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	<title>棘上筋 &#8211; 骨と関節の仕組み</title>
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	<item>
		<title>棘上筋衝突テスト（Supraspinatus impingement test）とは｜肩のインピンジメント・棘上筋損傷を調べる検査の方法と骨・関節の仕組みを徹底解説</title>
		<link>https://balance-conditioning.net/supraspinatus_impingement_test/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[編集長]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 11 Oct 2017 16:40:33 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[整形外科学検査法]]></category>
		<category><![CDATA[棘上筋]]></category>
		<category><![CDATA[ローテーターカフ]]></category>
		<category><![CDATA[棘上筋衝突症候群]]></category>
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					<description><![CDATA[目的 棘上筋衝突テストは、肩関節を内旋させることで、棘上筋（きょくじょうきん）の腱に損傷や炎症があるかどうか（棘上筋のインピンジメント＝衝突）を調べる検査方法です。 棘上筋はローテーターカフ（腱板）（棘上筋・棘下筋・肩甲 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<h3 class="news_headline2">目的</h3>
<p>棘上筋衝突テストは、肩関節を内旋させることで、棘上筋（きょくじょうきん）の腱に損傷や炎症があるかどうか（棘上筋のインピンジメント＝衝突）を調べる検査方法です。</p>
<p>棘上筋は<a href="https://muscle-guide.info/rotator_cuff.html" target="_blank" rel="noopener noreferrer">ローテーターカフ（腱板）</a>（<a href="https://muscle-guide.info/supraspinatus.html" target="_blank" rel="noopener noreferrer">棘上筋</a>・<a href="https://muscle-guide.info/infraspinatus.html" target="_blank" rel="noopener noreferrer">棘下筋</a>・<a href="https://muscle-guide.info/subscapularis.html" target="_blank" rel="noopener noreferrer">肩甲下筋</a>・<a href="https://muscle-guide.info/teresminor.html" target="_blank" rel="noopener noreferrer">小円筋</a>の総称）の一つで、主に<a href="https://muscle-guide.info/deltoideus.html" target="_blank" rel="noopener noreferrer">三角筋</a>とともに<a href="https://balance-conditioning.net/glenohumeral_joint/">肩関節（肩甲上腕関節）</a>の外転動作（手を真横に広げる動作）に関与する筋肉です。腱板の中でも最も損傷が多い筋として知られています。</p>
<h3 class="news_headline2">実施方法</h3>
<p><strong>パターン1（屈曲位での内旋／ホーキンステストに準じた方法）</strong></p>
<p>1. 患者さんを座位にさせます。<br />
2. 検者は患者さんの患側に立ち、後方から肩関節および肘関節を90°屈曲させます。<br />
3. このとき検者は患者さんの肘頭を包み込むように持ち、もう一方の手で患者さんの肩を支えます。</p>
<p><img fetchpriority="high" decoding="async" style="display:block; max-width:100%; height:auto; margin:0 0 8px 0;" src="https://balance-conditioning.net/wp-content/uploads/2017/10/supraspinatus_impingement_test2.jpg" alt="棘上筋衝突テスト(Supraspinatus impingement test) パターン1" width="660" height="350" /><br />
棘上筋衝突テスト(Supraspinatus impingement test) <br />パターン1</p>
<p>4. 検者は患者さんの肩関節を内旋（手の指先が下を向くように）させます。<br />
5. 同様に、反対側（健側）の肩関節も実施し、左右を比較します。</p>
<p><strong>パターン2（外転位での内旋）</strong></p>
<p>1. 患者さんを座位にさせます。<br />
2. 検者は患者さんの患側に立ち、後方または側方（横）から肩関節を90°外転、肘関節を90°屈曲させます。<br />
3. このとき検者は患者さんの肩を包み込むように持ち、もう一方の手で患者さんの肘関節を包み込むように持ちます。</p>
<p><img decoding="async" style="display:block; max-width:100%; height:auto; margin:0 0 8px 0;" src="https://balance-conditioning.net/wp-content/uploads/2017/10/supraspinatus_impingement_test.jpg" alt="棘上筋衝突テスト(Supraspinatus impingement test) パターン2" width="660" height="350" /><br />
棘上筋衝突テスト(Supraspinatus impingement test)<br />パターン2</p>
<p>4. 検者は患者さんの肩関節を内旋（手の指先が下を向くように）させます。<br />
5. 同様に、反対側（健側）の肩関節も実施し、左右を比較します。</p>
<h3 class="news_headline2">結果の評価</h3>
