距腿関節(きょたいかんせつ)

距腿関節(きょたいかんせつ)

英語名称

ankle joint(アンクル・ジョイント)

関節の分類

蝶番関節(ちょうつがいかんせつ)

解説

距腿関節は一般に足関節(そっかんせつ)として知られています。
脛骨、腓骨、距骨(きょこつ)からなる蝶番関節の一つです。

脛骨下端の下関節面と内果関節面と腓骨の外果関節面とが関節窩となり、距骨の距骨滑車が関節頭として連結します。
足関節の動きは底屈(ていくつ)、背屈(ていくつ)が主で、どちらかというと背屈よりも底屈の動きに大きく貢献しますが、構造的に内反や外反といった動作の貢献度は低く、形状的には1軸性関節に近い関節です。
距腿関節を構成する脛骨、腓骨、距骨はそれぞれ、三角靱帯、前距腓靭帯(ぜんきょひじんたい)、踵腓靭帯(しょうひじんたい)、後距腓靭帯(こうきょひじんたい)などの複数の短い靭帯で繋がっています。
内側は三角靭帯で距腿関節の内側側副靱帯として働き、前距腓靱帯、後距腓靱帯、踵腓靱帯は距腿関節の外側側副靱帯として働いています。
距腿関節は膝関節と同じ滑膜性(かつまくせい)の関節で、関節包内は滑液で満たされ関節を保護しています。

関節の動き

底屈-背屈

  • 底屈:

腓腹筋ヒラメ筋

  • 背屈:

前脛骨筋

関節の傷害

足関節捻挫






運営者情報


当サイトの編集長の佐藤伸一(さとうしんいち)です。
都内でトレーナーとして約20年活動し、その後、カイロプラクターとして約10年活動していました。
現在はフリーランスで活動していて主に健康や運動に関する情報を発信しています。

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