<p>坐骨神経痛の多くは、姿勢の改善やストレッチ、保存療法で和らいでいきますが、中には、急いで医療機関を受診すべき「危険なサイン」があります。</p>
<p>特に注意したいのが、排尿・排便の障害(尿が出にくい・漏れる、便意がわかりにくい)、お尻や股間まわりのしびれ、両脚に広がる強い脱力・麻痺です。これらは、神経の束(馬尾)が強く圧迫されている「馬尾症候群」のサインで、放置すると後遺症が残ることがあるため、緊急の治療が必要になることもあります。こうした症状がある場合は、様子を見ずにすぐ受診してください。</p>
<p>また、危険なサインがなくても、痛み・しびれで歩くのがつらい、片脚に力が入りにくい、安静にしても痛む、発熱や体重減少を伴う、といった場合は、自己判断で我慢せず、整形外科を受診しましょう。坐骨神経痛は「症状名」であり、その背景には、ヘルニアや脊柱管狭窄症、ときには腫瘍など様々な原因が隠れています。正しく原因を見極めてもらうことが、適切な治療と早い改善への近道になります。</p>
<h2 class="news_headline2">まとめ</h2>
<p>坐骨神経痛は、お尻から脚にかけて痛み・しびれが走る「症状名」で、若年層は腰椎椎間板ヘルニア、高齢層は腰部脊柱管狭窄症が主な原因です。姿勢の歪みや冷え、肥満が悪化要因となるため、正しい姿勢や体重管理、梨状筋のストレッチが予防・改善に有効です。多くは保存療法で軽快しますが、排尿排便の障害や強い麻痺がある場合は緊急受診が必要なので、痛みが続く場合は早めに医療機関を受診しましょう。</p>
<h2 class="news_headline2">参考文献・出典</h2>
<p>・日本整形外科学会<a href="https://www.joa.or.jp/" target="_blank" rel="noopener">https://www.joa.or.jp/</a></p>
<p>・厚生労働省 e-ヘルスネット<a href="https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/" target="_blank" rel="noopener">https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/</a></p>
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			</item>
		<item>
		<title>梨状筋症候群の原因と改善法について｜お尻の痛み・しびれの原因とストレッチを徹底解説</title>
		<link>https://balance-conditioning.net/rijyoukinshoukougun/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[編集長]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 18 Jul 2015 14:09:06 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[骨や関節のトラブルとその原因]]></category>
		<category><![CDATA[臀部・股関節の症状]]></category>
		<guid isPermaLink="false">http://balance-conditioning.net/?p=17</guid>

					<description><![CDATA[いわゆる背骨は、椎骨と呼ばれる24個の骨が積み木のように重なって脊柱を形成しています。この椎骨と椎骨の間には椎間板とよばれる軟骨があり、普段はクッションの役割を果たしています。 しかし、老化や激しい運動などで椎間板が外に [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>いわゆる背骨は、椎骨と呼ばれる24個の骨が積み木のように重なって脊柱を形成しています。この椎骨と椎骨の間には椎間板とよばれる軟骨があり、普段はクッションの役割を果たしています。</p>
<p>しかし、老化や激しい運動などで椎間板が外に飛び出してしまい、神経を圧迫して、激しい痛みやしびれを引き起こすことがあります。このように、腰痛やお尻の痛み、足先に放散する痛み・しびれ、足に力が入らなくなった状態を、腰椎椎間板ヘルニアといいます。</p>
<p>しかし、腰椎椎間板ヘルニアというわけでもないのに、常に臀部の奥から太ももの裏側にかけて痛みやしびれを感じている人は少なくありません。そのような場合は、一度、梨状筋症候群（りじょうきんしょうこうぐん）を疑う必要があります。</p>