<p>このテストにより、患者さんが肩に痛みを訴えたら陽性反応で、棘上筋の損傷や炎症、肩峰下インピンジメントが疑われます。肩を内旋させると、上腕骨の大結節が肩峰や烏口肩峰アーチの下に潜り込み、その間にある棘上筋腱が挟み込まれる（衝突する）ため、腱に問題があると痛みが誘発されるのです。</p>
<p>なお、この種のインピンジメント誘発テストは、痛みを拾いやすい（感度が高い）一方で、特異度は高くありません。そのため、ニアテストやエンプティカンテスト（棘上筋の筋力テスト）など他の検査と組み合わせて、総合的に判断するのが一般的です。</p>
<h3 class="news_headline2">参考</h3>
<p><img decoding="async" style="display:block; max-width:100%; height:auto; margin:0 0 8px 0;" src="https://balance-conditioning.net/wp-content/uploads/2017/10/kyokujyoukin.jpg" alt="肩関節周囲の構造" width="300" height="228" /><br />
肩関節周囲の構造</p>
<p>棘下筋や小円筋、<a href="https://muscle-guide.info/pectoralisminor.html" target="_blank" rel="noopener noreferrer">小胸筋</a>などの筋力低下や、何らかの衝撃などによって、肩関節の位置（上腕骨頭の位置）がずれてしまうことがしばしばあります。</p>
<p>もう少し具体的にいうと、肩峰（けんぽう）と上腕骨の骨頭部（丸い部分）の隙間を「肩峰下スペース」といいますが、この部分に上記のような問題が生じると、上腕骨頭が上方へずれて画像の矢印のような力が加わり、『肩峰下スペースの狭小化』が起こります。すると、その隙間を通る棘上筋腱が圧迫・衝突され、損傷や炎症を起こしてしまうのです。</p>
<h3 class="news_headline2">なぜ棘上筋は挟まれやすいのか・インピンジメントの仕組み</h3>
<p>「インピンジメント」とは「衝突」という意味です。肩を上げる（外転・挙上する）とき、上腕骨の出っ張り（大結節）が、その上にある肩峰や烏口肩峰アーチという屋根のような骨・靭帯に近づきます。棘上筋の腱は、ちょうどこの大結節と肩峰の間（肩峰下スペース）という狭い場所を通っているため、腕を上げるたびに上下から挟まれやすいという宿命があります。</p>
<p>通常は腱板がうまく働いて上腕骨頭を関節の中心に保ち、肩峰下スペースが確保されますが、腱板（特に棘上筋）の機能低下や、姿勢の崩れ（猫背・巻き肩）、肩峰の形・骨棘などがあると、このスペースが狭くなり、腕を上げるたびに棘上筋腱が擦れて炎症を起こします。これが続くと、痛みで腕が上げられない・特定の角度（おおむね60〜120°）で痛む（有痛弧）といった症状が出ます。放置して衝突を繰り返すと腱板の部分断裂に進むこともあるため、肩を上げると痛い・夜間に肩が痛む、といった症状が続く場合は、自己判断で動かし続けず、整形外科などの医療機関を受診することが大切です。</p>
<h2 class="news_headline2">棘上筋衝突テストのまとめ</h2>
<p>棘上筋衝突テストは、肩を屈曲または外転位から内旋させ、大結節と肩峰を衝突させて、棘上筋腱の損傷や肩峰下インピンジメントを調べる徒手検査です。肩に痛みが出れば陽性となります。棘上筋腱は大結節と肩峰の間の狭い肩峰下スペースを通るため挟まれやすく、腱板の機能低下や姿勢の崩れで衝突が起こります。特異度は高くないため他の検査と組み合わせ、肩を上げると痛む症状が続く場合は医療機関の受診をおすすめします。</p>
<h2 class="news_headline2">参考文献・出典</h2>
<p>・日本整形外科学会「腱板損傷」<a href="https://www.joa.or.jp/" target="_blank" rel="noopener">https://www.joa.or.jp/</a></p>
<p>・MSDマニュアル プロフェッショナル版「肩関節の評価」<a href="https://www.msdmanuals.com/ja-jp/professional" target="_blank" rel="noopener">https://www.msdmanuals.com/ja-jp/professional</a></p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>棘上筋テスト（Supraspinatus press test／エンプティカンテスト）とは｜棘上筋・腱板の損傷を調べる肩の検査の方法と骨・関節の仕組みを徹底解説</title>
		<link>https://balance-conditioning.net/supraspinatus_press_test/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[編集長]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 15 Oct 2017 17:30:29 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[整形外科学検査法]]></category>
		<category><![CDATA[肩関節周囲炎]]></category>
		<category><![CDATA[四十肩・五十肩]]></category>
		<category><![CDATA[棘上筋]]></category>
		<category><![CDATA[インピンジメント]]></category>
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					<description><![CDATA[目的 棘上筋テストは、肩関節（肩甲上腕関節）の安定性を保つ働きをしているローテーターカフ（腱板）（棘上筋・棘下筋・肩甲下筋・小円筋の総称）の一つである棘上筋（きょくじょうきん）や、その腱が損傷しているかどうかを調べる検査 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<h3 class="news_headline2">目的</h3>
