環椎後頭関節(かんついこうとうかんせつ)

環椎後頭関節(かんついこうとうかんせつ)

英語名称

atlanto occipital joint(アトラント オクスィピタル ジョイント)

関節の分類

楕円関節(だえんかんせつ)

解説

脊柱を構成する骨格の最初の関節は、頭蓋の後頭骨の後頭顆とC1の上関節窩にある環椎後頭関節(かんついこうとうかんせつ)で、ここでは頚椎(首)の屈曲と伸展、側屈が主に行われます。

関節の種類としては楕円関節に極めて近い関節です。
環椎後頭関節(かんついこうとうかんせつ)は頭部と脊柱をつなぐ唯一の関節で、主に前方の前環椎後頭膜(ぜんかんついこうとうまく)とその外側にある後環椎後頭膜(こうかんついこうとうまく)が環椎後頭関節を補強しています。
2つの膜は多量の弾性線維を交えた膠原組織束からなっている.
また、環椎後頭関節の安定性においては前頭直筋も補助します。
頭部の回旋動作では環椎後頭関節(かんついこうとうかんせつ)は動かず、軸椎の上で環椎と後頭骨が一体となって動きます。
環椎後頭関節(かんついこうとうかんせつ)は第1頭関節とも呼ばれます。
因みに環軸関節は第2頭関節と呼ばれます。

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当サイトの編集長の佐藤伸一(さとうしんいち)です。
都内でトレーナーとして約20年活動し、その後、カイロプラクターとして約10年活動していました。
現在はフリーランスで活動していて主に健康や運動に関する情報を発信しています。

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