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	<title>ハムストリングス &#8211; 骨と関節の仕組み</title>
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	<item>
		<title>変形下肢挙上テストⅠ（シカール徴候）とは｜母趾の背屈で坐骨神経痛を調べる検査の方法と骨・関節の仕組みを徹底解説</title>
		<link>https://balance-conditioning.net/slr-test_2_1/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[編集長]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 02 Oct 2017 01:29:49 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[整形外科学検査法]]></category>
		<category><![CDATA[ハムストリングス]]></category>
		<category><![CDATA[SLR]]></category>
		<category><![CDATA[坐骨神経痛]]></category>
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					<description><![CDATA[目的 下肢挙上テスト（SLR）で陽性反応が出た場合、その痛みが神経（坐骨神経・神経根）の機械的な刺激によるものか、あるいは筋肉などその他の要因によるものかを、さらに詳しく確かめる必要があります。そのため、変形下肢挙上テス [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<h3 class="news_headline2">目的</h3>
<p><a href="https://balance-conditioning.net/slr-test/">下肢挙上テスト（SLR）</a>で陽性反応が出た場合、その痛みが神経（坐骨神経・神経根）の機械的な刺激によるものか、あるいは筋肉などその他の要因によるものかを、さらに詳しく確かめる必要があります。そのため、変形下肢挙上テストⅠ〜Ⅳを用いて、どの部位が原因になっているのかを詳しく調べます。</p>
<ol>
<li>変形下肢挙上テスト Ⅰ(シカール徴候)</li>
<li><a href="https://balance-conditioning.net/slr-test_2_2/">変形下肢挙上テスト Ⅱ(ブラガード徴候)</a></li>
<li><a href="https://balance-conditioning.net/slr-test_2_3/">変形下肢挙上テスト Ⅲ(ボンネー徴候)</a></li>
<li><a href="https://balance-conditioning.net/slr-test_2_4/">変形下肢挙上テスト Ⅳ</a></li>
</ol>
<p>このシカール徴候（変形下肢挙上テストⅠ）は、母趾（足の親指）を背屈させて坐骨神経をさらに伸張させることで、坐骨神経痛が坐骨神経・神経根の機械的な刺激によるものかどうかを確かめる、SLRの補強テストです。足関節を背屈させるブラガード徴候とよく似ており、その「母趾版」ともいえる検査です。</p>
<h3 class="news_headline2">実施方法</h3>
<p>1. 患者さんを仰臥位（あおむけ）にさせます。<br />
2. 検者は患者さんの患側に立ち、患者さんの踵を包み込むように持ちます。<br />
3. <a href="https://balance-conditioning.net/knee_joint/">膝関節</a>を伸展させたまま、徐々に<a href="https://balance-conditioning.net/hip_joint/">股関節</a>を屈曲させていきます（脚をまっすぐ挙げていきます）。<br />
4. 患者さんが痛みを訴えたところで、下肢の挙上動作を停止します。</p>
<p><img fetchpriority="high" decoding="async" style="display:block; max-width:100%; height:auto; margin:0 0 8px 0;" src="https://balance-conditioning.net/wp-content/uploads/2017/10/seikeigeka_2_1.jpg" alt="変形下肢挙上テスト Ⅰ(シカール徴候)" width="660" height="350" /><br />
変形下肢挙上テスト Ⅰ(シカール徴候)</p>
<p>5. 痛みを感じたところから、5°だけ下肢を下げます（いったん痛みが軽くなる位置に戻します）。<br />
6. その位置から、検者は患者さんの母趾（足の親指）を背屈（足背側・膝の方へ反らす）させます。</p>
<h3 class="news_headline2">結果の評価</h3>
<ul>
<li>母趾を背屈させたときに、坐骨神経の経路に沿った痛みやしびれ（坐骨神経痛）が再び誘発・増強した場合は陽性です。この場合、その痛みは筋肉などによるものではなく、坐骨神経・神経根の機械的な刺激によるものと考えられます。SLRに加えてこのシカール徴候も陽性であれば、腰椎椎間板ヘルニアなどによる神経根性の坐骨神経痛（根性坐骨神経痛）の可能性がより高まります。</li>
</ul>
<h3 class="news_headline2">参考</h3>
<ul>
<li>シカール徴候では、いったん痛みが軽くなる位置まで下肢を下げてから、母趾を背屈させます。母趾を反らすと、坐骨神経の続きである脛骨神経（足底側へ向かう神経）がさらに引き伸ばされるため、神経根が圧迫されている場合には、再び坐骨神経痛が誘発されます。これにより、痛みが坐骨神経・神経根の伸張によるものであることを確認できます。なお、下肢を下げて<a href="https://muscle-guide.info/hamstring.html">ハムストリング</a>がゆるんだ時点で痛みが完全に消え、母趾を背屈させても再現されない場合は、神経そのものよりハムストリングの硬さ（拘縮）が関与している可能性も考えられます。</li>
</ul>