<p>棘上筋テストは、<a href="https://balance-conditioning.net/glenohumeral_joint/">肩関節（肩甲上腕関節）</a>の安定性を保つ働きをしているローテーターカフ（腱板）（棘上筋・<a href="https://muscle-guide.info/infraspinatus.html" target="_blank" rel="noopener noreferrer">棘下筋</a>・<a href="https://muscle-guide.info/subscapularis.html" target="_blank" rel="noopener noreferrer">肩甲下筋</a>・<a href="https://muscle-guide.info/teresminor.html" target="_blank" rel="noopener noreferrer">小円筋</a>の総称）の一つである<a href="https://muscle-guide.info/supraspinatus.html" target="_blank" rel="noopener noreferrer">棘上筋</a>（きょくじょうきん）や、その腱が損傷しているかどうかを調べる検査方法です。親指を下に向けた肢位が「空き缶を逆さにする」動きに似ていることから、一般に「エンプティカンテスト（Jobeテスト）」とも呼ばれます。</p>
<p>このテストで陽性反応が出た場合は、棘上筋腱の損傷や肩峰下インピンジメント、ひいては<strong><a href="https://balance-conditioning.net/katakansetsu-shuien/">『肩関節周囲炎（かたかんせつしゅいえん）』</a></strong>が疑われます。</p>
<h3 class="news_headline2">実施方法</h3>
<p>1. 患者さんを立位あるいは座位にさせます。<br />
2. 検者は患者さんの患側に立ち、一方の手で患者さんの手首を持ちながら、肩関節を90°に外転させます（このとき腕を真横に広げるのではなく、やや斜め前方に30°ほど水平内転させた「肩甲骨面」で行います）。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" style="display:block; max-width:100%; height:auto; margin:0 0 8px 0;" src="https://balance-conditioning.net/wp-content/uploads/2017/10/supraspinatus_press_test.jpg" alt="棘上筋テスト(Supraspinatus press test)" width="660" height="350" /><br />
棘上筋テスト(Supraspinatus press test)</p>
<p>3. さらに検者は患者さんの肩関節を最大限に内旋（親指が下を向くように）させ、もう一方の手で患者さんの肩関節に手のひらか指先をおき、テスト中に肩の位置がずれないように固定します。<br />
4. 検者は矢印方向（下方）に向かって、ゆっくりと圧迫（抵抗）を加えます。<br />
5. 患者さんはこの力に対して、なるべく腕の位置を保てるように抵抗します。<br />
6. 同様に、反対側（健側）の肩関節も実施し、左右を比較します。</p>
<h3 class="news_headline2">結果の評価</h3>
<ul>
<li class="p1">このテストで肩関節に痛みを訴えた場合は陽性反応で、棘上筋または棘上筋腱の損傷・断裂が疑われます。（筋・腱が完全に断裂している場合は、そもそも手を真横に挙げること自体ができません。もし挙げられているとしたら、他の筋で動きをごまかす「トリックモーション」が起きている可能性が高いです。）</li>
<li class="p1">このテストを実施しても、肩関節に痛みがなく、しっかり腕の位置を保てるようなら、棘上筋の機能は保たれていると言えます。一方、痛みがなくても、抵抗に耐えられずに腕がストンと落ちてしまった場合は、棘上筋の機能不全（筋力低下）や腱の断裂が疑われます。このように「痛みが出るか」と「力が入るか（腕を保てるか）」を分けてみることが大切です。</li>
</ul>
<h3 class="news_headline2">参考</h3>
<ul>
<li>棘上筋は、単に肩関節を安定させて固定するだけでなく、肩関節の外転（手を真横にひらく）動作にも大きく関与しています。特に、腕を上げ始める初期の外転で重要な働きをします。この筋肉がうまく働かないと、外転動作の大半を<a href="https://muscle-guide.info/deltoideus.html" target="_blank" rel="noopener noreferrer">三角筋中部</a>に頼るようになり、肩のバランスが崩れて、将来的に<a href="https://balance-conditioning.net/katakansetsu-shuien/">肩関節周囲炎</a>を発症するリスクが高くなります。肩関節周囲炎には、いわゆるインピンジメント症候群や四十肩・五十肩なども含まれます。</li>
<li>すでにインピンジメント症候群や四十肩・五十肩になっている方で症状が重い場合は、抵抗を加える前の段階（スタートポジションをとらせるだけ）で痛みを訴えることがあります。</li>
</ul>
<h3 class="news_headline2">「痛み」と「力が入らない」で何がわかるのか</h3>
<p>棘上筋テストの大きな特徴は、結果を「痛みが出るか」と「腕を保てるか（筋力）」の2つの面から読み取れる点です。腕を保てずに落ちてしまう場合は、棘上筋腱が大きく傷んでいる・断裂している可能性が高く、痛みが主体で力はある程度保てる場合は、腱の炎症やインピンジメント（衝突）が主体と考えられます。</p>
<p>棘上筋は、腱板の中でも最も損傷が多い筋です。その理由は、棘上筋腱が肩峰と上腕骨頭の間の狭いスペース（肩峰下スペース）を通っており、腕を上げるたびに上下から挟まれて擦れやすいためです。加齢による腱の変性や、野球・テニス・水泳など腕を上げる動作の多いスポーツ、重い物を持つ作業の繰り返しなどで傷みやすくなります。腱板が傷つくと、腕が上がらない・夜間に肩が痛む・特定の角度で痛むといった症状が出ます。</p>
<p>ただし、棘上筋テスト（エンプティカンテスト）は痛みを拾いやすい一方で、それだけで損傷の有無や程度を確定できるわけではありません。他のテスト（フルカンテストやドロップアームテスト、インピンジメントテストなど）や、最終的にはMRI・超音波などの画像検査と組み合わせて診断します。肩を上げると痛い・力が入らない・夜間痛が続く、といった症状がある場合は、自己判断で動かし続けず、整形外科などの医療機関を受診することが大切です。</p>
<h2 class="news_headline2">棘上筋テストのまとめ</h2>
<p>棘上筋テスト（エンプティカンテスト）は、肩を90°外転・30°水平内転・最大内旋（親指を下）にして下方抵抗を加え、棘上筋・腱の損傷を調べる徒手検査です。痛みが出れば棘上筋腱の損傷・インピンジメント、腕が落ちれば筋力低下・断裂が疑われます。棘上筋は外転に働き腱板で最も傷みやすい筋です。単独では確定できないため他の検査や画像と組み合わせ、肩の痛みや力の入りにくさが続く場合は医療機関の受診をおすすめします。</p>
<h2 class="news_headline2">参考文献・出典</h2>
<p>・日本整形外科学会「腱板損傷」<a href="https://www.joa.or.jp/" target="_blank" rel="noopener">https://www.joa.or.jp/</a></p>