<h3 class="news_headline2">なぜ梨状筋症候群になってしまうのか？</h3>
<p>梨状筋（りじょうきん）という筋肉をご存じの方は少ないと思います。梨状筋とは、臀部を構成する筋肉の一つで、臀部の深部にある筋肉（いわゆるインナーマッスル）です。実は、この梨状筋と坐骨神経の間には密接な関係があり、梨状筋に問題があると、その同じ側の坐骨神経にも症状が出るケースが多くみられます。</p>
<p>梨状筋症候群の症状は、先にも述べたとおり、臀部から大腿部後面にかけての痛みとしびれですが、特に臀部の奥がビリビリする神経的な痛みが、慢性的に続くのが特徴です。このような症状から、腰椎椎間板ヘルニアと自己判断する人が多いのですが、梨状筋症候群は、椎間板ヘルニアのように強い腰部の痛みを伴わないことが多いという特徴があります（坐骨神経の走行に沿って、太もも裏から下腿・足にかけてしびれが及ぶこともあります）。もちろん、梨状筋症候群の方が、いくら椎間板ヘルニアの治療を行ったとしても、なかなか改善しません。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" style="display:block; max-width:100%; height:auto; margin:0 0 8px 0;" src="https://balance-conditioning.net/wp-content/uploads/2015/07/004.jpg" alt="梨状筋と坐骨神経" width="280" height="260" /><br />
梨状筋と坐骨神経</p>
<p>そもそも、なぜ梨状筋に問題があると坐骨神経の症状が現れるのでしょうか。</p>
<p>本来、坐骨神経は梨状筋の下を通っており、梨状筋が坐骨神経を圧迫することは多くないのですが、スポーツ選手、特にランニングなど股関節の屈伸運動を頻繁にする人や、立ち仕事・車の運転など長時間同じ姿勢をとっている人、臀部の筋肉が異常に硬くなっている人は、梨状筋が坐骨神経を圧迫して、坐骨神経痛の症状を引き起こしてしまうことがあります。また、先天的に、梨状筋と坐骨神経の位置関係から圧迫を受けやすい方もいます。</p>
<p>急性の梨状筋症候群は、まず安静にするのが先決ですが、痛みが特にひどい場合は、神経ブロックや、ときには手術が用いられることもあります。慢性的な梨状筋症候群の場合は、ストレッチを行うことで症状が解消される場合もあります。</p>
<h3 class="news_headline2">梨状筋ストレッチ</h3>
<p><img loading="lazy" decoding="async" style="display:block; max-width:100%; height:auto; margin:0 0 8px 0;" src="https://balance-conditioning.net/wp-content/uploads/2015/07/003-1024x768.jpg" alt="梨状筋拘縮側の筋肉の割り出し方" width="1024" height="768" /><br />
梨状筋拘縮側の筋肉の割り出し方</p>
<p>梨状筋が硬くなっている側を見分ける方法には、ヒブテスト（整形外科的検査法の一種）などがありますが、一人で判断するのは困難なので、ご自身で確認する場合には、仰向けになって、足先がより外側に向いている方が左右どちらなのかを見ます。</p>
<p>より足先が外側に向いている側の方が、梨状筋をはじめとする臀部の筋肉が硬くなっている可能性があるので、そちら側をストレッチすると効果的です。すでに臀部の不快感や坐骨神経痛の症状が出ている方は、その症状が出ている側の梨状筋をストレッチするとよいでしょう。また、整体などで施術を受けた際に『脚が短い』と言われた側の臀部が、硬くなっている可能性が高いので、そちら側の臀部をストレッチすると予防にもつながります。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" style="display:block; max-width:100%; height:auto; margin:0 0 8px 0;" src="https://balance-conditioning.net/wp-content/uploads/2015/07/002-1024x768.jpg" alt="梨状筋のストレッチ" width="1024" height="768" /><br />
梨状筋のストレッチ</p>
<ul>
<li>背筋を伸ばし、足首を反対側の膝に乗せます（伸ばしたい側＝硬くなっている側の臀部）。</li>