<h3 class="news_headline2">ブラガード徴候との違い・母趾背屈で何がわかるのか</h3>
<p>坐骨神経は、腰やお尻から太ももの裏、ふくらはぎ、足先までつながる、ヒトで最も太く長い末梢神経です。SLRテストで脚を挙げると坐骨神経が全体的に引き伸ばされ、神経根が圧迫されている（椎間板ヘルニアなど）と、その刺激で坐骨神経痛が誘発されます。</p>
<p>シカール徴候は、ここに「母趾の背屈」という伸張を追加します。よく似たブラガード徴候が足関節全体を背屈させるのに対し、シカール徴候は母趾（足の親指）だけを反らすのが違いです。母趾を反らすと、坐骨神経の末端側の枝がピンポイントで引っ張られ、坐骨神経全体の張力がさらに高まります。そのため、神経が原因の痛みであれば母趾背屈で症状が再現・増強し、筋肉の張りなどが原因なら変化しにくい、という違いが出ます。これを利用して、痛みが「神経由来かどうか」をより確実に見分けられるのです。ちなみに、母趾や足の甲（足背）への放散痛は、腰椎の L5 神経根の障害と関連が深いことが知られています。</p>
<p>ただし、これらの徒手検査はあくまで補助的なもので、確定診断にはMRIなどの画像検査が必要です。お尻から脚にかけての痛みやしびれが続く場合は、自己判断せず、整形外科などの医療機関を受診することが大切です。</p>
<h2 class="news_headline2">変形下肢挙上テストⅠ（シカール徴候）のまとめ</h2>
<p>シカール徴候（変形下肢挙上テストⅠ）は、SLR陽性時に母趾を背屈させて坐骨神経をさらに伸張し、坐骨神経痛が神経（坐骨神経・神経根）の機械的刺激によるものかを確かめる補強検査です。母趾背屈で坐骨神経痛が再現すれば陽性で、SLRと合わせて陽性なら椎間板ヘルニアなどの神経根性坐骨神経痛が示唆されます。足関節を背屈させるブラガード徴候の母趾版にあたります。確定診断には画像検査が必要なため、痛みやしびれが続く場合は医療機関の受診をおすすめします。</p>
<h2 class="news_headline2">参考文献・出典</h2>
<p>・日本整形外科学会「腰椎椎間板ヘルニア」<a href="https://www.joa.or.jp/" target="_blank" rel="noopener">https://www.joa.or.jp/</a></p>
<p>・厚生労働省 e-ヘルスネット<a href="https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/" target="_blank" rel="noopener">https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/</a></p>
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			</item>
		<item>
		<title>下肢挙上テスト（SLR／Straight leg raise）とは｜坐骨神経痛・椎間板ヘルニアを調べる検査の方法と骨・関節の仕組みを徹底解説</title>
		<link>https://balance-conditioning.net/slr-test/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[編集長]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 30 Sep 2017 18:56:19 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[整形外科学検査法]]></category>
		<category><![CDATA[椎間板ヘルニア]]></category>
		<category><![CDATA[ハムストリングス]]></category>
		<category><![CDATA[神経痛]]></category>
		<category><![CDATA[柔軟性]]></category>
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					<description><![CDATA[目的 下肢挙上テストは、英語ではStraight Leg Raise（ストレートレッグレイズ）テストといい、その頭文字をとって単にSLR（エスエルアール）と呼ぶことがあります。フランスの医師の名にちなんで「ラセーグテスト [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<h3 class="news_headline2">目的</h3>
<p>下肢挙上テストは、英語ではStraight Leg Raise（ストレートレッグレイズ）テストといい、その頭文字をとって単にSLR（エスエルアール）と呼ぶことがあります。フランスの医師の名にちなんで「ラセーグテスト」とも呼ばれます。</p>
<p>下肢挙上テストは、整形外科的検査法の中で最も多用されるテストの一つで、主に坐骨神経の神経根症状を誘発するテストとして用いられたり、単にハムストリング（<a href="https://muscle-guide.info/semitendinosus.html" target="_blank" rel="noopener">半腱様筋</a>・<a href="https://muscle-guide.info/semimembranosus.html" target="_blank" rel="noopener">半膜様筋</a>・<a href="https://muscle-guide.info/bicepsfemoris.html" target="_blank" rel="noopener">大腿二頭筋</a>の総称）の柔軟性を調べるときなどにも用いられます。</p>
<h3 class="news_headline2">実施方法</h3>
<ol>
<li>患者さんを仰臥位（あおむけ）にさせます。</li>
<li>検者は患者さんの患側に立ち、患者さんの踵を包み込むように持ちます。</li>
<li><a href="https://balance-conditioning.net/knee_joint/">膝関節</a>を伸展させたまま、徐々に<a href="https://balance-conditioning.net/hip_joint/">股関節</a>を屈曲させていきます（脚をまっすぐ挙げていきます）。</li>