<p>・MSDマニュアル プロフェッショナル版「肩関節の評価」<a href="https://www.msdmanuals.com/ja-jp/professional" target="_blank" rel="noopener">https://www.msdmanuals.com/ja-jp/professional</a></p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>アプレイ引っ掻きテスト（Apley&#8217;s scratch test）とは｜肩の可動域・腱板を調べる検査の方法と結髪・結帯動作を徹底解説</title>
		<link>https://balance-conditioning.net/apleys_scratch_test/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[編集長]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 11 Oct 2017 16:09:41 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[整形外科学検査法]]></category>
		<category><![CDATA[肩関節]]></category>
		<category><![CDATA[ルーズショルダー]]></category>
		<category><![CDATA[棘上筋]]></category>
		<category><![CDATA[ローテーターカフ]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://balance-conditioning.net/?p=2978</guid>

					<description><![CDATA[目的 アプレイ引っ掻きテストは、ローテーターカフ（腱板）（棘上筋・棘下筋・肩甲下筋・小円筋の総称）の一つである棘上筋の腱が損傷しているかどうかを調べる検査方法です。 また、このアプレイ引っ掻きテストは、肩関節（肩甲上腕関 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<h3 class="news_headline2">目的</h3>
<p>アプレイ引っ掻きテストは、<a href="https://muscle-guide.info/rotator_cuff.html" target="_blank" rel="noopener noreferrer">ローテーターカフ（腱板）</a>（<a href="https://muscle-guide.info/supraspinatus.html" target="_blank" rel="noopener noreferrer">棘上筋</a>・<a href="https://muscle-guide.info/infraspinatus.html" target="_blank" rel="noopener noreferrer">棘下筋</a>・<a href="https://muscle-guide.info/subscapularis.html" target="_blank" rel="noopener noreferrer">肩甲下筋</a>・<a href="https://muscle-guide.info/teresminor.html" target="_blank" rel="noopener noreferrer">小円筋</a>の総称）の一つである棘上筋の腱が損傷しているかどうかを調べる検査方法です。</p>
<p>また、このアプレイ引っ掻きテストは、<a href="https://balance-conditioning.net/glenohumeral_joint/">肩関節（肩甲上腕関節）</a>の可動域が正常かどうかを、左右を比較しながら簡便に調べるテストとしてもよく用いられます。このテストで陽性反応（痛みや明らかな左右差）が出た場合、棘上筋腱の損傷や、肩関節の可動域に何らかの問題があることが疑われます。</p>
<p><strong>参考：</strong><a href="https://balance-conditioning.net/jointcheck/">これができたら要注意！関節のゆるみをチェック</a></p>
<h3 class="news_headline2">実施方法</h3>
<p>1. 患者さんを立位（座位でも可）にさせます。<br />
2. 検者は患者さんに、一方の手を頭の上から背中側へ伸ばし、肘を曲げて、手のひらを肩甲骨に近づけるように指示します。<br />
3. 続いて、もう一方の手を腰（背中の下の方）にまわし、肘を曲げて、手の甲を背中に沿って上へ近づけるように指示します。</p>
<p><img loading="lazy" decoding="async" style="display:block; max-width:100%; height:auto; margin:0 0 8px 0;" src="https://balance-conditioning.net/wp-content/uploads/2017/10/apleys_scratch_test.jpg" alt="アプレイ引っ掻きテスト(Apley's scratch test)" width="660" height="350" /><br />
アプレイ引っ掻きテスト(Apley&#8217;s scratch test)</p>
<p>4. このとき検者は、患者さんに両手の指先が背中（肩甲骨付近）で触れ合うように指示します（決して無理をさせないでください）。<br />
5. 同様に、左右の手を入れ替えて反対側も実施し、左右差を確認します。</p>
<h3 class="news_headline2">結果の評価</h3>
<p>このテストで患者さんが肩関節に痛みを訴えた場合は、ローテーターカフ、特に棘上筋の腱が損傷していることが疑われます。一方、痛みはないものの、単に背中に手が回せない・指先が届かないという場合は、肩関節の可動域が減少していることが疑われます（もちろん、肘関節の動きが硬くなっていることも考えられます）。</p>
<p>評価は、必ず左右を比べることが大切です。片側だけ届かない・痛むといった左右差が、問題を見つける手がかりになります。</p>
<h3 class="news_headline2">参考</h3>
<ul>
<li>このテストは、すでに<a href="https://balance-conditioning.net/shoulder_pain/"><strong>『肩関節周囲炎（かたかんせつしゅういえん）』</strong></a>（いわゆる四十肩・五十肩）になっている方には、実施が非常に困難です。肩関節周囲炎の方に無理に行わせると症状が悪化する可能性があるので、決して無理にやらせないでください。</li>
