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	<title>頚椎捻挫 &#8211; 骨と関節の仕組み</title>
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		<title>首の痛みの原因とその対処法｜寝違え・むち打ち・変形性頚椎症など原因別の見分け方と治療を徹底解説</title>
		<link>https://balance-conditioning.net/neck_pain/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[編集長]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 27 Oct 2017 00:16:20 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[骨や関節のトラブルとその原因]]></category>
		<category><![CDATA[頭痛・頚部の症状]]></category>
		<category><![CDATA[頚椎捻挫]]></category>
		<category><![CDATA[変形性頚椎症]]></category>
		<category><![CDATA[急性頚椎症]]></category>
		<category><![CDATA[むち打ち症]]></category>
		<category><![CDATA[頚椎椎間板ヘルニア]]></category>
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					<description><![CDATA[頚部は、頚椎と呼ばれる7個の骨で構成されています。身体の真横から見た場合、正常であれば7個の頚椎は緩やかに前方へ凸（前弯）していて、それらを取り囲むように筋肉や靭帯が存在し、重い頭部を支え、そして動かしています。 頚椎の [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>頚部は、頚椎と呼ばれる7個の骨で構成されています。身体の真横から見た場合、正常であれば7個の頚椎は緩やかに前方へ凸（前弯）していて、それらを取り囲むように筋肉や靭帯が存在し、重い頭部を支え、そして動かしています。</p>
<p>頚椎の中を通る神経は頚髄（けいずい）と呼ばれます。頚髄の神経髄節は8つあり（上から順にC1からC8と呼びます）、それぞれから1対の脊髄神経が出て、主に身体の上肢を支配し、頚部の表在感覚や呼吸筋群、そして上肢の筋・表在感覚を支配しています。このように、首は重い頭を支えながら、大切な神経の通り道にもなっている、とても重要な部分です。</p>
<h3 class="news_headline2">急性の頚椎の痛みについて</h3>
<p>頚椎の痛みは、自動車事故や激しいスポーツで身体に衝撃を受けたときなど、外力が強く加わったときに発症します。また、後ろを振り向く、不自然な姿勢で寝てしまうなど、日常の些細な動作で痛めてしまうこともよくあります。</p>
<p>急な頚部の痛みのうち、<a href="https://balance-conditioning.net/nechigae/"><strong>『寝違え』『すじ違え』</strong></a>などは<strong>『急性頚椎症（きゅうせいけいついしょう）』</strong>とも呼ばれ、筋肉や軟部組織が無理に引き伸ばされて起きる一種の捻挫なので、発症直後はなるべく安静にして動かさないようにする必要があります。程度にもよりますが、1週間もすれば症状は徐々に軽くなり回復していきます。しかし、痛みがいつまでも続いたり、次第に悪化したりする場合は、頚椎や周辺の組織を強く損傷している可能性があるので、速やかに医療機関に相談してください。</p>
<p>自動車事故などで身体に強い衝撃を受けて起こるのが、俗にいう<strong>『むち打ち症』</strong>で、<strong>『頚椎捻挫』</strong>とも呼ばれています。痛みの程度はそのときどきにより異なり、首を動かすと少し痛むものから、じっとしているだけでも激しく痛むものまで、さまざまです。このとき、神経が強く圧迫されていたり脊髄が損傷していたりすると、腕の痛みやしびれ、頭痛、下肢の麻痺などが現れることがあります。</p>
<h3 class="news_headline2">慢性の頚椎の痛みについて</h3>
