橈骨(とうこつ)

英語名称

radius(レイディアス)

解説

橈骨は左右の前腕部に1本ずつ存在しており、尺骨とともに前腕構造を構成する骨であり、前腕部の親指側にある長い骨です。
分類上、橈骨は髄腔の存在する管状骨(かんじょうこつ)、すなわち長管骨(あるいは単に長骨と呼ぶ)に分類されます。

橈骨の近位端(身体から一番近い部分)では上腕骨と肘関節(腕撓関節)を構成し、尺骨と上橈尺関節(じょうとうしゃくかんせつ)を構成します。
橈骨の遠位端(身体から一番遠い部分)では近位列の手根骨と橈骨手根関節(手関節)を構成し、平行する尺骨と下橈尺関節(かとうしゃくかんせつ)を構成している。
橈骨は肘関節においては補助的な役割を果たし、手関節においては主軸的な役割を果たしています。

主に起始する筋肉

浅指屈筋長母指屈筋短母指屈筋長母指外転筋

主に停止する筋肉

上腕二頭筋腕橈骨筋円回内筋回外筋方形回内筋

主に構成する関節

橈骨遠位端骨折






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当サイトの編集長の佐藤伸一(さとうしんいち)です。
都内でトレーナーとして約20年活動し、その後、カイロプラクターとして約10年活動していました。
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