<li>このテストを行っても肩に痛みがなく、両手の指先が軽く触れ合うようなら、肩関節の動きは適切といえます。指先が触れないようなら肩関節の可動域が低下している、両手の指先が組める（つかめる）ようなら可動域が大きいと考えられます（ただし、指先が組めるからといって、必ずしも肩関節が緩い〔ルーズ〕とは言い切れません）。</li>
<li>上の写真の、頭の上から背中へ回す側の動きを、俗に結髪動作（けっぱつどうさ）といいます。髪の毛を結うような動作に見えることから、そう名づけられました。結髪動作は、肩関節の外転・外旋と<a href="https://balance-conditioning.net/elbow_joint/">肘関節</a>の屈曲の複合動作です。</li>
<li>上の写真の、腰の後ろへ回す側の動きを、俗に結帯動作（けったいどうさ）といいます。帯を結ぶように手を腰の後ろに回す動作に見えることから、そう名づけられました。結帯動作は、肩関節の伸展・内旋と肘関節の屈曲の複合動作です。</li>
</ul>
<h3 class="news_headline2">「結髪」と「結帯」でわかること・日常動作との関係</h3>
<p>アプレイ引っ掻きテストが優れているのは、肩の複雑な動きを「結髪動作」と「結帯動作」という2つの日常的な動きでまとめてチェックできる点です。結髪動作（髪を結ぶ・洗髪・高い棚の物を取る）は肩の外転・外旋を、結帯動作（エプロンのひもを結ぶ・ズボンの後ろポケットに手を入れる・背中を洗う）は肩の伸展・内旋を主に反映します。</p>
<p>どちらの動きがしにくいかで、肩のどの動きが制限されているかをおおまかに推測できます。例えば、四十肩・五十肩（肩関節周囲炎）では、特に結帯動作（手を後ろに回す動き）が早い段階から制限されやすいことが知られています。これらの動作は、まさに毎日の生活そのものなので、可動域が落ちると生活の質に直結します。</p>
<p>ただし、このテストはあくまで大まかなスクリーニングです。痛みや左右差がはっきりある場合は、棘上筋の筋力をみるエンプティカンテストなど個別の検査や、画像検査と組み合わせて、原因を詳しく調べる必要があります。肩の痛みや動かしにくさが続く場合は、無理に動かさず、整形外科などの医療機関を受診することが大切です。</p>
<h2 class="news_headline2">アプレイ引っ掻きテストのまとめ</h2>
<p>アプレイ引っ掻きテストは、両手を背中で近づけて、肩関節の可動域や腱板（特に棘上筋腱）の状態を左右差から調べる徒手検査です。痛みが出れば腱板損傷、痛みなく届かなければ可動域制限が疑われます。頭の上から回す結髪動作（外転・外旋）と腰へ回す結帯動作（伸展・内旋）で、肩のどの動きが制限されているかを推測できます。痛みや左右差が続く場合は、医療機関の受診をおすすめします。</p>
<h2 class="news_headline2">参考文献・出典</h2>
<p>・日本整形外科学会「肩関節周囲炎（五十肩）」<a href="https://www.joa.or.jp/" target="_blank" rel="noopener">https://www.joa.or.jp/</a></p>
<p>・厚生労働省 e-ヘルスネット<a href="https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/" target="_blank" rel="noopener">https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/</a></p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>肩甲骨（けんこうこつ）｜三角形の骨のしくみ・肩の動きや肩こりとの関係を徹底解説</title>
		<link>https://balance-conditioning.net/scapula/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[編集長]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 05 Jan 2017 04:40:34 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[上肢の骨と関節]]></category>
		<category><![CDATA[骨格]]></category>
		<category><![CDATA[上腕二頭筋]]></category>
		<category><![CDATA[僧帽筋]]></category>
		<category><![CDATA[前鋸筋]]></category>
		<category><![CDATA[三角筋]]></category>
		<category><![CDATA[大菱形筋]]></category>
		<category><![CDATA[上腕三頭筋]]></category>
		<category><![CDATA[小胸筋]]></category>
		<category><![CDATA[大円筋]]></category>
		<category><![CDATA[小菱形筋]]></category>
		<category><![CDATA[小円筋]]></category>
		<category><![CDATA[烏ロ腕筋]]></category>
		<category><![CDATA[広背筋]]></category>
		<category><![CDATA[肩甲挙筋]]></category>
		<category><![CDATA[棘上筋]]></category>
		<category><![CDATA[棘下筋]]></category>
		<category><![CDATA[肩甲下筋]]></category>
		<guid isPermaLink="false">http://balance-conditioning.net/?p=1424</guid>

					<description><![CDATA[肩甲骨(けんこうこつ) 英語名称 scapula（スキャピュラ） 解説 肩甲骨は、三角形をした大きな骨で、身体の背面に左右一対あり、胸郭の上部の背面に位置する平たい骨（扁平骨）です。肩甲骨は、上腕骨との間で肩甲上腕関節（ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<h1>肩甲骨(けんこうこつ)</h1>
<h3 class="news_headline2">英語名称</h3>
<p>scapula（スキャピュラ）</p>
<h3 class="news_headline2">解説</h3>
<p>肩甲骨は、三角形をした大きな骨で、身体の背面に左右一対あり、胸郭の上部の背面に位置する平たい骨（扁平骨）です。肩甲骨は、上腕骨との間で肩甲上腕関節（肩関節）を構成し、鎖骨との間で肩鎖関節を構成しています。</p>