<p>慢性的な首の痛みは、肩こりの症状として現れることが多く、『なで肩』『猫背』<a href="https://balance-conditioning.net/straight_neck/">『ストレートネック（頚部の前弯が極端に失われてしまった首）』</a>の方に発症しやすい傾向があります。同じ姿勢を長時間続けたことによる筋肉の疲労をはじめ、ストレス、冷え、運動不足なども、首の痛みや肩こりの要因になります。</p>
<p>このように、慢性的な頚部の痛みは複数の要因が絡んでいることがあるので、これといった原因を特定するのが容易ではありません。こうした外的な要因によって生じる首の痛みのほかに、頚椎自体に問題があって首に痛みが起きることもあります。ここでいう頚椎の問題とは、頚椎にズレ・歪み・捻れが生じている場合を指します。頚椎に歪みがあると、『肩部・上腕部・前腕部・手指の痛みやしびれ』『上肢が動かしにくい』『手先に力があまり入らない』『首を反らせると痛みが走る』などの症状が現れるようになります。</p>
<h3 class="news_headline2">中高年の多くの首の痛みは変形性の頚椎症が原因になっていることも</h3>
<p>中年以降の人で、首や肩のこりや痛みに加えて手のしびれがある場合には、加齢による頚椎の変形が原因で起こる<strong>『<a href="https://balance-conditioning.net/keitsui_shou/">変形性頚椎症</a>』</strong>が疑われます。また、頚椎の椎間板がはみ出して周囲の神経を圧迫する<strong>『頚椎椎間板ヘルニア』</strong>では、首から肩、腕に響く痛みが起こります。</p>
<p>頚椎に変形が生じても、すぐに症状が現れるとは限りませんが、こうした下地があると『寝違え』などの症状を発症しやすくなります。また、骨髄炎や髄膜炎など、感染症が起こったり、腫瘍ができたりして首の痛みが起こることもあります。ときには内臓疾患の関連痛として首の痛みを感じることもあるので、単なる肩こり・首こりと軽視してはいけません。検査をしても原因がはっきりわからないケースもあり、<strong>『自律神経失調症』</strong>や<strong>『更年期障害』『精神的ストレス』</strong>などと診断されることもあります。</p>
<h3 class="news_headline2">首の痛みへの対処法</h3>
<p>頚椎の痛みは、整形外科では問診・視診・触診の後、必要に応じてX線検査やCT（コンピューター断層撮影）、MRIなどによる画像診断で原因を検査します。痛みと炎症を鎮めるためには、湿布をしたり、鎮痛剤や抗炎症剤を用いたりします。</p>
<p>場合によっては、頚部の牽引、温熱療法、運動療法などの理学療法や、マッサージ、指圧、鍼灸、神経ブロック、外科手術など、原因と痛みの程度に応じた治療が選択されます。筋肉疲労などによる痛みの場合は、自分でマッサージや入浴（温熱療法を含む）を行うことも、症状の軽減に有効です。また、寒冷地や冷房のきいた場所では、あまり首を冷やさないように気をつけましょう。</p>
<h3 class="news_headline2">こんな首の痛みは要注意｜セルフケアと受診の目安</h3>
<p>首の痛みの多くは、姿勢や筋肉の疲労による一時的なもので、安静やセルフケアで軽快します。日常のセルフケアとしては、長時間同じ姿勢（特にスマホやパソコンでうつむく姿勢）を避けてこまめに首を動かす・休める、入浴などで首・肩を温めて血行を良くする、自分に合った高さの枕を使う、といったことが有効です。痛みが強い急性期は温めずに安静にし、慢性的なこりには温めるのが基本です。</p>
<p>一方で、注意すべき「危険な首の痛み」もあります。手や腕の強いしびれ・力が入らない、脚のもつれや歩きにくさ、排尿の障害を伴う場合は、脊髄が強く圧迫されているサインのことがあります。また、転倒や事故の後の強い首の痛み、高熱や激しい頭痛を伴う首の痛み・首が前に曲げにくい場合(髄膜炎の可能性)、安静にしても増す痛みや原因不明の体重減少を伴う痛みなども、放置せず早めに医療機関を受診すべきサインです。「ただの肩こり」と軽視せず、しびれや麻痺、長引く痛みがある場合は、整形外科などの医療機関を受診しましょう。</p>
<h2 class="news_headline2">まとめ</h2>
<p>首の痛みには、寝違えやむち打ち（頚椎捻挫）などの急性のものと、肩こりやストレートネック・姿勢による慢性のものがあり、中高年では変形性頚椎症や頚椎椎間板ヘルニアが原因のこともあります。多くは安静・温め・姿勢改善などのセルフケアで軽快しますが、手足のしびれや麻痺、排尿障害、高熱を伴う痛みなどは危険なサインなので、早めに医療機関を受診しましょう。</p>
<h2 class="news_headline2">参考文献・出典</h2>
<p>・日本整形外科学会「頚椎症性脊髄症・神経根症」<a href="https://www.joa.or.jp/" target="_blank" rel="noopener">https://www.joa.or.jp/</a></p>