<li>肩の力を抜いて、軽く膝の上と足首に手を添え、肘で膝を軽く押さえます。このとき、可能であれば、乗せた足が地面と水平になると理想的です。</li>
</ul>
<p><img loading="lazy" decoding="async" style="display:block; max-width:100%; height:auto; margin:0 0 8px 0;" src="https://balance-conditioning.net/wp-content/uploads/2015/07/001-1024x768.jpg" alt="梨状筋のストレッチ（前傾姿勢）" width="1024" height="768" /><br />
梨状筋のストレッチ</p>
<ul>
<li>このまま、ゆっくりと背筋を伸ばしたまま身体を前傾します。</li>
<li>痛みのない範囲で、左右20〜30秒を目安に行ってください。</li>
</ul>
<p>このストレッチを毎日（特にお風呂上がりなど身体が温まっているとき）に続けることで、梨状筋症候群の改善が見込めます。ただし、ストレッチでしびれや痛みが強くなる場合は、無理に行わず中止してください。</p>
<h3 class="news_headline2">梨状筋症候群を防ぐ・悪化させないためのポイント</h3>
<p>梨状筋症候群は、お尻の奥の筋肉(梨状筋)への負担が積み重なって起こるため、日頃の過ごし方を見直すことが、予防にも改善にもつながります。</p>
<p>最も多い原因の一つが「長時間の同じ姿勢」です。デスクワークや車の運転などで長く座りっぱなしでいると、お尻の筋肉が圧迫され続けて硬くなり、坐骨神経を刺激しやすくなります。30分〜1時間に一度は立ち上がって歩く、軽くお尻を動かす、といった「こまめに姿勢を変える」習慣がとても有効です。また、硬い椅子や、財布などを後ろポケットに入れたまま座ることも、お尻への圧迫になるので避けましょう。冷えも筋肉を硬くするため、お尻や腰を冷やさないことも大切です。</p>
<p>ランニングなどでお尻に負担がかかりやすい方は、運動の前後に梨状筋やお尻まわりをしっかりストレッチし、急に運動量を増やさないことが、予防のポイントになります。</p>
<p>なお、お尻〜脚の痛みやしびれは、梨状筋症候群だけでなく、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症など、腰の神経の問題が原因のこともあります。これらは自己判断が難しく、対処法も異なります。特に、しびれや痛みが強い・長引く、脚に力が入らない、排尿排便に異常がある、といった場合は、自己流のストレッチだけで様子を見ず、整形外科を受診して原因を確かめてもらいましょう。</p>
<h2 class="news_headline2">まとめ</h2>
<p>梨状筋症候群は、お尻の深部にある梨状筋が坐骨神経を圧迫・刺激することで、お尻から太もも裏にかけて痛みやしびれが出る状態です。長時間の座位や股関節の使いすぎ、お尻の筋肉の硬さが主な原因で、強い腰痛を伴いにくいのが椎間板ヘルニアとの違いです。改善には梨状筋のストレッチや、こまめに姿勢を変えることが有効です。しびれや痛みが強い・長引く場合は、自己判断せず整形外科を受診しましょう。</p>
<h2 class="news_headline2">参考文献・出典</h2>
<p>・日本整形外科学会<a href="https://www.joa.or.jp/" target="_blank" rel="noopener">https://www.joa.or.jp/</a></p>
<p>・厚生労働省 e-ヘルスネット<a href="https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/" target="_blank" rel="noopener">https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/</a></p>
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		<item>
		<title>骨盤のズレと仙腸関節について｜歪みの原因・腰痛などの不調との関係と予防法を徹底解説</title>
		<link>https://balance-conditioning.net/sacroiliacjoint_trouble/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[編集長]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 05 Jan 2017 15:50:06 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[臀部・股関節の症状]]></category>