<p>また、肩甲骨は胸郭との間で肩甲胸郭関節（けんこうきょうかくかんせつ）を構成しますが、これは靭帯による連結ではなく、筋肉による連結なので、厳密には解剖学的な関節ではなく「機能的関節」と呼ばれます。このように、肩甲骨は胸郭と骨で直接連結していないため、非常に自由度が高い反面、不安定でもあり、周囲の筋肉のこわばりなどで、位置や動きにズレが生じやすい場所でもあります。</p>
<p>背中や肩のコリ・痛みがある方の多くは、肩甲骨の動きに制限が出ていることが多く、そのことが肩関節や肩鎖関節の可動域に影響をもたらし、肩を動かしにくくしてしまうのです。例えば、腕を真横から上げていく「外転」という動きでは、その動きの後半において、肩甲骨自体の動きが大きく関与しています。このように、肩関節と肩甲骨が連動して腕を上げるしくみを「肩甲上腕リズム」といいます。</p>
<h3 class="news_headline2">主に起始する筋肉</h3>
<p><a href="http://muscle-guide.info/supraspinatus.html" target="_blank" rel="noopener">棘上筋</a>、<a href="http://muscle-guide.info/infraspinatus.html" target="_blank" rel="noopener">棘下筋</a>、<a href="http://muscle-guide.info/teresminor.html" target="_blank" rel="noopener">小円筋</a>、<a href="http://muscle-guide.info/subscapularis.html" target="_blank" rel="noopener">肩甲下筋</a>、<a href="http://muscle-guide.info/teresmajor.html" target="_blank" rel="noopener">大円筋</a>、<a href="http://muscle-guide.info/coracobrachialis.html" target="_blank" rel="noopener">烏口腕筋</a>、<a href="http://muscle-guide.info/deltoideus.html" target="_blank" rel="noopener">三角筋</a>、<a href="http://muscle-guide.info/latissimusdorsi.html" target="_blank" rel="noopener">広背筋</a>、<a href="http://muscle-guide.info/biceps.html" target="_blank" rel="noopener">上腕二頭筋</a>、<a href="http://muscle-guide.info/triceps.html" target="_blank" rel="noopener">上腕三頭筋</a></p>
<h3 class="news_headline2">主に停止する筋肉</h3>
<p><a href="http://muscle-guide.info/levatorscapulae.html" target="_blank" rel="noopener">肩甲挙筋</a>、<a href="http://muscle-guide.info/pectoralisminor.html" target="_blank" rel="noopener">小胸筋</a>、<a href="http://muscle-guide.info/serratusanterior.html" target="_blank" rel="noopener">前鋸筋</a>、<a href="http://muscle-guide.info/trapezius.html" target="_blank" rel="noopener">僧帽筋</a>、<a href="http://muscle-guide.info/rhomboidmajor.html" target="_blank" rel="noopener">大菱形筋</a>、<a href="http://muscle-guide.info/rhomboidminor.html" target="_blank" rel="noopener">小菱形筋</a></p>
<h3 class="news_headline2">主に構成する関節</h3>
<p><a href="https://balance-conditioning.net/glenohumeral_joint/">肩甲上腕関節(肩関節)</a>、<a href="https://balance-conditioning.net/acromioclavicular_joint/">肩鎖関節</a>、<a href="https://balance-conditioning.net/scapulothoracic_joint/">肩甲胸郭関節</a></p>
<h3 class="news_headline2">主な傷害</h3>
<p>肩甲骨周辺の筋肉のこわばりとそれに伴う痛み(肩こり)、巻き肩、肩甲骨骨折など</p>
<h3 class="news_headline2">肩甲骨は「肩の動きと肩こりのカギ」｜動かすことが大切</h3>
<p>肩甲骨は、背中の上部にある三角形の骨で、「肩を自由に動かす」ことと、「肩こりを防ぐ」ことの、両方に深く関わる、とても重要な骨です。その特徴を知ると、肩のケアのポイントが見えてきます。</p>
<p>肩甲骨の最大の特徴は、骨で胴体とつながっておらず、まわりの筋肉によって、いわば「宙づり」のように支えられている点です。このおかげで、肩甲骨は、上下・左右・回転と、非常に自由に動くことができ、その自由な動きがあるからこそ、私たちは腕を頭の上まで大きく上げられます(肩甲上腕リズム)。逆に言えば、肩甲骨が筋肉のこわばりで動かなくなると、腕が上がりにくくなったり、肩関節に余計な負担がかかったりするのです。</p>
<p>また、肩甲骨は「肩こり」とも深く関わります。デスクワークやスマホで、長時間、腕を前に出した姿勢が続くと、肩甲骨が外側に開いて「巻き肩」になり、肩甲骨を支える筋肉(僧帽筋・菱形筋など)が引き伸ばされたまま緊張し続けて、こりや痛みを生みます。これを防ぐには、肩甲骨を意識して動かすことが何より効果的です。(1)肩を大きく回す、(2)左右の肩甲骨を背骨に寄せるように胸を張る、(3)デスクワークの合間に肩甲骨を上下・前後に動かす、といった「肩甲骨を動かす習慣」が、肩こりの予防・改善に役立ちます。なお、強くぶつけたあとの肩甲骨の痛みや、安静にしても引かない背中の痛みがある場合は、骨折や別の原因のこともあるため、整形外科に相談しましょう。</p>
<h2 class="news_headline2">まとめ</h2>
<p>肩甲骨は、背中にある三角形の扁平骨で、肩関節・肩鎖関節・肩甲胸郭関節を構成します。骨で胴体とつながらず筋肉で支えられているため自由に動き、肩関節と連動して腕を大きく上げる(肩甲上腕リズム)役割を担います。動きが悪くなると、肩こりや巻き肩、腕の上げにくさを招くため、肩甲骨を動かす習慣が大切です。強い痛みが続く場合は整形外科に相談しましょう。</p>