<p>・厚生労働省 e-ヘルスネット<a href="https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/" target="_blank" rel="noopener">https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/</a></p>
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			</item>
		<item>
		<title>正中環軸関節・外側環軸関節（せいちゅう・がいそくかんじくかんせつ）｜首を回す関節のしくみを徹底解説</title>
		<link>https://balance-conditioning.net/medmian_lateral_atlanto_axial_joint/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[編集長]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 14 Jan 2017 02:52:07 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[体幹の骨と関節]]></category>
		<category><![CDATA[関節]]></category>
		<category><![CDATA[頚椎捻挫]]></category>
		<category><![CDATA[環椎]]></category>
		<category><![CDATA[軸椎]]></category>
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					<description><![CDATA[正中環軸関節･外側環軸関節（せいちゅうかんじくかんせつ・がいそくかんじくかんせつ） 英語名称 median atlanto-axial joint / lateral atlanto-axial joint（ミディアン・ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<h1>正中環軸関節･外側環軸関節（せいちゅうかんじくかんせつ・がいそくかんじくかんせつ）</h1>
<h3 class="news_headline2">英語名称</h3>
<p>median atlanto-axial joint / lateral atlanto-axial joint（ミディアン・アトラントアクシアル・ジョイント／ラテラル・アトラントアクシアル・ジョイント）</p>
<h3 class="news_headline2">関節の分類</h3>
<p>正中環軸関節：車軸関節（しゃじくかんせつ）／外側環軸関節：平面関節（へいめんかんせつ）</p>
<h3 class="news_headline2">解説</h3>
<p>脊柱の上位2つの骨は、第一頚椎・第二頚椎ですが、これらにはそれぞれ異なる呼び名があります。第一頚椎は環椎（かんつい）、第二頚椎は軸椎（じくつい）と呼ばれています。</p>
<p>環椎・軸椎は、頚椎の回旋運動（首を左右に回す動き）を確保するために、他の頚椎の椎骨とは、かなり異なる形状をしています。また、環椎と軸椎の間には、他の椎骨間とは異なり、椎間板と椎間関節がないというのも、大きな特徴の一つです。その代わりに、『正中環軸関節（せいちゅうかんじくかんせつ）』と『外側環軸関節（がいそくかんじくかんせつ）』という2つの関節によって、環椎と軸椎は連結されています。</p>
<ol>
<li><strong>正中環軸関節（せいちゅうかんじくかんせつ）</strong><br />
軸椎から上方に伸びる歯突起（しとっき）が軸となり、その前面と環椎の歯突起窩（しとっきか：環椎前弓の後面）との間、および歯突起の後面と環椎横靭帯との間で構成される車軸関節です。関節包はゆるく、外側環軸関節と協力して働き、頭蓋骨と環椎を一体として左右に回旋させます。</li>
<li><strong>外側環軸関節（がいそくかんじくかんせつ）</strong><br />
環椎の下関節面（かかんせつめん）と、軸椎の上関節面（じょうかんせつめん）が連結する平面関節です。ゆるい関節包に包まれています。</li>
</ol>
<p>正中環軸関節と外側環軸関節が互いに協力して働くことで、軸椎の歯突起を軸として、環椎が回旋します。環椎の上には頭蓋骨が乗っているため、結果として、頭部を左右に振り向かせることができるのです。実に、頚椎全体の回旋動作のうち、約50%が、この環椎・軸椎間で行われているといわれています。</p>