<li>患者さんが痛みを訴えたところで、下肢の挙上動作を停止し、そのときの角度を記録します。</li>
</ol>
<p><img decoding="async" style="display:block; max-width:100%; height:auto; margin:0 0 8px 0;" src="https://balance-conditioning.net/wp-content/uploads/2017/10/seikeigeka_2.jpg" alt="下肢挙上テスト(Straight leg raise)" width="660" height="350" /><br />
下肢拳上テスト(Straight leg raise)</p>
<h3 class="news_headline2">結果の評価</h3>
<ul>
<li>股関節の屈曲角度が35°〜70°の範囲で、臀部・大腿部後面に局所的な痛みがはしったり、坐骨神経の経路に沿って広がるような痛み（放散痛）が生じたりした場合は、陽性反応とみなします。</li>
<li>陽性反応が生じた場合、坐骨神経を構成する神経根（主に第4腰椎〜第1仙骨神経根：L4〜S1あたり）が圧迫されていることを疑います。</li>
<li>股関節を70°まで屈曲しても痛みが再現されない場合は、テストは陰性となります。また、35°程度までは坐骨神経にあまり負荷がかからないため、仮に痛みが出ても35°以内であれば、坐骨神経の伸張による陽性とはみなしません（別の原因を考えます）。</li>
<li>SLRで陽性反応が生じても、必ずしも椎間板ヘルニアであるとは限りません。脊柱管狭窄症や腰椎すべり症など、他の原因のこともあります。</li>
<li>左右で行い、左右差を比較することも大切です。</li>
</ul>
<h3 class="news_headline2">参考</h3>
<p>SLRテストを行った際には、坐骨神経の経路に沿って神経症状が誘発されているのか、それともハムストリングの柔軟性の低下が原因で痛みが出ているのかを、明確に判断する必要があります。</p>
<p>臀部や<a href="https://muscle-guide.info/hamstring.html" target="_blank" rel="noopener">ハムストリング</a>、<a href="https://muscle-guide.info/calf.html" target="_blank" rel="noopener">下腿三頭筋</a>などに放散するような痛み（しびれを伴うこともある）が生じた場合は坐骨神経痛を疑い、膝の後面に「つっぱる」ような鈍い痛みが生じた場合は、<a href="https://muscle-guide.info/hamstring.html" target="_blank" rel="noopener">ハムストリング</a>や<a href="https://muscle-guide.info/gastrocnemius.html" target="_blank" rel="noopener">腓腹筋</a>の柔軟性の低下によるものと判断します。坐骨神経痛が疑われる場合は、腰椎椎間板ヘルニアなどを疑います。</p>
<h3 class="news_headline2">なぜ脚を挙げると坐骨神経痛がわかるのか・変形SLRとの関係</h3>
<p>坐骨神経は、腰やお尻から太ももの裏、ふくらはぎ、足先までつながる、ヒトで最も太く長い末梢神経です。膝を伸ばしたまま脚を挙げていくと、この坐骨神経が引き伸ばされます。椎間板ヘルニアなどで神経根が圧迫されていると、神経が引っ張られた刺激によって、お尻から脚の後ろに放散する痛み（坐骨神経痛）が誘発されます。これがSLRテストで坐骨神経痛がわかる仕組みです。</p>
<p>SLRが陽性のとき、その痛みが本当に神経由来なのかをさらに確かめたり、原因部位を絞り込んだりするために、「変形下肢挙上テスト（変形SLR）Ⅰ〜Ⅳ」が用いられます。たとえば、足関節や母趾を背屈させて坐骨神経をさらに伸張させる<a href="https://balance-conditioning.net/slr-test_2_2/">ブラガード徴候</a>や<a href="https://balance-conditioning.net/slr-test_2_1/">シカール徴候</a>、股関節の内転・内旋／外旋で梨状筋の関与をみる<a href="https://balance-conditioning.net/slr-test_2_3/">ボンネー徴候</a>や<a href="https://balance-conditioning.net/slr-test_2_4/">変形SLRⅣ</a>などがあり、SLRと組み合わせることで、坐骨神経痛の原因(神経根性か、梨状筋など末梢性か)をより詳しく推測できます。</p>
<p>ただし、これらの徒手検査はあくまで補助的なもので、確定診断にはMRIなどの画像検査が必要です。お尻から脚にかけての痛みやしびれが続く場合は、自己判断せず、整形外科などの医療機関を受診することが大切です。</p>
<h2 class="news_headline2">下肢挙上テスト（SLR）のまとめ</h2>
<p>下肢挙上テスト（SLR）は、膝を伸ばしたまま脚を挙げて坐骨神経・神経根を伸張し、坐骨神経痛を誘発する代表的な検査です。おおむね35〜70°で坐骨神経に沿った痛みが出れば陽性で、主にL4〜S1神経根の圧迫（椎間板ヘルニアなど）が疑われます。膝裏のつっぱりはハムストリングの硬さによるもので、神経由来かどうかは変形SLRで確かめます。確定診断には画像検査が必要なため、症状が続く場合は医療機関の受診をおすすめします。</p>
<h2 class="news_headline2">参考文献・出典</h2>
<p>・日本整形外科学会「腰椎椎間板ヘルニア」<a href="https://www.joa.or.jp/" target="_blank" rel="noopener">https://www.joa.or.jp/</a></p>
<p>・MSDマニュアル プロフェッショナル版「坐骨神経痛」<a href="https://www.msdmanuals.com/ja-jp/professional" target="_blank" rel="noopener">https://www.msdmanuals.com/ja-jp/professional</a></p>
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