<h2 class="news_headline2">参考文献・出典</h2>
<p>・日本整形外科学会<a href="https://www.joa.or.jp/" target="_blank" rel="noopener">https://www.joa.or.jp/</a></p>
<p>・厚生労働省 e-ヘルスネット<a href="https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/" target="_blank" rel="noopener">https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/</a></p>
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		<title>上腕骨（じょうわんこつ）｜二の腕の骨のしくみ・肩関節と肘関節、ローテーターカフを徹底解説</title>
		<link>https://balance-conditioning.net/humerus/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[編集長]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 05 Jan 2017 02:56:26 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[上肢の骨と関節]]></category>
		<category><![CDATA[骨格]]></category>
		<category><![CDATA[大胸筋]]></category>
		<category><![CDATA[長掌筋]]></category>
		<category><![CDATA[小円筋]]></category>
		<category><![CDATA[尺側手根伸筋]]></category>
		<category><![CDATA[広背筋]]></category>
		<category><![CDATA[棘上筋]]></category>
		<category><![CDATA[三角筋]]></category>
		<category><![CDATA[棘下筋]]></category>
		<category><![CDATA[上腕三頭筋]]></category>
		<category><![CDATA[橈側手根屈筋]]></category>
		<category><![CDATA[上腕筋]]></category>
		<category><![CDATA[烏口腕筋]]></category>
		<category><![CDATA[円回内筋]]></category>
		<category><![CDATA[肘筋]]></category>
		<category><![CDATA[回外筋]]></category>
		<category><![CDATA[肩甲下筋]]></category>
		<category><![CDATA[大円筋]]></category>
		<category><![CDATA[腕橈骨筋]]></category>
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					<description><![CDATA[上腕骨(じょうわんこつ) 英語名称 humerus（ヒューメラス） 解説 上腕骨（じょうわんこつ）は、二の腕にある骨で、上肢を構成する骨の中で最も大きく長い、長管骨（ちょうかんこつ）です。長管骨は、ときに単に『長骨（ちょ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<h1>上腕骨(じょうわんこつ)</h1>
<h3 class="news_headline2">英語名称</h3>
<p>humerus（ヒューメラス）</p>
<h3 class="news_headline2">解説</h3>
<p>上腕骨（じょうわんこつ）は、二の腕にある骨で、上肢を構成する骨の中で最も大きく長い、長管骨（ちょうかんこつ）です。長管骨は、ときに単に『長骨（ちょうこつ）』と呼ばれることもあります。</p>
<p>長管骨の中央部は『骨幹（こっかん）部』と呼ばれ、両端の膨らんでいる部分は『骨端（こったん）部』と呼ばれます。その内部には『髄腔』（ずいくう）と呼ばれる空洞があり、この中には、血液をつくる骨髄があります。</p>
<p>上腕骨の近位端（肩に近い側）では、上腕骨頭が肩甲骨の関節窩とはまり合って、肩甲上腕関節（肩関節）を構成しています。一方、上腕骨の遠位端（肘に近い側）では、尺骨・橈骨との間で肘関節（腕尺関節・腕橈関節）を構成しています。</p>
<p>肩甲上腕関節は、肩甲骨の関節窩に上腕骨頭がはまり込むように構成されているのですが、肩甲骨の関節窩は、股関節の受け皿（寛骨臼）と比べてとても浅く、それに対して上腕骨頭が大きいため、関節の結合がゆるく、脱臼しやすい場所として知られています。そのぶん、肩は大きく自由に動かせる反面、安定性に欠けるのです。</p>
<p>このため、靭帯だけで肩甲上腕関節の安定を図るには限界があり、インナーマッスルであるローテーターカフ（回旋筋腱板）を、日頃から良い状態に保つことが大切です。ローテーターカフは、<a href="http://muscle-guide.info/supraspinatus.html" target="_blank" rel="noopener">棘上筋</a>・<a href="http://muscle-guide.info/infraspinatus.html" target="_blank" rel="noopener">棘下筋</a>・<a href="http://muscle-guide.info/subscapularis.html" target="_blank" rel="noopener">肩甲下筋</a>・<a href="http://muscle-guide.info/teresminor.html" target="_blank" rel="noopener">小円筋</a>の総称で、これらの筋群が、上腕骨頭を肩甲骨の関節窩に引き寄せて、肩甲上腕関節の安定を補助しています。</p>
<p>また、肩甲上腕関節と肘関節は、スポーツで故障することが多い場所としても知られています。特に、使いすぎ（オーバーユース）で起こる野球肩やテニス肘は有名です。</p>
<h3 class="news_headline2">主に起始する筋肉</h3>