<h3 class="news_headline2">関節の傷害</h3>
<p>頚椎捻挫(むち打ち)、環軸椎亜脱臼、歯突起骨折など</p>
<h3 class="news_headline2">「振り向く」を支える首の特別な関節｜環軸関節</h3>
<p>正中環軸関節・外側環軸関節(あわせて環軸関節)は、私たちが「振り向く」という、何気ない動作を支える、とても特別で精巧な関節です。このしくみを知ると、首の動きの巧みさと、その繊細さがよくわかります。</p>
<p>首を左右に回す回旋運動のうち、約半分を、この環軸関節が一手に引き受けています。ポイントは、軸椎から突き出た「歯突起」という、まるで「回転軸の棒」のような突起です。この棒を軸にして、その上に乗った環椎と頭蓋骨が、くるりと回転するのです。そして、この回転軸がずれて脊髄を傷つけないように、「環椎横靭帯」という丈夫な靭帯が、歯突起を後ろからしっかりと押さえています。つまり、大きく動くのに、脊髄(神経)はしっかり守る、という高度な両立を実現しているのです。</p>
<p>一方で、この関節は、大きく動くぶん、強い衝撃には弱い面もあります。交通事故などで首に急な力が加わると、「むち打ち(頚椎捻挫)」を起こしたり、まれに歯突起の骨折や、環椎横靭帯の損傷による「環軸椎亜脱臼」を起こしたりすることがあります。また、関節リウマチがあると、この部分の靭帯がゆるみ、環軸椎亜脱臼を起こしやすくなることも知られています。首の回旋は、無理にゴリゴリと鳴らしたり、勢いよく回したりすると負担がかかるため、避けたほうがよいでしょう。事故やケガのあと、首の強い痛みや、手足のしびれ・力の入りにくさを伴う場合は、重大な損傷の可能性もあるため、首を動かさず、速やかに医療機関を受診してください。</p>
<h2 class="news_headline2">まとめ</h2>
<p>正中環軸関節・外側環軸関節(環軸関節)は、環椎(第1頚椎)と軸椎(第2頚椎)をつなぐ関節で、正中は車軸関節、外側は平面関節です。軸椎の歯突起を軸に環椎と頭が回転することで「振り向く」動きを生み、首の回旋の約半分を担います。環椎横靭帯が脊髄を守る要となります。事故後の首の痛みや手足のしびれを伴う場合は、首を動かさず速やかに医療機関を受診しましょう。</p>
<h2 class="news_headline2">参考文献・出典</h2>
<p>・日本整形外科学会<a href="https://www.joa.or.jp/" target="_blank" rel="noopener">https://www.joa.or.jp/</a></p>
<p>・厚生労働省 e-ヘルスネット<a href="https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/" target="_blank" rel="noopener">https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/</a></p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>環椎後頭関節（かんついこうとうかんせつ）｜頭と首をつなぐ唯一の関節・うなずきのしくみを徹底解説</title>
		<link>https://balance-conditioning.net/atlanto_occipital_joint/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[編集長]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 14 Jan 2017 03:07:52 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[体幹の骨と関節]]></category>
		<category><![CDATA[関節]]></category>
		<category><![CDATA[頚椎捻挫]]></category>
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					<description><![CDATA[環椎後頭関節（かんついこうとうかんせつ） 英語名称 atlanto-occipital joint（アトラント・オクシピタル・ジョイント） 関節の分類 楕円関節（だえんかんせつ） 解説 脊柱を構成する骨格の、最初の関節と [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<h1>環椎後頭関節（かんついこうとうかんせつ）</h1>