		<category><![CDATA[骨や関節のトラブルとその原因]]></category>
		<category><![CDATA[女の子座り]]></category>
		<category><![CDATA[骨盤]]></category>
		<category><![CDATA[歪み]]></category>
		<category><![CDATA[仙腸関節]]></category>
		<guid isPermaLink="false">http://balance-conditioning.net/?p=1580</guid>

					<description><![CDATA[骨盤（こつばん）は、大腿骨と脊柱の間にあり、身体の土台にあたる場所です。まさに身体の要（かなめ）と呼べる場所といっても過言ではありません。この土台である骨盤が左右や前後に傾くと、単に肩こりや腰痛だけでなく、ほかにも様々な [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><a href="https://balance-conditioning.net/pelvis/">骨盤（こつばん）</a>は、大腿骨と脊柱の間にあり、身体の土台にあたる場所です。まさに身体の要（かなめ）と呼べる場所といっても過言ではありません。この土台である骨盤が左右や前後に傾くと、単に肩こりや腰痛だけでなく、ほかにも様々な不調を訴えるようになることがあります。</p>
<h3 class="news_headline2">仙腸関節とは</h3>
<p>骨盤の中央には仙骨（せんこつ）・尾骨（びこつ）があり、左右両端には寛骨（かんこつ）があります。骨盤周辺には数多くの靭帯があり、強固に一体化しているので、まるで一群の骨のようになっています。</p>
<p>仙骨と寛骨の間には『<a href="https://balance-conditioning.net/sacroiliac_joint/">仙腸関節（せんちょうかんせつ）</a>』と呼ばれる関節があり、ここには数多くの靭帯があって、それらが仙骨と寛骨を強固に連結させています。そのため、関節という呼び名ではありますが、他の可動関節とは異なり、可動域はわずか数ミリ程度しかありません。しかし、このわずかな動きができるかできないかで、身体に大きな影響を及ぼすようになります。</p>
<p>仙腸関節は、かつて日本の医学界では動かないものとされてきました。その背景には、長時間経過した屍体（遺体）を解剖していたことがあるようです。長時間経過した屍体の仙腸関節は急速に固くなるため、時間が経過すればするほど、その動きを確認できなくなります。しかし、新鮮な屍体だと、仙腸関節のわずかな動きを確認することができます。このため、日本の医学界では、長い間、仙腸関節は動かないものとされていました。</p>
<p>そもそも、なぜ仙腸関節の周辺にこれだけ多くの靭帯があるのかをよく考えれば、仙腸関節はわずかに動くものと推測できるのではないでしょうか。仙腸関節がある限度をもって動くからこそ、その周辺には数多くの靭帯が存在して、動きを制御していると考えられます。現在では、仙腸関節はごくわずかに動くものと考えられています。</p>
<h3 class="news_headline2">仙腸関節の可動性の問題による様々な弊害</h3>
<p>骨盤に何らかの問題が生じると、仙腸関節の動きに左右差が出たり、それに伴って恥骨結合にも負担がかかったりすることがあります。そもそも、なぜ仙腸関節に問題が生じるのでしょうか。それには、日常生活のクセなども深く関わってきます。日常的に長時間、脚を組んだり（特に同じ側の脚ばかり上にしたり）、同じ腕ばかりで重いものを持ったりしていると、骨盤や仙腸関節に偏った負担がかかりやすくなります。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" style="display:block; max-width:100%; height:auto; margin:0 0 8px 0;" src="https://balance-conditioning.net/wp-content/uploads/2017/01/senchou_chikotsu-231x300.png" alt="恥骨結合の歪み" width="231" height="300" /><br />
恥骨結合の歪み</p>