<p><a href="http://muscle-guide.info/triceps.html" target="_blank" rel="noopener">上腕三頭筋</a>、<a href="http://muscle-guide.info/brachialis.html" target="_blank" rel="noopener">上腕筋</a>、<a href="http://muscle-guide.info/brachioradialis.html" target="_blank" rel="noopener">腕橈骨筋</a>、<a href="http://muscle-guide.info/anconeus.html" target="_blank" rel="noopener">肘筋</a>、<a href="http://muscle-guide.info/pronatorteres.html" target="_blank" rel="noopener">円回内筋</a>、<a href="http://muscle-guide.info/supinator.html" target="_blank" rel="noopener">回外筋</a>、<a href="http://muscle-guide.info/flexorcarpiradialis.html" target="_blank" rel="noopener">橈側手根屈筋</a>、<a href="http://muscle-guide.info/palmarislongus.html" target="_blank" rel="noopener">長掌筋</a>、<a href="http://muscle-guide.info/extensorcarpiulnaris.html" target="_blank" rel="noopener">尺側手根伸筋</a>など</p>
<h3 class="news_headline2">主に停止する筋肉</h3>
<p><a href="http://muscle-guide.info/deltoideus.html" target="_blank" rel="noopener">三角筋</a>、<a href="http://muscle-guide.info/pectoralismajor.html" target="_blank" rel="noopener">大胸筋</a>、<a href="http://muscle-guide.info/latissimusdorsi.html" target="_blank" rel="noopener">広背筋</a>、<a href="http://muscle-guide.info/teresmajor.html" target="_blank" rel="noopener">大円筋</a>、<a href="http://muscle-guide.info/teresminor.html" target="_blank" rel="noopener">小円筋</a>、<a href="http://muscle-guide.info/supraspinatus.html" target="_blank" rel="noopener">棘上筋</a>、<a href="http://muscle-guide.info/infraspinatus.html" target="_blank" rel="noopener">棘下筋</a>、<a href="http://muscle-guide.info/coracobrachialis.html" target="_blank" rel="noopener">烏口腕筋</a>、<a href="http://muscle-guide.info/subscapularis.html" target="_blank" rel="noopener">肩甲下筋</a></p>
<h3 class="news_headline2">主に構成する関節</h3>
<p><a href="https://balance-conditioning.net/glenohumeral_joint/">肩甲上腕関節</a>（肩関節）、<a href="https://balance-conditioning.net/elbow_joint/">肘関節</a>(腕尺関節・腕橈関節)</p>
<h3 class="news_headline2">主な傷害</h3>
<p>肩関節周囲炎、肩関節脱臼、上腕骨近位端骨折、野球肩、テニス肘など</p>
<h3 class="news_headline2">上腕骨は「よく動く肩」を支える骨｜安定のカギはローテーターカフ</h3>
<p>上腕骨は、二の腕の中心となる骨で、上端で「人体で最もよく動く関節」である肩関節を、下端で肘関節をつくる、腕の動きの土台となる骨です。特に肩との関わりを知ることが、肩のトラブル予防のカギになります。</p>
<p>肩関節(肩甲上腕関節)は、上腕骨頭という大きな「ボール」が、肩甲骨の浅い「受け皿」に乗っているような構造です。受け皿が浅いおかげで、腕をあらゆる方向に大きく動かせる一方、構造的には不安定で、外れやすい(脱臼しやすい)という弱点があります。この不安定な肩を、影で支えているのが、ローテーターカフ(回旋筋腱板)という4つのインナーマッスルです。これらが、上腕骨頭を受け皿にしっかり引き寄せ、肩を安定させているのです。だからこそ、ローテーターカフが衰えたり傷ついたりすると、肩が不安定になり、五十肩(肩関節周囲炎)、腱板損傷、インピンジメント症候群といった肩のトラブルにつながります。</p>
<p>肩を健康に保つには、(1)ローテーターカフを意識した軽い負荷のトレーニング(チューブを使った内・外旋運動など)を行う、(2)猫背・巻き肩を避け、肩甲骨が正しく動く姿勢を保つ、(3)投球などの繰り返し動作の前後にストレッチを行い、使いすぎを避ける、ことが効果的です。また、転倒して手や肘をつくと、上腕骨の上端(上腕骨近位端骨折)が、特に高齢者では折れやすいので注意が必要です。肩や二の腕の強い痛み、腕が上がらない、しびれを伴う場合は、自己判断せず整形外科を受診しましょう。</p>
<h2 class="news_headline2">まとめ</h2>
<p>上腕骨は、二の腕にある上肢最大の長管骨で、上端で肩関節、下端で肘関節を構成します。肩関節は、浅い受け皿に大きな骨頭が乗る構造でよく動く反面、外れやすく、ローテーターカフ(回旋筋腱板)が安定を支えています。野球肩やテニス肘、五十肩、高齢者の上腕骨近位端骨折などが起こりやすい骨です。肩や腕の強い痛み・しびれが続く場合は、整形外科を受診しましょう。</p>
<h2 class="news_headline2">参考文献・出典</h2>
<p>・日本整形外科学会<a href="https://www.joa.or.jp/" target="_blank" rel="noopener">https://www.joa.or.jp/</a></p>
<p>・厚生労働省 e-ヘルスネット<a href="https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/" target="_blank" rel="noopener">https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/</a></p>
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