<h3 class="news_headline2">英語名称</h3>
<p>atlanto-occipital joint（アトラント・オクシピタル・ジョイント）</p>
<h3 class="news_headline2">関節の分類</h3>
<p>楕円関節（だえんかんせつ）</p>
<h3 class="news_headline2">解説</h3>
<p>脊柱を構成する骨格の、最初の関節となるのが、頭蓋骨の後頭骨にある後頭顆（こうとうか）と、環椎（第1頚椎：C1）の上関節窩との間にある、環椎後頭関節（かんついこうとうかんせつ）です。ここでは、主に、首の屈曲・伸展（うなずくように頭を前後に倒す動き）と、わずかな側屈（頭を横に傾ける動き）が行われます。関節の種類としては、楕円関節に極めて近い関節です。</p>
<p>環椎後頭関節は、頭部と脊柱をつなぐ唯一の関節で、主に、前方の前環椎後頭膜（ぜんかんついこうとうまく）と、後方の後環椎後頭膜（こうかんついこうとうまく）が、この関節を補強しています。これら2つの膜は、多くの弾性線維を含む丈夫な組織からなっています。また、環椎後頭関節の安定性においては、前頭直筋などの深部の筋肉も補助しています。</p>
<p>なお、頭部の回旋動作（首を左右に回す動き）では、この環椎後頭関節そのものは動かず、その下の軸椎（第2頚椎）の上で、環椎と後頭骨が一体となって回旋します。</p>
<p>環椎後頭関節は、第1頭関節（だいいちとうかんせつ）とも呼ばれます。ちなみに、その下にある<a href="https://balance-conditioning.net/medmian_lateral_atlanto_axial_joint/">環軸関節</a>は、第2頭関節と呼ばれます。</p>
<h3 class="news_headline2">関節の傷害</h3>
<p>頚椎捻挫(むち打ち)、環椎後頭関節の不安定症など</p>
<h3 class="news_headline2">「うなずき」を生む頭と首の境目｜環椎後頭関節</h3>
<p>環椎後頭関節は、頭蓋骨と背骨をつなぐ、いわば「頭と首の境目」にある、とても重要な関節です。私たちが「うなずく」という動作ができるのは、この関節のおかげであり、その役割を知ると、首のしくみがよく理解できます。</p>
<p>この関節の最大の特徴は、頭部(頭蓋骨)と脊柱(背骨)を直接つなぐ、ただ一つの関節だという点です。約5kgある重い頭は、この環椎後頭関節を介して、背骨の一番上に乗っているのです。役割分担も明確で、頭を前後に倒す「うなずき(屈曲・伸展)」は、主にこの環椎後頭関節(第1頭関節)が担い、頭を左右に回す「振り向き(回旋)」は、すぐ下にある環軸関節(第2頭関節)が担います。この2つの関節が連携することで、私たちは頭を自由な方向に動かせるのです。</p>
<p>一方で、頭と首の境目にあたるこの部分は、脳に近く、すぐ内側には延髄(生命維持に関わる重要な神経)が通っているため、非常にデリケートな場所でもあります。交通事故などで首に急な力が加わる「むち打ち(頚椎捻挫)」では、この環椎後頭関節やその周囲の組織が傷つくことがあり、後頭部の痛みや頭痛、首のこりの原因になることがあります。日頃から、うつむき姿勢を続けてこの部分に負担をためないこと、首を無理にひねらないことが大切です。事故やケガのあと、後頭部や首の強い痛み、頭痛、手足のしびれを伴う場合は、自己判断せず、速やかに医療機関を受診してください。</p>
<h2 class="news_headline2">まとめ</h2>
<p>環椎後頭関節は、頭蓋骨の後頭顆と環椎(第1頚椎)をつなぐ楕円関節で、頭と背骨をつなぐ唯一の関節です。「うなずき(屈曲・伸展)」を主に担い、第1頭関節とも呼ばれます。すぐ内側に延髄が通るデリケートな部位で、むち打ちなどで傷つくと後頭部痛や頭痛の原因になります。事故後の強い首・後頭部の痛みやしびれを伴う場合は、速やかに医療機関を受診しましょう。</p>
<h2 class="news_headline2">参考文献・出典</h2>
<p>・日本整形外科学会<a href="https://www.joa.or.jp/" target="_blank" rel="noopener">https://www.joa.or.jp/</a></p>
<p>・厚生労働省 e-ヘルスネット<a href="https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/" target="_blank" rel="noopener">https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/</a></p>
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