<p>また、腰椎前弯症（反り腰）などで腰が反ってしまっている方は、一般的に骨盤が前方へ傾きやすくなっているので、仙腸関節にロッキング（動きが悪くなった状態）が生じやすくなります。女性に多くみられる女の子座り（とんび座り）は、仙腸関節に偏った負担をかけ、これもまた骨盤の歪みに拍車をかけることがあります。このように、日常生活の様々な場面で、仙腸関節の動きを悪くしてしまう（あるいは偏った負担をかけてしまう）ことを、私たちは無意識にやってしまっているのです。</p>
<p>仙腸関節に大きな負荷がかかると、仙腸関節付近に痛みを感じるだけでなく、腰痛などを発症することもあります（このように仙腸関節が痛みの原因となるものを「仙腸関節障害」と呼びます）。もちろん、骨盤の歪みは、その上に連なる脊柱（背骨）の姿勢にも影響することがあります。</p>
<p>脊柱の姿勢が崩れることで、肩こりや頭痛など、様々な不調につながることがあります。また、骨盤のバランスの崩れは、恥骨付近の痛みとして現れる方もいます。腰や肩が常に痛い、ひどい頭痛に悩まされている、十分に休んでいるのに疲れがとれないなど、原因のはっきりしない不快症状が続くようなら、一度、骨盤（仙腸関節）の状態を見直してみるのもよいかもしれません。ただし、これらの不調には他の原因が隠れていることもあるため、症状が強い・長引く場合は、自己判断せず医療機関に相談することが大切です。</p>
<h3 class="news_headline2">骨盤、仙腸関節のズレの予防法</h3>
<p>自分でできる予防としては、やはり適度な運動をすることをおすすめします。筋肉の衰えや柔軟性の不足により、骨盤に偏った負担がかかりやすくなるからです。それを防ぐためにも、軽いウォーキングや筋力トレーニング、ストレッチなどを、できる範囲で続けていくことが大切です。特に、骨盤を支える体幹（腹筋・背筋）やお尻まわりの筋肉を保つことは、骨盤を安定させるのに役立ちます。また、手技療法（整体・カイロプラクティックなど）を利用する場合は、信頼できる施術者を選ぶとよいでしょう。</p>
<h3 class="news_headline2">骨盤の歪みを防ぐ「日常のクセ」の見直し</h3>
<p>骨盤や仙腸関節への負担は、特別なことではなく、毎日の何気ない「クセ」の積み重ねで生じます。だからこそ、日常動作を見直すことが、最も身近で効果的な予防になります。</p>
<p>まず見直したいのが「座り方」です。脚を組む(特にいつも同じ側)、女の子座り・横座り、片側のお尻に体重を乗せて座る、といった姿勢は、骨盤に左右非対称の負担をかけます。椅子では、両方のお尻に均等に体重を乗せて深く腰かけ、床では正座や、あぐらでも左右を時々入れ替えるなどの工夫が有効です。「立ち方」も同様で、片脚に体重を預ける「休めの姿勢」が習慣になっている方は、両足均等に立つことを意識しましょう。</p>
<p>また、いつも同じ側の肩でカバンを持つ、同じ手で重いものを持つ、横向きでばかり寝る、といったクセも、身体の左右差を生む原因になります。完全に左右対称にするのは難しくても、「気づいたら反対側も使う」と意識するだけで、負担の偏りはかなり減らせます。こうした小さな見直しを続けることが、骨盤を安定させ、腰痛などの不調を防ぐ土台になります。なお、強い腰痛やお尻の痛み、脚のしびれを伴う場合は、仙腸関節以外の原因(椎間板ヘルニアなど)も考えられるため、整形外科を受診して原因を確かめてもらいましょう。</p>
<h2 class="news_headline2">まとめ</h2>
<p>骨盤は身体の土台で、その中心にある仙腸関節はごくわずかに動く関節です。脚を組む・横座りなどの生活習慣で骨盤や仙腸関節に偏った負担がかかると、仙腸関節障害による腰痛や、姿勢の崩れによる肩こりなどの不調につながることがあります。予防には、左右均等な姿勢を意識し、体幹やお尻の筋肉を保つ運動を続けることが有効です。原因のはっきりしない痛みが続く場合は、医療機関に相談しましょう。</p>
<h2 class="news_headline2">参考文献・出典</h2>
<p>・日本整形外科学会<a href="https://www.joa.or.jp/" target="_blank" rel="noopener">https://www.joa.or.jp/</a></p>
<p>・厚生労働省 e-ヘルスネット<a href="https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/" target="_blank" rel="noopener">https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/</a></p>
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